お役立ち情報 熱海伊豆山眺望テラス

近年、ホテルコンドミニアムやバケーションレンタル、サブスクリプションなど、様々なリゾートの楽しみ方を提案するサービスを目にする機会が増えています。このような“リゾート市場”の急速な多様化の背景には、国内旅行需要の高まりや多くの人々が日常における癒しの空間を求め自分らしく楽しむ方法を模索しているといったニーズがあるのだと推察されます。

その中で、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」は、長い歴史の中で会員様と培ってきた独自のスタイルと確かな信頼性で高いご支持をいただいています。本記事では、多様化するリゾート市場を概観し、「なぜ会員制リゾートホテル、とりわけ東急ハーヴェストクラブが長い歴史を持ち、人気を集めているのか」について、そのシステムの魅力を中心に解説いたします。

会員制リゾートホテルとは


まず、基礎知識を押さえておきましょう。
会員制リゾートホテルとは、リゾートホテルを共有しつつ、「会員権」という所有の形で利用するリゾートライフのあり方です。一般的な別荘との最大の違いは、建物や土地を個別所有するのではなく、施設を複数人で共有しながら、施設の運営・管理をすべて事業者が担う点にあります。

「別荘には憧れるけれど、お掃除や建物のメンテナンスなど大小さまざまな手間があると聞くし、自分には手が余りそう…」
「別荘という自分だけの好みの空間でリゾートを楽しめるのはいいけれど、いろんな場所に旅行に行きたい気持ちもあるし…」
「どこに別荘を構えるべきか、どんな別荘がいいか、悩んでしまっていつまでも結論が出ない」
など、ご利用者様の気持ちを汲み、煩雑な維持管理や手続きをできるだけなくして気軽に複数のリゾートを楽しむことが可能になるように考えて誕生したものだと言えます。

たとえば東急ハーヴェストクラブならどんなリゾートエリアを利用できる? 施設一覧はこちら

会員制リゾートホテルのひとつ、東急ハーヴェストクラブとは?


上述の会員制リゾートホテルの中でも「東急ハーヴェストクラブ」は、1988年(昭和63年)に開業した「東急ハーヴェストクラブ蓼科」から始まるリゾート会員制システムです。

各会員は「ホームグラウンド」となるメインの施設を持ちつつ、東急ハーヴェストクラブの他の施設も相互にご利用が可能。訪れたいリゾートエリアが決まればあとは「空室を見つけて予約するだけ」と、毎回ホテルを選ぶ手間から解放されるのもご入会のメリットのひとつに挙げられます。
また、契約後は年会費や宿泊ごとの利用料をお支払いいただきつつ、ご本人だけでなくご家族ご友人もオーナー同様お使いいただけるのも特長となっています。

東急ハーヴェストクラブ蓼科(外観)

(東急ハーヴェストクラブのはじまりの地「東急ハーヴェストクラブ蓼科」は今も多くの方に愛されています)

そのため、「思わぬお休みが取れたので、せっかくだから温泉に入って美味しいものを食べてリフレッシュしようか」と思い立ったが吉日、ご予約可能な施設があれば即予約をし、ふらりと施設を訪れて温泉やグルメなどゆったりとした時間を愉しむ、というのも東急ハーヴェストクラブ会員様ならではのリゾートライフの醍醐味です。

あるいは、「先日は家族や親戚と一緒に三世帯みんなが楽しめるあの施設を訪れたし、今週末は友人とお部屋でゆっくりおしゃべりするのにぴったりなあの施設へ。来月は森に囲まれた静かなあの施設で一人旅を楽しもう。そうそう、友人のお子さんのお祝いに宿泊利用券をプレゼントしよう!」というように、ご利用になる人数も旅のスタイルも柔軟にご利用いただけるのが東急ハーヴェストクラブ“らしい”利用法です。

他にも、「旅の目的地はないけど、どこか遠くに行きたいな」という時に東急ハーヴェストクラブの宿泊予約サイトを眺め、偶然見つけた空室に予約を入れて足を運び、国内リゾートの新たな魅力を見つけるといったツウで贅沢な愉しみ方もおすすめです。

