都内でも街路樹が色づき始めるころ、高原リゾートや山のリゾート地に広がる東急ハーヴェストクラブはひと足早く、深まる秋が感じられる風情に包まれます。
この季節には、「普段はホームグラウンドを利用しているけれど、あの施設に紅葉狩りに出かけよう」とか「せっかくチケットをもらったから、真っ赤に色付く木々を目当てにお出かけしてみよう」と、たくさんの方が東急ハーヴェストクラブをご利用になるんですよ。どうぞみなさま、秋のひと時に、自然が織りなす錦のような景色をお愉しみください。
実は紅葉が美しい施設の中には、この時期に「特定期間」が設定されているところも。そこで、ここでは、秋を特定期間にしている施設について、宿泊時に気をつけたいご利用ルールやその魅力などについて取り上げてみたいと思います。
おさらい! 東急ハーヴェストクラブの「特定期間」とは?
東急ハーヴェストクラブでは、主に年末年始やスキーシーズン、ゴールデンウィークや夏休みのタイミングに「特定期間」というものが設定されています。これは、皆様が一番「利用したい!」と思う時期に、皆様が平等に宿泊の機会をお楽しみいただけるようにする仕組みです。
およそ1ヶ月の抽選申し込み期間に、決められた範囲のなかで(例:夏季 1泊3室、2泊2室、3泊1室等※施設によって異なります)ご希望の日程にエントリーしていただき、まずは抽選でご予約いただく、というもの。このお申込みはホームグラウンド施設のみで行なわれますので、トップシーズンにここを利用したい! という施設をホームグラウンドに選ばれている方も多くいらっしゃいます。
☆参考記事
ハイシーズンにハーヴェストクラブを使うには? ―抽選の当選率について
YES / NOに答えて分かる! あなたにピッタリなホームグラウンド
そして、紅葉の美しい施設、秋に人気が高い施設については秋にも特定期間を設けて、この季節ならではのリゾートライフをお過ごしいただけるようにしている、というわけです。
秋に特定期間があるのは、「VIALA箱根翡翠」と、「有馬六彩&VIALA」、「京都鷹峯&VIALA」の3施設。「VIALA箱根翡翠」は10月中旬〜11月下旬の金・土・日曜日、「有馬六彩&VIALA」と「京都鷹峯&VIALA」は11月上旬〜12月上旬の全日が対象日です。では、それぞれの施設を、この季節ならではの写真とともにご紹介いたしましょう。
東急ハーヴェストクラブVIALA箱根翡翠〜もてなしを極めた、大人たちのリゾート〜
箱根外輪山の景勝を望む、清流「早川」のほとり。約3000坪の広大な敷地に、池を囲むように建つ「VIALA箱根翡翠」。10月の初旬には凛とした空気に変わり、一足先に本格的な秋が訪れるリゾートです。
周囲には、芦ノ湖・大涌谷をはじめ、近くには箱根湿生花園・箱根関所跡、多くの有名美術館などもあり、大人の秋の遠足にふさわしい場所だと言えるでしょう。
そのなかでも「秋だからこそ訪れたい」と思うのは、仙石原のすすき草原。遊歩道の両側に広がるすすきが季節の深まりとともに銀色から黄金色にかわる様子は言葉を失うほど。これが秋風にたなびく光景は幻想的です。
秋風で少し冷えた体は、ホテルに戻ったあとの温泉タイムで芯から温めましょう。
箱根の名湯で心も体もリラックスしたあとは、ゆったりとした湯上がりラウンジや開放感あるテラスでクールダウンするのもいいですね。もしレストランでのお食事まで時間の余裕がない場合は、ガーデン遊歩道の東屋にある足湯で一休みするのもオススメです。
東急ハーヴェストクラブ有馬六彩&VIALA〜古くから愛される情緒あふれる温泉郷〜
六甲山に抱かれるように佇む「東急ハーヴェストクラブ有馬六彩&VIALA」。高台からは、日本最古の温泉地に広がる温泉街や遠く有馬富士を望むことができ、人びとの賑わいや四季折々の自然の営みを眺めることができます。
施設内の紅や山吹色に染まった木々も目を楽しませてくれますが、秋に有馬を訪れたのなら足を運びたいのは「瑞宝寺公園」です。地元でも屈指の紅葉の名所として知られ、古くは太閤・秀吉もこの地の紅葉を愛でたとか。
