毎年、新しい年が明けて早1ヶ月となるこの時期は、「グリーンシーズンにリゾートライフを満喫したいから」と、東急ハーヴェストクラブにご入会を検討される方が増える様子。お問い合わせも通常に比べてより増加傾向になります。
多くの場合、ご利用のイメージを膨らませるために「休日と平日ならどちらの方が利用頻度が高くなりそうか?」などをご質問しながら、予約方法や宿泊時のルール、特定期間や連泊時のポイントなどをご紹介しているのですが、そのなかで、「法人でよく利用している」や「友人から利用券をもらって利用している」という、東急ハーヴェストクラブをよくご存じの方からも「え、そうだったの!?」とおっしゃられる点がいくつかあります。
そうした内容は、知っておくと旅行の計画が立てやすかったり、入会時の「ホームグラウンド選び」の参考になったり、リゾートライフをより良くするのに役立つ情報だということも。ここでは、そうした情報をあらためてまとめてお伝えしたいと思います。
入会時に「部屋やタイプ」は決めないのが東急ハーヴェストクラブの特徴です!
東急ハーヴェストクラブ以外にも会員制リゾートホテルのサービスがあり、運営上の仕組みもさまざまにあるようです。なかには、入会時に「このタイプのお部屋の会員権」と決めて入会する仕組みもあるとのこと。ご利用になる人数や宿泊するお部屋の間取りが確定しているのが特徴なようです。
一方、東急ハーヴェストクラブの場合は、どこか1つの施設を決めてご入会いただきます。一方で、その施設全体を東急不動産とその施設の会員様とで共有持分としているため、事前に「ご購入されるお部屋のタイプ」を決めていただく必要はございません。
たとえば「東急ハーヴェストクラブ蓼科」の場合、全部で90部屋の客室があり、1部屋を10口として90部屋×10口=900というのが総口数となります。つまり、「東急ハーヴェストクラブ蓼科」の会員様1名では、その施設の全客室の1/900を所有することになる、というわけです。
☆ホームグラウンドとは?東急ハーヴェストクラブは、どこか1つの施設を選んでご入会いただきます。その施設が「ホームグラウンド」となり、優先的に予約が取れる、という仕組みです。特に、年末年始やゴールデンウィーク、夏季・冬季などのハイシーズンを「特定期間」として、会員の皆さまが公平にご利用いただけるよう「抽選システム」を採用しています。この抽選に参加できるのは、ホームグラウンドの施設のみ。そのため、ホームグラウンドを選ぶ際は、「トップシーズンに一番使いたい施設はどこか?」という点に重きを置かれる方も多いです。 |
「入会時に所有する部屋やタイプが決まっていないとなると、どうやって利用できる部屋を用意してもらえるのか? 空き状況が把握できないと予約が取れないのでは?」と思われるかもしれませんが、心配はご無用です!
ご予約時に、大人・子どもが何人での宿泊か? などの情報をもとに、その時々でお部屋をご用意してみなさまのお越しをお待ちします。
たとえば、「今回は夫婦二人で訪れる」という場合は、定員数が2〜3名のツインタイプのお部屋を。「今回は同好の士と誘い合って大人数で」という場合は、4〜5名が定員のスタンダードタイプやファミリータイプのお部屋を、というように、毎回お越しになる人数に合わせたお部屋をご用意いたします。
※一部オプションでは優先して予約できるタイプの設定のあるものもございます。
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ホームグラウンド券はホームグラウンド施設以外でも利用できます!
東急ハーヴェストクラブの会員様には毎年「宿泊ご利用券」が30枚もしくは36枚、お手元に届き、その範囲の中でご予約・ご利用が可能です。
「宿泊ご利用券」の内訳は、
30枚(ホームグラウンド券18枚、相互施設利用券12枚)
那須、那須Retreat、山中湖マウント富士、箱根甲子園、VIALA箱根翡翠、熱海伊豆山、VIALA annex熱海伊豆山、旧軽井沢 / 旧軽井沢アネックス、軽井沢、VIALA annex軽井沢、蓼科アネックス、蓼科リゾート、スキージャム勝山、京都鷹峯、VIALA annex京都鷹峯、有馬六彩、VIALA annex有馬六彩
36枚(ホームグラウンド券21枚、相互施設利用券15枚)
鬼怒川・勝浦・天城高原・伊東・斑尾・蓼科・静波海岸・浜名湖・南紀田辺
相互施設利用券は「相互」との名前が付いていますが、ホームグラウンドを含め全てのハーヴェストクラブでご利用がいただけます。一方のホームグラウンド券は、名前のとおり、ホームグラウンドでご利用がいただけるものですが、それに加えて「トップシーズン(特定期間)以外の平日や日曜日であれば、相互利用施設でも使用可能」です。
※準相互利用施設のプリンスバケーションクラブのご利用には全日相互利用券が必要です。
通常期間(トップシーズン以外)はホーム施設も相互利用施設も2ヶ月前からご予約がスタートです。
※VIALA会員のVIALA施設のご予約は3ヶ月前からとなります。
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連泊も複数の部屋の予約も…可能です!
