東急ハーヴェストクラブは、会員様だけでなくそのお連れ様はもちろん、宿泊ご利用券をプレゼントされた方もご利用いただけます。そうして東急ハーヴェストクラブをご利用になった方の中から、「自分も入会を検討してみたい」とご相談を承る場合も少なくありません。
今回は、とあるご夫婦をモデルケースに、いただいたご相談に対して東急ハーヴェストクラブの販売を行っている東急リゾート(株)ならどのようなご提案をするか、また、ご検討時ならではのお金に関する疑問・質問にどうお答えするかについて取り上げます。
東急ハーヴェストクラブをご検討中のモデルケース
今回、モデルケースとして登場するのは、都内在住でまもなく還暦を迎えられるH様ご夫婦です。
これまでは旅行を楽しむ機会はそれほど多くはなかったものの、「最近は旅行できる機会が増えた」というH様。
さらに詳しくお話しを伺うと、ご夫婦には2人のお子様がいらっしゃることがわかりました。どちらもすでに独立されており、あたたかくも賑やかな家庭を築いているとのこと。おひとりはH様ご夫婦と“スープが冷めない距離”に、もうおひとりは車で1時間程度の距離にお住まいで、どちらにも小学校と幼稚園に通うお孫様がいらっしゃいます。
連休やお祝い事などにはお互いの家を行き来したり、食事に出かけたり、仲良くお過ごしになっているご家族が東急ハーヴェストクラブを検討するきっかけになったのは、ある連休のこと。
家族ぐるみで親しくしているご友人の招待で東急ハーヴェストクラブを利用した帰り道、「孫達もお利口にリゾートでの時間を楽しめていたようだし、子ども達にとってはいい息抜きになったみたい。自分たちが入会すればもっと気軽にリゾートライフを楽しめるのではないか」という話になった、ということです。
何度かの家族会議を経て、次の3つの希望を叶える東急ハーヴェストクラブの施設はないか、と個別相談会にいらっしゃいました。
【H様ご一家のご希望】
・お孫様を含めた三世代、3家族での家族旅行をメインに利用したい
・H様が勇退したあかつきには「夫婦でゆっくりと各地を旅行したい」という夢を叶えるべく、その拠点に東急ハーヴェストクラブを利用したい
・子ども達はH様ご夫婦とだけでなく、「それぞれの義両親を招いてリゾートライフを楽しみたい」と考えている
東急ハーヴェストクラブからのご提案
上述のH様ご一家のご希望に対し、東急ハーヴェストクラブの営業スタッフは、都内から交通の便がよい箱根エリアをご提案しました。
箱根には2024年10月現在、新規販売物件の共有制である「VIALA箱根湖悠」、預託制の「RESERVE箱根明神平」、仲介物件の共有制である「VIALA箱根翡翠」「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」と4施設がございます。
以下、それぞれの施設の特徴をご紹介いたしましょう。
2024年10月23日開業の共有制施設「VIALA箱根湖悠」
2024年10月23日開業の「VIALA箱根湖悠」は、箱根エリアを気軽に楽しみ、芦ノ湖に寄り添う元箱根の地でのんびりと憩うことができる施設。敷地の随所から芦ノ湖の雄大さを目の当たりにでき、ゆっくりとお寛ぎいただけます。
リニューアルして楽しみ方がさらに充実した預託制の施設「RESERVE箱根明神平」
「RESERVE箱根明神平」は、多くの皆様から愛された「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」からリニューアルした施設。身も心も自然とひとつになるようなひとときが過ごせる「この地ならでは」の体験を満喫していただけます。
大人がくつろぎ、英気を養うためにふさわしい施設「VIALA箱根翡翠」
「VIALA箱根翡翠」は、VIALAシリーズの第一弾として誕生した施設。箱根外輪山の景勝を望む清流「早川」のほとり、約3000坪という広大な敷地に、池を囲むように佇んだ「もてなしを極めた、大人たちのリゾート」と高い人気を誇っています。
三世代が楽しめる湯のリゾート「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」
「VIALA箱根翡翠」に隣接して建つ「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」は、箱根の自然に抱かれた心遊ばせる湯のリゾート。充実した共用施設とバリエーション豊かな客室、夏季限定の庭園プールなど、三世代のご利用にもおすすめです。
2024年10月現在「VIALA箱根翡翠」、「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」は東急不動産からの新規販売がすでに完売しているため、今の会員様との売買取引にてご案内する仲介物件となっております。
こうしてご案内したところ、H様から施設や利用方法に関する様々なご質問のあとに、3つの「気になるお金の話」についても質問をいただきました。
新規物件と仲介物件でかかる費用は変わる?
【気になるお金のはなしQ&A その1】
1つ目のご質問は、「たとえば『VIALA箱根湖悠』や『RESERVE箱根明神平』のような新規物件と、『VIALA箱根翡翠』や『東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園』のような仲介物件とでは購入時の費用面でどんな違いがあるのか?」というものです。
<物件購入時に必要な費用>
新規物件=募集価額+諸費用
仲介物件=取引価格+諸費用
まず、物件自体の価格(新規物件募集価額、仲介は取引価格と表記)は、施設ごとに異なります。それに加え、新規物件と仲介物件では次のように必要となる諸費用が異なります。
ここで注目したいのが「諸費用」です。その内容は次のように異なります。
<諸費用の内容>
<新規>共有制物件 | <新規>預託制物件 | <仲介>共有制物件 | <仲介>預託制物件 |
契約書印紙代 | 契約書印紙代 | 契約書印紙代 | 契約書印紙代 |
ー | ー | 仲介手数料 | 仲介手数料 |
所有権移転登記費用 | ー | 所有権移転登記費用 | ー |
ー | ー | 名義書換料 | 名義書換料 |
※預託制物件の預託金は無利息無配当にて、会員権満了時に返還されます。
※新規共有制物件と仲介共有制物件には不動産取得税が一度だけかかります。
仲介物件は手数料と名義書換料がかかります。仲介手数料は物件の価格によって決まります。
共有制は会員権利金、土地権利金、建物代金に対しての約定報酬額+会員権仲介事務手数料10万円+消費税、預託制は取引価格×5%+消費税となります。
名義書換料は共有制は132,000円、預託制は275,000円と一律です。
ランニングコストも物件によって違う?