ロビーからの眺め

(想定していなかったお休みにこんな景色を堪能するべく東急ハーヴェストクラブの施設を利用する、なんてステキなことですね)

お部屋はいつでもお迎えする準備が整っているので、お掃除やお布団等のご用意をしていただくような煩わしさは一切なく、日々の暮らしの延長にリゾート体験を加えることができる、今の時代にぴったりなリゾート利用の仕組みとなっています。

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東急ハーヴェストクラブはおかげさまで30周年!〜あの時を振り返る〜(2018年7月9日掲載)

東急ハーヴェストクラブならではの魅力「プライベート感」と「安心感」


東急ハーヴェストクラブの場合、宿泊利用券があって初めてご予約いただける会員制のシステムだからこそ、混雑感の少ない落ち着いた雰囲気が保たれているのも魅力のひとつです。

ご入会いただいた「ホームグラウンド施設」へのご予約を優先する仕組み制度を採用しているため、その施設の会員様が希望する時期に予約しやすくなっています。これにより、予約が取りやすく利用の機会が広がり、結果としてホームグラウンド施設に対してご自身の別荘のように愛着のある空間として感じていただけたり、混雑具合を見ながらご予約の日程を調整していただくことも可能です。

東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園

(夏休みや冬休みのような混み合う時期は「特定期間」に指定され、ホームグラウンド会員のみ参加できる抽選によってご予約の可否が決まる仕組みもあります。(写真は夏の「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」))

また、施設では会員情報が蓄積され、会員様それぞれの好みや利用履歴を把握し、どの施設に行っても食べ物のアレルギー等大事な情報が共有されている状態を保っています。これにより、「予約のたびにいろいろとお願いしないといけないことが多くて煩わしい」といった手間が省かれ、安心して心地よさを感じていただけるはず。
これらは、従来の別荘やホテルにはなかった安心感やプライベート感、利便性を両立させる新しい仕組みです。

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コスト・維持負担・資産性——各サービスの特徴を比較すると?


冒頭でお示しした通り、最近のリゾートライフには「別荘」だけでなく、「サブスクリプション型リゾートホテル」「ホテルコンドミニアム」「バケーションレンタル」といった多様な選択肢が出てきました。東急ハーヴェストクラブをはじめ、リゾートライフを充実させる方法を模索中の方なら特に、「どれが自分に合ったスタイルなのかな?」と、熟考されているものだと想像します。

ここでは、それぞれ特徴とメリットを簡単にご紹介いたしましょう。
まずは別荘型の3形態です。

別荘
個人所有の別荘は、建築時はもちろん建てた後も自分好みに改装したり大幅なリフォームすることができ、自由に空間を作り上げることができるのが特徴です。利用のタイミングを自由に決められることもメリットだと言えます。また、エリアにもよりますが、下記で紹介するバケーションレンタルとして使用しない間に貸し出して収益を得ることも可能です。一方で、維持管理には経済的・時間的余裕が必要で、安心してご利用になるためには別荘や不動産に関する知識も欲しいところです。

バケーションレンタル
近年は別荘一棟貸スタイルも人気になってきたバケーションレンタルは、所有せず別荘やリゾートマンションを気軽に利用できる点が最大の特徴です。意匠を凝らした好みの建物をまるで自分の別荘のように誰にも邪魔されずに使えるので、普段味わうことができないような空間でリゾートを楽しめるのは大きなメリットでしょう。ただし、管理の状態や体制、季節や立地によってレンタル料金に幅がある点には注意が必要です。

サブスクリプション型の別荘
サブスクリプション型の別荘の登場は、気軽に別荘を利用する権利を所有できて手放せる、という経済合理性が話題になりました。基本的には戸建てタイプが多く、自然豊かな環境の立地が多いのが特徴です。

