皆さんこんにちは、別荘コンシェルジュの村瀬です。
避暑地としての別荘をお探しの方へ、「軽井沢」と「蓼科」を比較しながらご紹介します。
長野県にあるこの2つのエリアは著名な避暑地になりますので、別荘探しの候補地としてお考えの方も多いのではないでしょうか?
今回の記事ではこの2エリアの比較を通して、エリア選び、物件選びのポイントもご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
エリア環境の違い
軽井沢 | 蓼科 | |
標高 | 約900m~1,000m | 約1,200m~1,600m |
夏季の気温 | 11.8℃~22.5℃ | 13.4℃~23.7℃ |
東京からのアクセス | 車/約120分 電車/約65分 | 車/約168分 電車/約120分 |
※1 気温に関しては2018年~2022年の5月~8月の気温を気象庁のデータを取得しました。
※2 東京からのアクセスについては軽井沢は、練馬IC~碓氷軽井沢ICと東京駅~軽井沢駅を、蓼科は高井戸IC~諏訪ICと新宿駅~茅野駅の移動時間を表示しています。
軽井沢も蓼科も、避暑地とあって夏場の最高気温は25℃にも届きません。最低気温は10℃台前半になるので日や時間帯によっては羽織れるものが必要になります。
また、軽井沢は湿度が高いですが、気温は低いため東京のような「ジメジメ」した感じはありません。
蓼科はより標高が高いため日射が強く軽井沢よりも気温は高めですが、湿度は低いので日陰に入ればすぐに汗も引いてくれます。
東京からのアクセスを考えると、軽井沢は新幹線が利用できるため、公共交通機関を利用する際には便利です。
このアクセスの良さからアウトレットもある駅周辺を中心に、トップシーズンは観光地としてもにぎやかで、利便性も高いのが特長です。
一方蓼科は車でも電車でもプラス1時間。
軽井沢と比べると距離がありますが、八ケ岳や南アルプス・中央アルプスといった山々のダイナミックな眺め、蓼科湖・白樺湖・諏訪湖といった豊かな自然が楽しめる閑静な別荘地です。
どちらも避暑地としての魅力は十分なので、どちらかを選ぶとしたら、「どのように過ごしたいか」がポイントになります。
利便性を重視するのか、静かな環境を求めているかなど、リゾートライフへのイメージをお持ちになられると、エリア選びもスムーズになります。
販売物件の特徴
ここからは軽井沢と蓼科の「東急リゾートタウン蓼科」の販売中物件から、それぞれどのような物件があるのかを見ていきます。
軽井沢の販売中一戸建物件はこちら
軽井沢の販売中マンション物件はこちら
蓼科の販売中一戸建て物件はこちら
蓼科の販売中マンション物件はこちら
軽井沢は木々に囲まれたフラットな土地の物件が多く、一方で、蓼科は八ケ岳を中心とした山の眺めを楽しめる物件が多くあります。
これは、軽井沢の別荘地は平坦面が続く高原を中心に広がっており、対して蓼科は山の眺めが楽しめる方角を向いた斜面に、別荘地が広がっているためです。
先にお話ししたアクセス面や別荘地自体の雰囲気、こちらでご説明した価格や物件周りの雰囲気や眺めなど、二つのエリアは異なる特徴を持っておりますので、どのポイントを重視するのか、がエリア選びのポイントとなります。
ここからは、もう少し詳しくそれぞれのエリアの特徴を見ていきましょう。
軽井沢エリアの特徴と物件選びのポイント
軽井沢は一戸建て、マンションともにエリアによって相場が大きく異なります。
そのため、ご予算に合わせて、ある程度エリアを絞って物件を探すのがおすすめです。
一戸建てであれば、「旧軽井沢」、「南ヶ丘・南原」と言った別荘地が、マンションであれば軽井沢駅からアクセスのよいものが人気で、相場ももっとも高くなります。
新幹線も利用ができ、軽井沢駅前や旧軽井沢銀座といったお買い物なども楽しめるエリアを散策でき、「軽井沢らしい」雰囲気も堪能できる点が魅力です。
この辺りで物件をお探しの方は、頻繁にHPをチェックしておくこと、可能であれば事前に不動産業者に諸条件をお伝えしておくことがよいでしょう。
購入を希望されるお客様が多いだけに、条件のよいものはHPに出てすぐに、あるいは出る前に売れてしまうことがあるのが実情です。
居住部分や敷地の広さ、築年数といった価格に反映されやすい要素を優先したいという方は、すこし駅から離れたエリアで物件を探した方が選択肢は広がります。
中軽井沢エリアはスーパーの「ツルヤ」さんや軽井沢病院、風越公園等が利用しやすくおすすめです。
また、もう少し予算を押さえたい方や、将来的な移住も含めて検討される方は、軽井沢の西側にある「追分」や「西軽井沢」といったエリアもおすすめです。価格の面でも魅力がありますし、軽井沢の混みあいをさけて佐久方面から高速道路に出ることもでき、お出かけやお買物に便利です。
蓼科エリアの特徴と物件選びのポイント
蓼科エリアでは「東急リゾートタウン蓼科」を中心に取り扱っています。
ゴルフ場やスキー場、温泉、ホテルなどとともに開発された複合リゾートで、一戸建ての区画とマンションの部屋数で2000戸を超える大型の別荘地です。
一戸建ての場合は、八ケ岳を中心とした山の眺めが楽しめるものや、平坦地の物件が需要があります。
建物の前面が傾斜になっている方が眺めを取りやすいため、「眺めが良くて、土地が平坦」といった物件は少ないので、どちらを優先するかはあらかじめ決めておいた方がよいでしょう。
マンションの場合は、アプローチがフラットで眺めも良いという物件も、一戸建てと比べると多いです。
プライベート感の高い一戸建てにするか、気軽に使えるマンションにするかは、利用方法によってお選びになられるのが良いでしょう。例えば「別荘に友人を呼んで、敷地でバーベキューを楽しみたい」なら一戸建て、「そこを拠点に様々な場所に遊びに行きたい」なら気軽に使えるマンションがおすすめです。
両方に共通することとしては、築年数の浅い物件は多くないということです。
そのため、リフォームを想定してご予算に含めておくと、購入後に備えられます。
とはいえ物件よって状況は異なりますので、気に入った物件は担当者にリフォームの必要性も含めてご相談されたほうが良いでしょう。
あるいはリフォームされた物件を選ぶという方法もおすすめです。
徒歩でも利用しやすい利便性を重視するのか、あるいは別荘からの眺めを重視するのかなどの優先順位を決めておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は同じ長野県の避暑地である「軽井沢」と「蓼科」の特徴をご紹介しながら、物件選びのポイントについてもお話させて頂きました。
「避暑・避寒」、「山(高原)・海」などの大きな条件でエリアをピックアップし、それぞれの環境を把握されたうえで、希望条件に合う物件を見逃さない、ということができれば理想のリゾートライフの実現にぐっと近づきます。
なかなか条件や優先順位を決めるのが難しい、という方は別荘コンシェルジュまでご相談ください。