まだまだ寒い日が続きますね。1月下旬から2月初頭までは1年のうちで最も寒く、二十四節気では「大寒」と呼ばれています。この季節は、暖かさが恋しくなるもの。温暖な気候のなかに身を置いて、趣味やレジャーを楽しみたいという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、東京から外房線特急でわずか1時間半ほどの場所にありながら、一年を通して暖かく穏やかで、別荘地としても人気の千葉県勝浦市をご紹介します。
冬は暖かく夏は涼しい。どの季節も快適に過ごせる勝浦
まずは勝浦の魅力をおさらいしてみましょう。勝浦市は、房総半島の南東部に位置し、太平洋側の外房に面しています。沖合に流れる暖流の黒潮の影響を受け、1月の平均気温は6.4度。同月の東京の平均気温は5.2度のため、気温差が1度あることがわかります。しかし一方で、夏場は意外と涼しく、東京の7月の平均気温25・0度に比べ、勝浦市は23・5度。ヒートアイランドの影響もなく熱帯夜に苦しむこともありません。つまり、どの季節も快適に過ごせるのです。
歌人与謝野晶子が愛した、美しい海と「鵜原理想郷」
勝浦市の魅力はたくさんありますが、特筆すべきは何といっても海。特に、「日本の渚百選」に選ばれたことがあるほど、透明度が高い海と穏やかな波、そして美しい白浜で知られるのが鵜原海岸です。また、この海岸を抱くように存在する「鵜原理想郷」は、散策に最適です。「鵜原理想郷」とは、太平洋の荒波に浸食されたリアス式海岸が続く明神岬一帯のことで、大正初期にここを別荘地にする計画がありました。多くの文人がこの地を愛し、特に、歌人の与謝野晶子は当地に滞在した間、優れた自然景観に惹かれ76首もの歌を詠んでいます。これらの歴史的背景をもつことから「理想郷」と呼ばれるようになったこの地は、現在も名勝地として多くの人に愛されています。
また、歴史を感じながら自然の雄大さに触れられる場所といえば、八幡岬公園もあります。勝浦湾の東に突き出ており、高台から望む太平洋の眺めは実に雄大。園内には勝浦城址があり、徳川家康の側室お万の方の像も立っています。城主、正木頼忠の娘だったお万の方は、炎上する勝浦城を背に、布を垂らして断崖から海に逃れたという逸話が残っているのです。
釣りやカヤック、サーフィンなどアクティビティも満載
海の魅力をもっと味わいたい人は、勝浦海域公園の中心にある海中展望塔に出かけてみてはいかがでしょう。沖合60mの暖流と寒流が交わる場所に位置するため、海の生物が豊富で、塔内の海中展望室からは季節ごとにさまざまな魚を見ることができます。ときにはサメが現れるなど、いつどんな魚が登場するのかわからないため、水族館とはまるで違うダイビングに似たおもしろさを味わえます。
さらに海のアクティビティを楽しみたいという人は、勝浦港に足を延ばすのもおすすめ。アジやクロダイ、メジナなどの魚が一年中おもしろいように釣れるため、初心者や家族連れでも安心して釣りができると人気です。また、海でもっとダイナミックに体を動かしたい場合は、ロングボードやカヤックの道具を貸してくれるショップもあるので、手ぶらで出かけても遊ぶことができます。もちろん、サーフィンにも絶好の場所なので、サーファーにとっても嬉しいですね。
浜辺で静かに海を眺めるのもよし、歴史を感じながら景勝地を散策するのもよし。海の生物を観察して、釣りやアクティビティまで堪能できる。さまざまな楽しみ方ができる勝浦の海は、いつの季節も訪れる人を柔軟に受け入れてくれるのです。
名物行事「かつうらビッグひな祭り」と市民の台所「勝浦朝市」
勝浦で季節行事を楽しむなら、ぜひ「かつうらビッグひな祭り」に足を運びましょう。“全国勝浦ネットワーク”の縁で、2001年に徳島県勝浦町よりおよそ7,000体のひな人形を譲り受けたことから開催されるようになりました。期間中は勝浦の街がひな祭り一色になり、特に、市内浜勝浦の遠見岬(とみさき)神社の石段60段に飾られる約1,500体の人形は圧巻。夕暮れ時からはライトアップされ、多くの観光客が訪れます。
旅行客にも地元の人にも長年愛されているスポットとしては、「勝浦朝市」も忘れてはいけません。この朝市はなんと400年以上もの歴史をもち、慶長年間(1596年~1610年)に、勝浦城主の植村土佐泰忠が、農業と漁業の奨励とその産物の物々交換所として開設したのが始まりだとか。毎月1日~15日は下本町朝市通りで、16日~月末までは仲本町朝市通りで行われ、水曜日以外の毎日早朝6時から開催されています。
