毎回多くの反響をいただいている「東急ハーヴェストクラブ取引動向と人気施設ランキング」シリーズ。
18回目となる今回は、2024年下期に加え、2024年度の年間会員権動向と最新施設の情報を中心に、取引物件ランキングや仲介取引の動向をお伝えいたします。
今回は、取引動向にも傾向が見られるなど、ご注目いただきたいポイントもございます。具体的な内容はもちろん、「気になっているあの施設の取引動向はどうなっているだろう?」という方にも、ご参考となれば幸いです。
※上期:4月〜9月、下期:10月〜翌3月、年度:4月〜翌3月としております。
☆その前に先期のおさらいはいかがでしょうか?
最多仲介取引数を更新!VIALAシリーズ3年ぶりのランクイン&人気施設の動きは!?〜東急ハーヴェストクラブ2024年上期の会員権動向と取引施設ランキングをご紹介!〜
2024年下期の東急ハーヴェストクラブニュースを振り返り
まずは、2024年下期の3つの出来事を振り返っておきましょう。
1. 「VIALA箱根湖悠」の開業
一番のトピックは何といっても、箱根のVIALAとして2施設目となる「VIALA箱根湖悠」の開業です。
募集当初から反響も大きく、「開業を心待ちにしていた」とのお声もいただくほど注目を集めた「VIALA箱根湖悠」。10月23日の開業以来、眼前にダイナミックに広がる芦ノ湖の眺望はもちろん、この地ならではのリゾートライフを愉しむべく、多くの会員様にお越しいただいています。

(「VIALA箱根湖悠」エントランス・アプローチから見た芦ノ湖の景色)
「VIALA箱根湖悠」の魅力と言えば、やはり日本屈指の温泉地・箱根の地に広がる施設らしく元箱根温泉を引湯した「温泉」。そして、大きな窓越しに木々を眺めながら楽しむドライサウナ、真っ白で神秘的な雰囲気の中で憩うスチームサウナ、洞窟のようなほの暗い空間で香りに包まれるハーブサウナと、3種類のサウナを備えたことで「サ活(サウナで整う活動)」を楽しめる充実のサウナ施設のほか、VIALAの特徴である「お部屋で寛ぐ」が叶うように、65㎡〜142㎡と、広々とした空間が魅力の「お部屋」もご用意しています。
お部屋については、通常のペット対応ルームだけでなく新たな試みとしてご用意したペットスイートも人気で、「愛犬と一緒にリゾートライフを満喫する」という至福のひとときをお過ごしいただけるようになっています。

(「VIALA箱根湖悠」のシグネチャースイート。お部屋の扉を開けた瞬間に「わぁ」と声が出るほどの眺望が広がっています)
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2. 「VIALA鬼怒川渓翠」の仲介取引スタート
次のトピックは、「VIALA鬼怒川渓翠」について。
昨年に新規物件としては完売した「VIALA鬼怒川渓翠」ですが、2025年2月からは仲介取引がスタートとなりました。「販売当初は熟考して機を逸してしまったけれど、仲介取引が始まったのならもう一度検討してみようか」という方や、「今のホームグラウンド施設もいいけれど、こちらに買替えたり、思い切って買増しすることも考えてみたい」という会員様もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時はぜひ、ご相談ください。

(鬼怒川のほとりに広がる「VIALA鬼怒川渓翠」の「KINUGAWA TERRACE」)
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3. 「RESERVE箱根明神平」と「RESERVE飛騨高山」の完売
3つ目のトピックは、「RESERVE箱根明神平」と「RESERVE飛騨高山」の完売について。
新規販売をしていたRESERVEシリーズの2物件である「RESERVE箱根明神平」と「RESERVE飛騨高山」が揃って新規販売終了となりました。
「RESERVE飛騨高山」は今までになかったエリアでの展開であったため、この施設の誕生をきっかけに中部や北陸にお出かけになった会員様も多かったのではないかと想像します。いつもとは違った旅先で、新たな発見や“お気に入り”と出会うなんて、とても素敵なこと。「RESERVE飛騨高山」に限らず、訪れたことのないエリアに足を運ぶ際にはぜひハーヴェストクラブをご活用いただければと思います。

