インタビュー

皆さんこんにちは、別荘コンシェルジュの村瀬です。
満員電車からの解放! リゾート定住の魅力」で、那須でのリゾートライフについてお伺いした関和様ご夫妻。
前回のインタビューから約6年と4か月、現在の暮らし方について改めてお話いただきました。

自然、旅行、生活リズム、那須を拠点とした生活を楽しむ

【1】那須の四季2

四季の変化を楽しめる、という点が那須に移住した大きな理由とのことです。

―以前のインタビューでもお伺いしていますが、改めて那須で暮らす魅力について教えてください。

(宏昭様)もともと東京は住むところではなく、働くところというイメージがありました。いずれは自然が豊かで、それぞれの季節の変化を楽しむことができる場所で生活したいと思っていましたが、縁あって、早めに那須に住むことになりました。でも、それが正解でした。

我が家は大型犬含め犬2匹と猫2匹を飼っていますが、それも都会では難しいことと思います。朝の散歩のために早起きし、夜は日暮れと共に眠くなる、自然に合った良いリズムで生活できていると思います。
また、採れたての野菜は本当に美味しいです。空気がキレイな分、余計に美味しいのでしょうね。夏は外でバーベキュー、最高ですよ。

あと、場所柄、東北方面へのアクセスが良いのも気に入っています。渋滞もないですし、ストレスなく移動ができます。2時間くらいであちこちいける、というイメージですね。

―那須での生活で、困ることなどはありますか?

(宏昭様)質問を事前にもらった時に、何だろうって考えないと出てこなかったです(笑)。思いついたのは、気軽に飲みに行けない、ってことですかね。車社会なので、はしご酒も難しいですね。

(久美様)コンサートやバレエなどを観に行く機会が少なくなりました。でも、隣の白河にはちょくちょく来るので、そこまで行ったりしています。

あとは、自然豊かな分、動物や虫が苦手な人は大変かもしれません。我が家は薪ストーブなので薪を保管する薪棚があるのですが、そこにヘビが住み着いていたことがありました。いざ薪を取ろうとしたら抜け殻があって、びっくりしました。
ヤブ蚊やブヨが多いので、夏は短いズボンが履けないなど、虫刺され対策は必要ですね。

 

10年以上のリゾートライフの中で、変わったこと変わらなかったこと

【2】リゾートライフ2

自然豊かな環境は、ペットを飼う方にもおすすめと語る関和様ご夫妻

―まずは東京で生活していたころとの違いを教えてください。

(久美様)服装ですね。動きやすい服装をすることが増えましたね。ハイヒールはまず履かなくなります。そういった面では、ちょっとおしゃれがしにくくなったのかな?
ちょっと良いところに食事行く時はちゃんとした服装をしますけど、そうでなければアウトドア系のお洋服がメインです。

(宏昭様)あと、東京に居たらやらないような薪割りだったり、草刈りだったりとか、とにかく外で何かする時間が想像以上に多くなりました。でも、オンとオフの時間がハッキリと分かれているのは良いと思います。

(久美様)ご近所付き合いも違いますね。東京では挨拶する程度で、それ以上の関係はなかったのですが、那須では一緒に食事したり、旅行したり、お裾分けしたりと、いろいろあります。夕方、犬の散歩をしていると、ちょっと寄ってかない? 飲んでいかない?みたいな感じで声を掛けられます(笑)。

―最近のコロナ流行による生活の変化はありますか?

(宏昭様)日常生活の中で、マスクをするとかは、もちろんありますけど、那須は車移動がメインなので、都会ほど大きな変化がある感じはないですね。

今まで頻繁だったご近所さんたちと一緒に食事するとか、東京から友人が遊びに来ることは減りました。そういったコミュニケーションができなくなっているというのは少し残念ですね。でも、都会に住んでいる方が色々環境の変化は大きいと思います。

仕事の上では、テレワークが増えているので、それが一番大きな変化です。もともと那須に引っ越した15年前に、あと5年もしたら今のようなテレワークの時代になっているだろうと思っていたのですが...。結局、そうならずに毎日、新幹線通勤していたのは逆に想定外でしたね(笑)。

 

「こういう生活がしたかったんだ」という感覚

【2】リゾートライフ1

テレワークの普及により、理想の生活を手に入れました。

―テレワーク化が進んだというのは、大きな変化でしたか?

(宏昭様)身体的には楽ですね。新幹線での移動時間が無くなった分、起きてから仕事までは犬の散歩をして、別荘地の温泉に行って、朝ご飯を食べてといった時間の使い方ができています。仕事だけで1日が終わってしまうような過ごし方にはなっていないです。

―15年前に想像されていた生活がようやく実現された状態かと思いますが、理想との差はありましたか?