市民の台所を預かる生活市で、土日には近隣の農家や商店の露店120軒ほどが参加。採れたての野菜や山菜をはじめ、手作りの漬物や団子、さらに勝浦自慢のカツオやキンメをはじめとした鮮魚や干物などが所狭しと並びます。
B級グルメ「勝浦タンタンメン」も見逃せない
飲食店を経営する移住者のなかには、これらの朝市の新鮮な食材を使ってビストロ料理を提供する料理人もいるとか。海の幸にも山の幸にも恵まれる勝浦には、美味しいお店もたくさんあるのです。昔、海女さんや漁師さんが冷えた体を温めるために食べ始めた担々麺も、今ではB級グルメ「勝浦タンタンメン」として全国的に有名。勝浦市内には、醤油ベースのラー油を多く使った「勝浦タンタンメン」を食べられる店舗が約40軒あるほど、にぎわいを見せています。
レジャーや食を堪能したあとは、温泉に浸かって日頃の疲れを癒すのもいいでしょう。千葉で唯一、名湯百選に選ばれた「勝浦つるんつるん温泉」は、神経痛や皮膚病に効能があります。
自分らしい別荘暮らしを堪能できる、「東急リゾートタウン勝浦」
遊びやグルメが豊富で、疲れを癒す場所としても愛されている勝浦は、もちろん別荘暮らしにも適したエリアです。実際、「東急リゾートタウン勝浦」で潤いのある生活を楽しんでいる人は多く、さまざまなかたが自分なりのスタイルで暮らしを満喫しています。
「東急リゾートタウン勝浦」は、太平洋を望める高台にあります。JR勝浦駅から車で8分という利便性の高い立地に位置し、ヤシの木が林立するタウン内は、南国のリゾート感溢れる雰囲気。総面積約135万平米(41万坪)と広大な敷居内には、「勝浦東急ゴルフコース」を囲むように別荘地が広がり、リゾートマンションや一戸建てなどの別荘地区画が約720区画並びます。
そのほか、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ勝浦」や、パターゴルフ場やテニスコートなどもあり、レジャーを満喫できる環境が揃っているのです。別荘地の各区画は500㎡以上あり、一般的な別荘地より広めな点も特徴です。
ゴルフ好きにはたまらない、開放感溢れる別荘地
「勝浦東急ゴルフコース」のクラブハウス内にあるレストランからは、太平洋を一望でき、絶景を眺めながらの食事は特別感に溢れています。しかし、リゾートならではの高級感漂う環境でありながら、プレー料金は特別に高いということもなく良心的。ゴルフコースは、日本ゴルフコース設計者協会の副理事長も務めた宮澤長平の設計です。
また、ゾーンごとに特色があり、たとえば、「勝浦東急ゴルフコース」のゴルフカート専用道路に接道している「サニー・ヒル」は、ゴルフ好きにはたまらない環境。ゴルフ場までカートで移動できるうえ、途中には練習場もあるので便利です。さらに外観に建築制限があることから、南欧風の別荘が多く、調和のとれた落ち着いた雰囲気が漂っています。
別荘地のなかで最も海側にある「サウス・ヒル」は、海の眺望を比較的取りやすいのが特徴。ゆったりと海を眺めながら過ごしたいという人におすすめです。「センター・ヒル」は、敷地内の中心部に位置します。売店があるタウンセンターや、勝浦駅とタウン内施設を結ぶタウンバス乗り場に近いため、利便性の高さが人気です。桜並木が美しい「イースト・ヒル」は、ゴルフ場に隣接している区画もあり、自宅から緑豊かなゴルフコースを眺めることも可能です。
そして最後にご紹介するのは、タウン内の高台に位置する「ウエスト・ヒル」。「ウエスト・ヒル」は傾斜があるため、ゴルフ場に隣接する区画であれば、ゴルフコースを見下ろすように眺められます。
リゾートタウンを拠点に、勝浦で心身ともにリフレッシュ
現在販売中の物件は、一戸建ては600万円台~、マンションは500万円台~、別荘地は500平米で300万円台~で、南向きの物件も豊富。バーベキューやプール遊びが楽しめる庭付き物件や、太陽光発電やオール電化住宅など豊かなバリエーションが特徴です。
タウン内の会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ勝浦」は、ホテル客室の全室が圧巻のオーシャンビュー。館内のレストランでは勝浦の海の幸の絶品料理をいただけます。
別荘のオーナーであればタウン内施設を優待料金で利用できる点も人気で、このリゾートタウンを拠点に、勝浦でのレジャーを楽しむ人も多数。東京から気軽に足を運べる場所で、心身ともにリフレッシュしたい人にとって、勝浦は絶好の場所といえそうです。
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