東急ハーヴェストクラブでは、基本的には「〇部屋まで」や「〇泊まで」といった宿泊・ご利用の制限はかかっていません。ただし、トップシーズンや土曜日などに設定された対象日に2ヶ月(または1ヶ月)で〇枚まで、というような「宿泊制限」はございます。
たとえば、「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」の2020年の宿泊制限を見てみましょう。
制限は2月から3月の2ヶ月で4枚分。対象日は毎週土曜の9日分と、祝日の関係で連休になる2月23日、3月20日の計11日となります。この11日でご利用いただける枚数が4枚、というだけなので、これにかからなければ連泊も複数部屋のご予約も制限はありません。
例1)2月1日(土)~10日(月)まで10泊1部屋
→対象日が2月1日と2月8日の2枚分なので、この10連泊は問題なくお楽しみいただけます。
例2)2月15日(土)と2月16日(日)で2泊各3部屋
→対象日が2月15日(土)の3枚分なので、この複数のお部屋予約も問題なし。
ただ、3月までは累積なので、例2に加えて、「3月7日(土)も3部屋予約したい」となると、予約制限期間のうちの残利用券があと1枚分なので1部屋だけのご予約にするか、別の日程に変更する必要があります。
ちなみに、いずれの場合も年内の「宿泊ご利用券」の枚数内でのご利用となりますのでご注意くださいね!
宿泊制限については、施設とシーズンによって週末でも対象になっていなかったり、直前のご予約では制限とならなかったりと、細かいルールも存在するので、気になる方は営業担当までご質問ください。
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予約ができるのは会員のみ…ではありません!
東急ハーヴェストクラブの場合、会員様ご自身が予約しなければならない、というわけではありません。「宿泊ご利用券」をお持ちであれば、お電話でどなたでもご予約は可能です。
また、インターネットでのご予約も可能で、インターネット経由のご予約の割合は年々増加傾向にあります。ご予約にはお名前やメールアドレスを入力のうえ、登録するのですが、特に1会員権に1登録、という仕組みではありません。
会員のご家族が皆様ご登録されていて、それぞれのタイミングで予約する
法人の社員の方が登録されていて、ご予約される
というようなケースもございます。なお、法人の場合、会社の福利厚生の運用ルールによっては「総務部門が一括して管理している」などの場合もございますので、そちらも一度ご確認くださいね。
「登録制」は解除を待って問い合わせするよりも!
最後は東急ハーヴェストクラブのシステムというよりも、入会にかかる部分の誤解についてです。この数年、東急ハーヴェストクラブでは売り物件が少ない施設も散見するようになり、ホームページに「登録制」と表示されることも多くなりました。
「登録制」とは、ホームグラウンドに指定したい施設の売り物件がないために、ご入会希望者に登録のうえお待ちいただき、売り物件が出た際には登録された順番にご案内する、といった仕組みです。
ご検討中の方のなかには、「売り物がないのであれば、出た時に相談してみよう」と、考えられるかもしれません。しかし、登録制が解除になりホームページ上で「物件あり」となるのは、順番待ちの方がゼロになった時なので、コンスタントに登録者の方がいらっしゃる場合、ご案内できるようになるのがずいぶん先になってしまうことも考えられます。
できるだけ早く登録をしておいた方が売り物件が出た際に早くご案内ができるので、オススメです。
もし、気になる施設が「登録制」になっていたなら、「どれくらい待っているひとがいるのか」もぜひ一度営業担当に問い合わください。
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いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したトピックはご利用時のことがメインになっていますが、施設についてなど、「ほかのことにも疑問を持っている」という方がいらっしゃるかもしれません。そんな「これってどうなんだろう?」ということについては、お気軽にお問い合わせください。個別説明会では、営業担当が1対1でお話しをうかがいますので、いま疑問に思っていることだけでなく、その場でわいた新たな疑問もスッキリ解消していただけるはずですよ。