また、六甲山頂と有馬温泉を結ぶ「六甲有馬ロープウェー」からは、眼下に紅葉の赤色から六甲山頂のブナの黄色まで、複雑な彩りが織りなすグラデーションをご覧いただけることでしょう。
紅葉狩りや温泉街のそぞろ歩きを楽しんだあとは、大浴場で温泉タイムを。自家源泉から引いた「金湯」と「銀湯」は、言わずとしれた日本三古泉であり日本三名泉であり、この地の名物でもあります。さらりとした「銀湯」、鉄分と塩分を多く含む「金湯」に交互につかりながら心から寛ぐ時間をお過ごしください。
東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA〜日本の粋を集めた京都の秋〜
四季折々の「美」で人びとを魅了する古都・京都。そのなかでも、洛北エリアに位置する「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」は、狩野派をはじめ文人墨客が集まったという鷹峯のふもとに広がる、豊かな自然と静寂をたたえた「しょうざんリゾート京都」内に位置しています。
約3万5,000坪という広大な敷地は、賑やかな京都の街並みとは一線を画し、清廉な雰囲気に包まれています。石畳の小径、竹林、日本庭園など京都らしい情緒漂う場所は、秋になると艶やかに表情を変え、非現実の世界にいるような印象すら感じさせます。
この情景は言葉に言い表せないほど。ぜひゆったりと、あなたの目でお愉しみ頂きたいものです。
敷地内を散策するだけでも充分に京都の秋を堪能できそうですが、周辺の名刹古刹もまた紅葉の盛り。これらを巡るのも、京都観光には欠かせません。
たっぷりと歩いたあとは、「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」の温泉露天風呂付大浴場でリラックスタイムを。敷地内に湧出した天然温泉の泉質は、やさしい湯あたりが特徴の「美肌の湯」。これを、檜風呂から苔庭を眺めながら愉しむもよし、反響する音で独特な安らぎを味わう「瞑想風呂」で寛ぐもよし。京の風情を感じる庭、竹や檜、天然石の設えの中で、思い思いのひと時をお過ごしください。
紅葉の季節に訪れたい! 東急ハーヴェストクラブの施設
秋にも特定期間を設けたのは、2008年に開業した「VIALA箱根翡翠」が第一号。比較的最近できた仕組みです。しかし、もちろんのことですが、箱根翡翠以前の施設をはじめ、東急ハーヴェストクラブの施設には「特定期間ではないけれど、紅葉自慢の施設」がたくさんあります。今回はそのなかから、特に印象的な写真で各施設をいくつかご紹介いたしましょう。
東急ハーヴェストクラブ那須
東急ハーヴェストクラブ鬼怒川
東急ハーヴェストクラブ山中湖マウント富士
東急ハーヴェストクラブ蓼科本館
2度目の秋を迎える軽井沢の様子は?
そして、2度目の秋を迎える「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」も、紅葉が映える施設のひとつ。11月にはすっかり紅葉のピークを過ごしてしまいましたが、まだ雪の心配もなく、抜けるように清々しい青空を見せてくれるこの季節は心地よく過ごせること間違いナシです。
グリーンフィールドの向こうにそびえる浅間山は、今年は10月22日に初冠雪を観測したとのこと。ほんのり雪化粧した山姿と来る冬を思いながら、ラウンジでホッとティータイムを愉しむなんてステキですね。
「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」もついに仲介取引が開始されました。「新規で購入できなかったけど、やっぱり気になっている!」という方はぜひ、現地見学会などで訪れてみるのはいかがでしょうか?
また、ご紹介した東急ハーヴェストクラブの各施設では、現地見学会を開催しています。館内の施設や客室、アクセスなどを確かめつつ、ホテル周辺の紅葉散策なんていかがでしょうか?
「ちょっと気になるけれど、見学会って何をするの?」といったご心配もあるかもしれません。そんな方に、見学会の内容をご紹介したブログ記事をご用意しております。見学会でチェックしておきたいポイントなどもご紹介しておりますので、ぜひご参考になさってください。