(宏昭様)いえ、まさに「こういう生活がしたかったんだ」っていう感覚です。
ただ、今後も定着すると良いのでしょうが、ある程度(コロナが)収まってくると、もう少し東京に行く頻度は上がりそうだな、と感じています。

―同じ別荘地の他のオーナー様も、同じような過ごし方をされていますか?

(宏昭様)別荘の方は夏場は涼しい那須にずっといるという方が多いので、コロナの影響で滞在している人が増えたり減ったり、っていうのはあまり感じないですね。

(久美様)そうですね、窮屈な都会を避けて那須での滞在を増やしている方や、ご両親が持っている別荘に来てテレワークされている現役世代の方もいらっしゃいますね。別荘地以外でも、若い世代の人たちが物件を買われて生活を始めたという話は何件か聞いています。

 

理想の生活を実現するためには「話を聞ける地元の人」を見つけよう

【3】旅行先1

旅行と、旅先での交流が大好きなご夫妻。その交流が移住のきっかけにもなりました。

―定住目的で物件を探すときに気を付けた方がいい事はありますか?

(宏昭様)定住か、都会にも拠点を持ちながらの2拠点生活かによっても違うと思いますが、定住の場合だと良い季節だけでなく、そうでない季節も知っておく必要がありますね。那須ですと、冬の寒さとか雪とか。

2拠点生活だったら好きな季節の良いとこ取りができますが、定住の場合はずーっとそこで暮らすので良い季節だけを知っているだけでは意味がないというか、結構大変だと思います。

それと、水の問題とか、インフラは大事ですね。私たちが住んでいる別荘地は町営の水道ですし、別荘地には珍しく消火栓があり、毎日、回収してもらえるゴミ置き場があります。
テレワークをするなら、キャリアで電波が繋がりやすい・繋がりにくいのがあるので確認した方がいいと思います。

―そういった内容を踏まえてこちらの別荘地に決められたのでしょうか?

(宏昭様)そうですね、新幹線通勤が前提でしたのでアクセスを重視して探していました。探し始めた当初はもっと新幹線の駅に近い場所を探したのですが、なかなか良いところがなくて。でも、この別荘地(The Hills)を案内されて、「いいな、ここだ」と思いました。

ただ、初めはすぐに移住することは考えていませんでした。
年取ってから住む場所として、土地でも探しておこう、ぐらいな感じでしたね。

もともと那須には良く訪れていて、徐々に地元の人たちとコミュニケーションを取ることが増えてきたんです。そんな中、ある地元の人から「もう住んじゃえば」って言われたんです。最初は無理と思いましたが、実際に東京に通勤している人の話も聞いたりして、今でもできなくはない、新幹線通勤も可能だなって思うようになりました。

―話を聞ける方がいらっしゃったのが良かったんですね。

(宏昭様)知っている人がいるとか、情報を提供してくれる人がいるって大事ですよね。
私たちも、ちょっと何か困ったときに、この人に聞けるって人がいるので、暮らしやすさを感じています。

例えば自分の田舎に近いところだったら、それも選択肢としてありだと思います。私たちは地縁も血縁もない那須になったのですが、その人達がご縁を結んでくれたから、今ここにいると思っています。

 

「悩んでいるなら早い方がいい」移住や別荘の検討ではそのエリアの「生活感」を知る

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関和様ご夫妻が暮らす「The Hill’s」入口

―いま移住や別荘の購入を検討している方に、アドバイスを頂けますか?

(久美様)悩んでいるのであれば早い方がいいですよってことですね。
若い方がいいですし、私たちのように早く動かれた方が結果的に良かったと思われるのかなって。都会と違って、那須での生活は、体を動かすことがいっぱいあるので、早いに越したことはないかと思いますね。

(宏昭様)定住の場合は、その場所で生活するイメージを持った方が良いと思います。ホテルみたいな感じで考えると、想像とちょっとイメージと違うみたいなこともあるので。移住体験とか、現地で実際に生活している人の話を聞くなどして生活感を知ると良いと思います。

―実践している方の話を聞くと具体的なイメージが持てそうですもんね

(宏昭様)そうですね、以前、我が家に遊びに来た友人はそれがきっかけで、こういう生活もありだと思ったようです。海の方でしたけど、奥様に背中を押されて、東京のマンションから引っ越しちゃいました。

(久美様)まあ、まずはやってみたら、ってことですね。それも早いうちに。


いかがでしたでしょうか?今回は、那須に移住して10年以上生活する関和様ご夫妻にお話を伺いました。
ご検討の皆様へのアドバイスなど参考になる部分はありましたでしょうか。

これから別荘や移住の検討をされるという方、どんなエリア、物件が良いのかなど、ご相談はお気軽に別荘コンシェルジュまでお問合せください。

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