【気になるお金のはなしQ&A その2】
次にご質問いただいたのは、ランニングコストについてです。
大別すると、共有制物件の場合は【年会費+固定資産税+営繕充当金】が、預託制物件の場合は【年会費のみ】が、必要となります。
<ランニングコストの内訳>
共有制物件 | 預託制物件 |
年会費(または管理費) | 年会費 |
固定資産税(公租公課負担金) | ー |
営繕充当金 | ー |
営繕積立金* | ー |
*施設によって該当がない場合もあります。 |
上の表にお示しした「営繕充当金」とは、建物の計画修繕のための積立金のことを指しています。各施設ともに開業15年後以降は5年に1度のタイミングで修繕費用を積立て、必要な修繕を行うことで建物の資産価値の保全を図っております。
関連記事:気持ちよくご利用いただけるよう様々な修繕をしています〜事例で見る東急ハーヴェストクラブの営繕充当金の使い方〜
たとえば、共有制物件である「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」のランニングコストはこちらから、預託制物件の「RESERVE京都東山」の年間のランニングコストはこちらから、それぞれ具体的な金額をご覧いただけます。ご参考までに、一度ぜひチェックしてみてください。
ライフステージの変化で売却したい、他の施設をホームグランドにしたいと思った場合は?
【気になるお金のはなしQ&A その3】
前述のようにお金についての疑問もクリアにしていったご夫婦。
最後に、入会後について、3つのご質問がありました。その内容をQ&A形式でご紹介します。
東急ハーヴェストクラブ入会後についてのQ&A「こんな場合はどうなるの?」にお答えします!
Q:ホームグラウンドを変えたくなった場合は?
A:お買替、お買増しのご提案をしています。
「住まいが変わったことで別の施設の方がアクセスしやすくなった」といったライフスタイルの変化や、全国の東急ハーヴェストクラブの施設を巡っているうちに「こちらの施設もお気に入りになった」あるいは「夫婦2人で利用するようになって、観光地へ出かけるよりもお部屋でのんびりくつろげるようVIALA施設をホームグラウンドにしたい」といったお好みの変化をきっかけに、ホームグラウンドの変更をご検討になるケースは少なくありません。
そうした場合、東急ハーヴェストクラブでは、「今の施設は気に入っているけれど、別の施設も諦められない」ということであれば「お買増し」をご提案したり、お手持ちのホームグラウンド施設は売却してご希望の施設をご購入いただく「お買替」のご提案もしております。
「どっちがいいだろう?」というお悩みも含めてお聞かせいただき、“今の気持ちにぴったりなホームグラウンド”で充実したリゾートライフをお過ごしいただけるようサポートいたします。
Q:将来的に手放すことはできる?
A:東急ハーヴェストクラブの流動性は高く、ご売却のお手伝いもしております。
今回モデルケースとしてご紹介したH様ご夫妻のような年代の方にとって、ご自宅のリフォームや大規模修繕、お子様やお孫様の人生の節目などのライフイベントを機に、大きな資金が必要になる場面も考えられます。
そうなると「リゾート会員権を一度手放して、手元にまとまった資金を確保したい」と思うこともあるかもしれません。このような場面を想定し、「希望通りに手放すことができるか、その手続きはどんなものか」をあらかじめ知っておくことは、リゾート会員権を選ぶ際にぜひ注目していただきたいポイントです。
東急リゾート(株)では、仲介取引のご案内をしており、2023年度の取扱実績は800件を超えています。
「共有制は不動産として売却するので手間がかかるのでは?」との声も聞こえてきそうですが、東急リゾートにて売買のお手伝いをさせていただくことで、買主様と対面することもなくご売却が可能です。なかには、郵送で完結する場合もあるほどなのでご安心ください。
関連記事:会員になるにはどうすればいい? 東急ハーヴェストクラブに入会するまで
Q:相続もできる?
A:東急ハーヴェストクラブの会員資格は、譲渡や相続も可能です。
ご検討中の方にお子様やお孫様がいらっしゃる場合、会員資格の譲渡や相続についてご質問をいただくこともございます。東急ハーヴェストクラブでは、会員資格の譲渡や相続もしていただくことができ、その際のお手続きについてのご相談も承っております(プレオーナーズを除く)。どうぞご安心ください。
人生100年時代と言われる今日、より多くのライフスタイルの変化を経験する可能性が考えられます。また、国内の名だたるリゾート地に広がる東急ハーヴェストクラブの施設を利用するうちに、今までご自身ですら気付かなかった好みを発見したり、心に響く体験をされることもあるでしょう。
そうした変化に応じて、東急ハーヴェストクラブでは会員様の理想のリゾートライフを叶えるお手伝いをしています。
さいごに
いかがでしたか?
東急ハーヴェストクラブへの入会に合わせて必要なお金について、なんとなくイメージが掴めた、と感じていただけたなら嬉しい限りです。
東急ハーヴェストクラブでは、利用方法や施設に関するご質問、「こういうリゾートライフを過ごしたい」といったご相談のほか、入会後のライフステージの変化に合わせたご相談も承っております。
ご興味を持って頂けましたらお一人おひとりに合わせた個別説明会を行っておりますので、ぜひお気軽にお越しください。