(「飛騨春慶」の赤が映える古民家の囲炉裏周りのような空間が広がる「RESERVE飛騨高山」)
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一方、「RESERVE箱根明神平」は、長年愛されてきた東急ハーヴェストクラブ箱根明神平が期間満了となり、ホテル「nol hakone myojindai」として開業した一部をハーヴェストとした、新たな試みの施設。以前からの箱根明神平ファンの方や「箱根の地が好き」とのことで立地で選ばれる方、さらに「預託制の施設を検討している」という方からのお問い合わせをいただきまして、おかげさまで新規販売終了となりました。
箱根エリアは、「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」「VIALA箱根翡翠」「RESERVE箱根明神平」、「VIALA箱根湖悠」と全4施設となりました。ぜひ、お気に入りの施設を堪能する、あるいは、箱根エリアの各施設を巡って、皆様好みのリゾートライフをお過ごしください。

(「RESERVE箱根明神平」のロビーに一歩足を踏み入れれば、そこからリゾートライフが始まります)
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東急ハーヴェストクラブ仲介取引の近況は?
上記のように盛りだくさんの出来事があった東急ハーヴェストクラブ。そんな中で仲介取引はどうだったのか、ご紹介いたしましょう。
前回のブログでは、「先期の2024年度上期は今までで一番取引の多い期に」とお伝えしましたが、勢いはそのままに、おかげさまで今期もお問合せ、取引ともに多くございました。
そのため、全体的な仲介売り在庫数は上期の始まりより右肩下がりで減少しており、下期もその傾向は継続。この4月には、1年前と比べてご案内できる施設が2/3ほどに少なくなるほどでした。そのため、ご入会希望を承ってもすぐにはご案内ができない「登録制」の状態が続く物件も多く、心苦しいことに多い時には10を超える物件が登録制という事態も…。
結果として物件によっては仲介取引件数が伸び悩むことになり、この後ご紹介するランキングでもこの影響が出ていたと見られます。
2024年下期取引物件ランキング
では、皆様お待ちかね の「2024年下期の取引数ランキング」を見ていきましょう!
<2024年下期取引物件ランキング>
1位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
2位 東急ハーヴェストクラブ天城高原
3位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
4位 東急ハーヴェストクラブ勝浦
5位 東急ハーヴェストクラブ那須・東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯

(窓越しに広々としたグリーンフィールドとその先にそびえる浅間山を望む「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」のラウンジ)
比較するために1年前の、2023年上期のランキングもご紹介しましょう。
<2023年上期取引物件ランキング>
1位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
2位 東急ハーヴェストクラブ伊東
3位 東急ハーヴェストクラブ那須・東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山
4位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
5位 東急ハーヴェストクラブ天城高原
なお、半年前の2024年上期取引物件ランキングは次の結果となっていました。
<2024年上期取引物件ランキング>
1位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
2位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
3位 東急ハーヴェストクラブ那須
4位 東急ハーヴェストクラブVIALA annex軽井沢
5位 東急ハーヴェストクラブ伊東
上半期の勢いそのままに、軽井沢が下期も1位に!
先述の通り、「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」や「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」などのように「登録制」で取引数に影響が出ているであろう施設もある中で、「東急ハーヴェストクラブ軽井沢」や「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」は需給のバランスがとれていたことで、例年通り多くの取引に繋がるという結果となりました。

(「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」のエントランス。目線の先にそびえる雄大な浅間山がお出迎え)
また、伊豆箱根エリアは引き続きお問い合わせも多く、エリアの中でも「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」から近い「東急ハーヴェストクラブ伊東」と「東急ハーヴェストクラブ天城高原」は、「海に近い方がいいか、山に囲まれた場所で過ごしたいか」といったお好みに合わせてお選びいただいたり、「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」については、「三世代で訪れる会員様、特にお子様が『お庭のプール(庭園プール)を楽しみにしているから』ここがいい」といった個性に惹かれて選ばれる方も多いようです。

