暮らし術 sesoko-1200x447_3

こんにちは。沖縄在住の編集者でセソコマサユキと申します。僕が「なぜ」移住をし、「どうやって」沖縄で暮らしているか、そんなことを紹介する当コラム。3回目では、「移住」をしたあと、どのように沖縄での暮らしをスタートさせたか、というあたりのお話をしたいと思います。

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那覇での暮らしをスタート

そんなわけで、沖縄暮らしのスタートとなったのは「那覇」。県内では群を抜いて都会なエリアなので、コンビニもいたるところにあれば病院もあるし、生活で不便を感じることはほとんどありません。ゆいレールが利用できる圏内であれば、「国際通り」や「牧志公設市場」、「首里城」などの沖縄らしい観光地にも気軽に足を運べるし、さらに那覇空港へのアクセスが良いのも本当に便利でした。
自転車があればわりと色々なところに行き来できるのですが、夏の暑さと思った以上に坂が多いこともあってか、自転車を使っている人はあまり見かけませんでした。沖縄は塩害もあって車の消耗が激しいという噂を耳にしていたので、ひとまず実家から払い下げてもらった軽自動車を持って来ることにしていました。
ただ、諸事情あって到着するまで1ヶ月ほどは車なしの生活。もちろんバスもあるのですが、那覇を出る場合には、車がないと不便でした。それと、那覇市内には「波の上ビーチ」という人口のビーチがひとつあるきりなのも、せっかく沖縄で暮らしているのに、、という、ちょっと寂しいポイントではありました。

ふと出会う風景のひとつひとつが、なんだか新鮮でした。

ふと出会う風景のひとつひとつが、なんだか新鮮でした。

そんなこんなで移住直後は、スーパーで買い物しては島豆腐や沖縄らしい食材に興味を持ったり、暑さや湿気を体感したり(7月に移住したのでかなり強烈でした)、沖縄の台風の凄さにびっくりしたりしながら、それを楽しむように暮らしていました。

 

暮らしながら、旅をする日々

さて川崎の港から那覇の港まで車をフェリーで運び、それが到着してからは、文字通り旅をするように、行ってみたかったお店や場所にせっせと出かけました。観光地はもちろん、ガイドブックにはあまり載らないような場所まで、自分の興味が赴くままに。その中での自分にとっての大きな発見が、自分好みのお店が多かったこと。
個人で経営していて、お金はあまりかけられないけれど、あるもので工夫して自分達らしい空間やサービスを提供しているカフェやパン屋、宿などです。
都会的な洗練された感じはないけれど、とてもあたたかみがあって好感が持てました。自分が好きになれるお店がある、というのは、暮らしをしていくなかで実はとても大切なことのような気がしています。また、「家族との時間を持つために定休日を日曜日にしている」とか、「子供の運動会があるので臨時休業」とか、仕事だけではなく、家族や暮らしを大切にしている感じが伝わって来るのも、なんだか好感が持てました。地域性というのはまさにこういう細部にあって、日曜定休や臨時休業を不便と感じるなら、それはきっとその地域と自分の性分が合わない、ということなんだろうとさえ思います。

今帰仁村にあるカフェ「こくう」も大好きになったお店の一つ。地産の野菜がおいしい

今帰仁村にあるカフェ「こくう」も大好きになったお店の一つ。地産の野菜がおいしい。

今帰仁村にあるカフェ「こくう」も大好きになったお店の一つ。地産の野菜がおいしい。

もうひとつはお店のオーナーさんとの距離が近いこと。人当たりの良い人が多く、たいてい夫婦や少ないスタッフで経営していることもあって、気さくに会話を楽しむことができます。そこでお勧めを聞いてよりディープな情報にであったり、友人になったりして交友関係や見聞が広がっていくのは、移住後の楽しみのひとつでした。

 

改めて、那覇を拠点に物件探しをスタート

「外人住宅」とひとくちにいっても、さまざまなタイプがあります

「外人住宅」とひとくちにいっても、さまざまなタイプがあります

そうやって島内をあちこち行ったり来たりしていると、少しずつ「土地勘」というものが付いてきます。たとえば、距離感。仕事で那覇に行き来することが多いなら、北部はやっぱり遠いよね、とか、宜野湾ぐらいまでがいいかな、という感覚。ほかに、北谷は若者と外国人が多いイメージ、北中城には外人住宅のおしゃれなカフェが多くて、読谷や今帰仁にも移住者が多い、など。。
そんななかで、お店もできたらいいな、と考えていた僕たち夫婦は、「外人住宅」に狙いを定めて物件探しをすることにしました。比較的状態が良く、海が見えて、庭に木があるような。
各地の不動産屋さんを巡ったり、外人住宅というのは基地のそばに集中しているので、その辺りを訪れて空き家がないか歩いて回ったり。他には不動産情報サイトを毎朝チェックしていました。

一般的な「外人住宅」の内装。シンプルだからこそ、アレンジしやすいのが人気の理由。

一般的な「外人住宅」の内装。シンプルだからこそ、アレンジしやすいのが人気の理由。

本格的に探し始めて1年ちかくが過ぎようとしていたある日、その日もよく使われている不動産情報サイトをチェック、あたらしい物件情報が掲載されていたので内覧を申し込んだところ、すでに先約が。またダメか、と思っていると、不動産屋さんが「まだクリーニングも終わっていないので、サイトに情報を公開していない物件があるんですが、みますか?」と。早速見に行ってみると、ほんの少しだけど海が見えて、赤い花の咲く木があって、建物も(一見したところでは)比較的状態が良さそう。
出会ったのが、いま自分たちが暮らす家なのでした。

ようやく出会えた我が家。那覇に近いけれど、自然豊かなのも魅力。

ようやく出会えた我が家。那覇に近いけれど、自然豊かなのも魅力。

 

海沿いのカフェにて

さて、いつものように最後は少し話をかえて、最近お気に入りのカフェを紹介したいと思います。沖縄に来たばかりの頃も、すぐに綺麗な海が見える場所に行けたり、そういう場所でのんびりできるお店があったりすることに感動したものです。
最近、北谷町美浜の海沿いのエリアにおしゃれでクオリティの高いお店が増えています。海を眺めながらのおいしいコーヒー。Wi-Fiフリーのお店も多いので、仕事もできちゃいます。自宅を事務所にしている自分にとっては、こういったお店は気分転換にもなるし、とても重宝するのです。
と、いうわけで、次回は仕事について少しお話ししてみようと思います。

北谷町にある「ZHYVAGO COFFEE WORKS」は、海を目の前にした最高のロケーション。

北谷町にある「ZHYVAGO COFFEE WORKS」は、海を目の前にした最高のロケーション。

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※本記事は、セソコマサユキ氏の知識と経験にもとづくもので、わかりやすく丁寧なご説明を心がけておりますが、内容について東急リゾートが保証するものではございません。
※本記事の情報は、公開当時のものです。以降に内容が変更される場合があります。
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