みなさん、こんにちは。
東急リゾート別荘コンシェルジュの村瀬です。
軽井沢は、自然豊かな環境や夏涼しい気候も相まって、古くから国内でも特に人気の高い別荘地として知られています。加えて近年は、ワーケーションや新幹線通勤といった、「働き方」の整備に伴い、定住目的の方も多くなってきました。
そこで今回は軽井沢の一戸建てで定住したい方に、エリア選びの注意点やおすすめエリアをご紹介いたします。
※2016年12月15日に公開した記事ですが、情報の更新を行い、2022年11月9日に再度公開しました。
エリア選びの注意点
1.軽井沢で定住に向いている「立地条件」
「軽井沢」と一口に言っても、気候条件や地勢はエリアによって多少違いがあります。年間を通じてご利用する場合は特に、「湿気」が少なく「傾斜」が緩やかな場所がおすすめです。
「湿気」が多いエリアですと、洗濯物が乾きにくかったり、除湿を怠ると建物にカビが生えてしまうこともあるので、劣化の原因となります。また、「傾斜」のある場所は、冬に積雪や路面凍結があると車が使えなかったり、駐車場から玄関までのアプローチが滑りやすくなったり、ということがあります。
これらの立地条件から、定住をお考えの方には、軽井沢の中でも西側のエリアをご紹介しています。比較的湿気が少なく、土地も平坦な場所が多いので年間を通じて生活するのにおすすめです。
2.エリアを選ぶ際に気を付けたいこと
ここで、エリアをお探しいただく際にぜひお考えいただきたいのは軽井沢らしい雰囲気と生活利便性のバランスです。
自然豊かで成熟したリゾートエリアとしての賑わいを見せる軽井沢ですが、旧軽井沢や中軽井沢北といったいわゆる別荘地エリアに近づくほどスーパーなどの生活利便施設がある場所は限られてしまいます。
一方で中軽井沢南エリアや西軽井沢・追分方面は、大型スーパーやホームセンター、病院なども充実している隣町の佐久にも出やすく、生活のしやすさを重視される場合にはおすすめしています。
軽井沢に定住したい方におすすめのエリアは?
1. 中軽井沢南・・・多方面でリゾートを楽しみながら定住したい方におすすめ
当エリアは中軽井沢駅の南側に位置するエリアです。新幹線停車駅の軽井沢駅やアウトレット方面にも行きやすく、一方でゴルフ場が点在する南軽井沢方面にも出やすい立地です。そのため生活しながらお買い物やゴルフも楽しむことができ、軽井沢らしいリゾートライフを送ることができます。
エリア周辺には大型スーパーやコンビニ・病院などがあり、日々の生活にも大変便利なエリアです。また、塩沢エリアにも行きやすく、代表的観光スポットのタリアセンでは芸術・文学・歴史的建造物等をご鑑賞いただけます。
2020年には下仁田街道沿いに幼稚園・小学校・中学校の一貫校である「軽井沢風越学園」も開校し、豊かな自然に先進の教育環境も相まって、近年はお子様の教育を意識して軽井沢エリアに移住をされる方もいらっしゃいます。先述した「働き方」の変化も子育て世代に影響を与えているといえます。
2. 上ノ原・・・軽井沢の自然を満喫したい方におすすめ
中軽井沢駅の北側に位置するエリア。近隣には星野温泉トンボの湯、ハルニレテラスなどの商業施設も充実。緑が多く自然豊かな点が特徴で、国道18号線から千ヶ滝エリアに続く通称ロイヤルプリンス通りの並木道など、軽井沢らしい雰囲気を楽しむことができます。
中軽井沢駅から徒歩圏の物件をご紹介できることもあり生活利便施設もおのずと近距離になるため、別荘・定住ともに混在可能なエリアと位置付けております。
3. 大日向・・・生活利便性を重視したい方におすすめ
追分と中軽井沢の間、国道18号の北側に広がるエリアで、南傾斜で湿気が少ないため、日当たりが良く明るい雰囲気です。最寄り駅は信濃追分駅で、周辺にはコンビニ、保育園、小学校があり、地元の方も多く住んでいる、生活利便性を重視する方におすすめのエリアです。軽井沢の西側に位置するため、エリア周辺の生活利便施設だけでなく、大型スーパーなどのある佐久方面にも行きやすい立地です。
また、軽井沢は主に「第一種低層住居専用地域」という用途地域に含まれ、町の自然保護対策要綱で土地の面積が1,000㎡以上に制限されています。ですが、当エリアは「第一種住居地域」のため制限が緩和されており、1,000㎡に満たない小さい区画の物件もございます。そのため他の軽井沢内のエリアと比べ低予算で一戸建てを購入したい方にもおすすめしています。
4. 追分・・・利便性がありつつも昔ながらの宿場町の風情を楽しみたい方におすすめ
軽井沢の西端に位置するエリアです。西洋的なイメージの旧軽井沢などに対し、当エリアは江戸時代からの宿場町の風情が残っています。そのような歴史的な趣を保ちつつ、利便性が高いのも追分エリアの特徴です。
高速道路も佐久平スマートICを使えば、軽井沢市街地の混雑を避けられますし、佐久方面への買い物にも便利な立地です。軽井沢の中心から離れていることや、大日向と同様に区画が小さい物件が出てくることから、ご予算を抑えたい方にもおすすめしているエリアです。最寄り駅は信濃追分駅で、周辺にはコンビニや郵便局があり、駅から徒歩圏の物件をご紹介できることもあります。
いかがでしたか?
今回は軽井沢の一戸建てで定住したい方に、軽井沢でのエリア選びの注意点とおすすめエリアをご紹介いたしました。ご紹介したエリアの中でも、物件によって個別の条件がある場合もございますので、気になるエリアなどがございましたらお気軽に東急リゾート 軽井沢センターまでご連絡ください。