(夏休みには賑わいにあふれる「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」の庭園プール)
4位の勝浦は3月にレストランやロビーをリニューアル
4位にランクインした「東急ハーヴェストクラブ勝浦」は、3月にレストランやロビーをリニューアル。南国風のパームツリーをのぞむ開放的な雰囲気はそのままに、リゾート気分を今まで以上に盛り上げてくれます。

(白亜の建物とパームツリーが南国リゾートを思わせる「東急ハーヴェストクラブ勝浦」)
特にご紹介したいのが、カジュアルレストラン「ラ・ジュール」について。
アメリカ西海岸発祥の「SURF&TURF」をコンセプトに、海=SURFと大地=TURFの恵みが奏でる、贅沢でワクワクするような食体験をお楽しみいただけるようになりました。
また、お料理も一新し、ディナーは新スタイルの「プライムリブダイニング&房総鮨ブッフェ」に。ライブキッチンで職人が握る鮨や房総半島の山海の幸など、40種類以上の多彩なブッフェ料理を心ゆくまでお愉しみいただけます。
「東急ハーヴェストクラブ勝浦」と言えば、ゴルフやテニス、プールなど、周辺で楽しめるアクティビティも豊富にございます。思いっきり体を動かした後、あるいは、温泉で身も心もリフレッシュした後、「ラ・ジュール」で房総のグルメを堪能する、なんて英気を養うとびっきりのリゾートライフになりそうです。

(「東急ハーヴェストクラブ勝浦」のカジュアルレストランでは、房総鮨ブッフェで新鮮な海の幸をお召し上がりいただけます)
「東急ハーヴェストクラブ勝浦」をはじめ、ランキング外も含めて今期は比較的築年数の経っている施設のお取引も多かったことも特徴と言えそうです。
この背景には、「気軽に入会できる施設を」というお声のほかにも、どの施設も客室のリニューアルに加え、大浴場の改修やレストランのリニューアルなどを適宜実施しており、利用しやすい施設、過ごしやすい施設へと進化していることや、「そうして手を入れて施設の魅力を新たにしている」という点を評価いただいていることも大きなポイントになっていると考えられます。
そうしたリニューアルや新しい取り組みのニュースを知った会員様が実際に施設を訪れ、お買い増しやお買替になることも引き続き多くあり、この半年間の仲介取引においても約24%、およそ1/4が会員様のお買替・お買い増しでした。
もし、ライフスタイルやお好みの変化で「他の施設をホームグラウンドにしたい」あるいは「あの施設もホームグラウンドにしたい」といった見直しのしやすい土壌があるのもハーヴェストクラブの特長のひとつかもしれません。
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2024年度取引物件ランキングを発表します!
では、2024年度の年間のランキングを発表いたしましょう!
<2024年度の年間取引物件ランキング>
1位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
2位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
3位 東急ハーヴェストクラブ那須
4位 東急ハーヴェストクラブ伊東
5位 東急ハーヴェストクラブ勝浦・VIALA annex軽井沢
上期も下期も取引数が伸びたことにより、昨年に引き続き、年間の取引件数が過去最高数を塗り替える結果に。特に、「東急ハーヴェストクラブ軽井沢」は上期下期どちらもトップを譲らず、年度でも1位に輝きました。また、会員様からのお買増しやお買替えが多かったのも取引件数の上積みに繋がったようです。
国内外の観光客で賑わう軽井沢の中心街とは一線を画す塩沢エリアに広がる「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」は、遠く浅間山との連なりを意識して中央に設けられた広々とした芝生「グリーンフィールド」や広々としたラウンジ、ゆっくりとした時を過ごせるライブラリーといったのびのびとお過ごしいただける施設となっています。