次にリゾートホテル型のサービスについてです。

ホテルコンドミニアム
ホテルコンドミニアムはホテルの1室を所有し、利用しない間はお部屋の所有者が運営会社に貸し出すことで、管理が手軽なうえ貸し出しによって得られた賃料で維持費を軽減することができるという仕組みを提案するものです。合理的なサービスと言われる一方で、ホテルブランドやホテルの客室単価によって得られる賃料や資産価値が左右される点も見逃せない特徴です。

多彩な選択肢の中でも会員制リゾートホテルを選ぶ理由は?
このように多彩なリゾート商品が登場し、市場が活性化しつつある中で、東急ハーヴェストクラブのような以前から存在する会員制リゾートホテルを選ぶ人はどのような人なのでしょうか?

その答えはまず「国内旅行が好きであること」、もうひとつは「“我が城”ではなく、全国どこでもゆったりと寛ぐことができる、安心のクオリティを保ったホテル(利用可能な施設)があること」が挙げられるでしょう。

VIALA箱根湖悠のシグネチャースイート

(「VIALA箱根湖悠」のシグネチャースイート。お部屋の扉を開けた瞬間に「わぁ」と声が出るほどの眺望が広がっています)

思い立った時に権利を所有・手放せる手軽さや、使わない間には経済合理性の高い仕組みを利用できるという意味では、新しく展開されているサービスに比べて会員制リゾートホテルは引けをとる部分があるかもしれません。しかし、昭和から始まり令和に至るまで40年近く存在する会員制リゾートホテルというシステムは成熟期を迎えており、メリットとデメリットがはっきりし、また運営実績も検討材料にできるほど蓄積されているため安心感があり、仲介市場にも流動性の高さが見受けられます。このような市場に対する安心感や資産性を加味し、「やはり会員制リゾートホテルにしようか」と結論づける方も少なくないようです。

ただ、これだけでなく、より視野を広げてみると次のような理由も考えられそうです。

心からリゾートで寛ぎ愉しむなら、多面的に「安心・安定・信頼」を感じられるかも思案のしどころに


リゾートライフに望むことは十人十色と言えるものですが、「充実した時間を過ごして心身ともにリフレッシュし、気持ち良く日常に戻り、再びリゾートライフを満喫すること」は本質的に期待したいことであり外せないポイントだと言えるでしょう。

そうなると、たとえば「訪れた際に対応してくれるスタッフの接客が気持ち良い」「何か予想外のことが起こっても真摯に向き合い対応してくれる」「手放す時が訪れたとしても、『もう一度戻ってきたい』と思えるような接し方をしてくれる」「こんな運営姿勢だから安心して会員でいられる」というように、運営側の姿勢も検討時に無視できないポイントになりそうです。

このことを胸に、東急ハーヴェストクラブでは、長い歴史の中で洗練させた安心感・安定感に加え、会員権の「仕舞い方」を心配せずに会員権を持ち続けるようなプラン設計等の多面的なサポートによって「安心してリゾートライフが始められる環境」をご提供し、利用開始から手仕舞う時まで一貫して安心感や安定感、信頼感を抱ける存在であるよう努めています。

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ここまでリゾート市場で提案されているサービスの近況、それぞれの方式が持つメリット・デメリット、会員制リゾートホテルのひとつである東急ハーヴェストクラブも含めた特長等をご紹介いたしました。

「詳しく知るとまた迷ってしまいそうだ」という声も聞こえてきそうですが、そのような迷いどころも合わせて多くの情報を総合的に踏まえ、ご自身のライフスタイルや目的に応じて最適なリゾートの形を選ぶことが大切です。
「利便性」や「手間の少なさ」「資産価値」「予約確実性」といった違いを把握した上で、ぜひご自身に合ったリゾートスタイルを検討し、理想のリゾートライフを満喫していただければ嬉しい限りです。

その中で、「会員制リゾートホテルはやっぱり気になるけど、自分に合うものなのか相談したい」「東急ハーヴェストクラブをより踏み込んで検討したい」といったことがありましたら、営業担当がサポート役となって詳しくご希望をお伺いし、最適なご提案をする個別説明会を随時開催しています。ぜひご予約ください。


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