中古別荘を検討するなら知っておきたい「販売会社と管理会社の役割」

みなさん、こんにちは。
東急リゾート別荘コンシェルジュの大森です。

中古別荘 - 販売会社と管理会社の役割別荘コンシェルジュとして、別荘やその取引に関することを勉強していると、様々な疑問にぶつかります。

今日は、そんな中のひとつ、中古別荘においての「不動産販売会社と管理会社の役割」についてご紹介したいと思います。

いま、別荘をご検討中のみなさまはもちろん、すでに購入されている方にとっても「快適なリゾートライフを実現するために必要な情報」になればと思います。どうぞお付き合いください。

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中古別荘の購入を検討していると、たびたび出てくる言葉である「販売会社」と「管理会社」。
それぞれの役割を大まかに説明すると、理想の別荘探しから物件との出会い、引き渡しまでの業務をサポートするのが東急リゾートをはじめとした「販売会社」、そして快適な別荘ライフを過ごす中でサポーターとなるのが維持管理業務を行う「管理会社」と言えます。

◆販売会社の役割とは？

中古別荘 - 販売会社の役割では、もう少し詳しく見ていきましょう。
中古別荘の取引の形態のうち「仲介（または媒介）」では、売主と買主の双方に販売会社は次のようなことを行っています。

– 売主との関わり

販売会社は、売主からのご依頼を受けて、以下のようなサポートを行います。

売主から物件販売のご相談をお受けする。
物件の査定を行い、販売のための情報を集める。
周辺の環境や物件の状態、相場などから販売価格を試算し、売主にアドバイスを行う。
売主に対して、仲介業務を行う為の契約（媒介契約）を締結し、買主を探す。
買主が見つかれば、物件の引き渡しに向けてのサポートを行う。
（売買契約自体は、売主と買主の間でなされます）

– 買主との関わり

別荘の購入を希望する買主に対しては、以下のようなサービスを提供します。

将来のオーナーである買主から購入したい物件の希望条件を聞き、それに合った物件を探す。
理想の別荘になりそうな物件の紹介を行う。
買主が気になる物件があれば、一緒に現地に赴き、お客様にとってのメリット・デメリットなどをプロの視点からアドバイスする。
買主が購入を希望したら、契約の前に重要事項説明を行う。
売主と買主の間の売買契約の締結をサポートする。
（販売価格の一定割合を手付金として売主に支払うことで契約が成立します）
買主から売主に対して残金が支払われたら、契約にあたっての重要事項説明や契約締結を実施する。
物件の引き渡しを行い、不動産登記のための司法書士のご紹介を行う。

この他に、時々に応じて売主と買主の双方が納得してスムーズに売買契約・引き渡しができるように、多岐に渡る業務を担うのが販売会社の役割となります。

◆管理会社の役割

契約が締結され、引き渡しが済めば買主は別荘の新たなオーナーとなります。
そこでの時間を快適に過ごすために、オーナーのサポーターとなるのが「管理会社」です。

●管理会社がやることは？

一般的に管理会社は、管理組合などオーナー側が希望する「物件の資産価値を維持するための管理業務」を委託され、それに合ったサービスの提供を行います。物件のタイプや分譲されている場所によって内容は大きく異なりますが、ここでは次の2つのケースについてご紹介したいと思います。

【ケース1：リゾートマンションの場合】

リゾートマンションは区分所有建物と言われ、ひと部屋ごとに所有権が認められています。他方、オーナーの所有権が及ばない共用部分については、所有者たちが作る管理組合が結成され、話し合って共用部分の清掃や設備の維持についてやってほしい業務を取り決め、管理会社に代行してもらうように依頼します。

【ケース２：別荘地内の一戸建て物件の場合】

一戸建ての場合、別荘地の敷地内にたくさんのオーナーがいるため、別荘地を開発・提供するディベロッパーが管理会社を指定しているパターンが一般的です。

このディベロッパーの別荘地開発のコンセプトによって、管理業務の内容はまったく異なります。例えば、管理会社のスタッフが常駐して手厚く管理業務を行う場合もあれば、逆に管理会社がいない場合もあります。

管理会社に委託するかどうかはあらかじめ決まっているので、ご自身でサービスを受けるかどうかを選ぶことはできません。一戸建て別荘を検討するなら、管理会社付きの別荘地を選ぶかどうかを、別荘探しの判断ポイントにするのもいいでしょう。実際にどのような管理業務が行われているか知りたい、というときには、ぜひ販売会社の担当スタッフにお尋ね下さい。

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いかがでしたか？リゾートライフを充実させるためには、販売会社も管理会社も重要な役割を果たします。一方で、ご自身でしっかりと決めておきたいこともあります。

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