(「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」の浅間山との連なりを意識し、中央に設けられた広々とした芝生「グリーンフィールド」)
また、温泉大浴場にもこだわりが。
「大浴場みやま」では、ひときわ浅間山の眺望が満喫できる「眺望風呂」をはじめ、内風呂や露天風呂、サウナや炭酸風呂など、多彩なリラクゼーションをご用意しています。内風呂の一部には、「白糸の滝」のそばを源泉とする「小瀬温泉」を運び湯にて引湯。自然と一体になる、ひと味違った軽井沢でのリゾートライフをお過ごしいただけます。

(「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」の眺望風呂で、浅間山に向かう景色をご覧になりながら充実のリラックスタイムを)
一方、上期下期ともに安定した取引があり、3年連続のランクインとなったのが「東急ハーヴェストクラブ伊東」です。
この施設もまた温泉大浴場が自慢で、最上階に位置する温泉展望大浴場は敷地内の源泉から引き込んだ温泉をたたえ、伊東の街並みや相模湾の美しい眺望とともに、ゆったりと温泉を満喫していただけます。
また、伊豆の海鮮やここならではの甘味など地元グルメが味わえる店が軒を連ねる伊東温泉街はもちろん、徒歩圏内にオレンジビーチがあるのもこの施設の魅力となっています。

(「東急ハーヴェストクラブ伊東」の温泉展望大浴場。相模湾を望む景色は雄大です)
5位の「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯」は、鷹峯のふもと、「しょうざんリゾート京都」内に位置する日本のリゾート。賑わう街中から一線を画するような静けさと、京都ならではの四季折々の表情を堪能できる施設としてご好評いただいています。
特筆すべきは、「京都の市街地にありながら、天然温泉を堪能できる」というところ。
敷地内に涌出した天然温泉はやさしい湯あたりが特徴の「美肌の湯」として知られる泉質で、温泉露天風呂付大浴場では、京の風情を感じる庭、竹や檜、天然石の設えの中、京都散策で疲れた身体を癒していただけます。
京都の街はインバウンドも含めて大変賑わっているとニュースでも目にしますが、そのためにオールシーズン決まった金額で泊まれる定宿を持ちたい、というお声もあるようです。

(静寂の中にある和のリゾート「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」)
東急ハーヴェストクラブの今後の展望は?
ここからは、2025年上半期のニュースもお伝えをいたします。
まずお伝えしたいのは、「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」以来の大規模プロジェクトとなる、「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」について。温泉好きにはもちろんのこと、夏の避暑、ウインタースポーツでも知られる草津の地に、「ハーヴェストクラブ草津」、「VIALA annex草津」、「VIALA草津Retreat green」と、3つの施設が2027年に開業予定となっており、一般募集も5月よりスタートしています。
施設のなかでもゆっくり、心身ともにくつろげるための施設となりますので、ご興味ある方はぜひホームページも併せてご覧ください。

(「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」温泉露天風呂完成予想CG)
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「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」で心の奥深くから寛ぐリゾートライフを〜2025年5月、新規会員募集開始!
仲介取引では、引き続き仲介在庫は大きく増加をしておらず登録制物件が複数ある状態ですが、4月には「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」がしばらくぶりに登録制解除、「東急ハーヴェストクラブ伊東」「東急ハーヴェストクラブ鬼怒川」なども解除になるなど、少し動きが出てきました。ただし、それぞれも多くの在庫があるわけではありませんので、ご興味の施設があればぜひお早目のお声がけがおすすめです。
また、「VIALA鬼怒川渓翠」に続き、6月からは「VIALA軽井沢Retreat」も名義書換がスタートとなるため、仲介取引も開始となります。「VIALA軽井沢Retreat」も開業以来多くの会員様にお越しいただいている人気の施設なので、このことをきっかけにまた取引動向には変化が起こるかもしれません。

(上空から見た「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」や「VIALA軽井沢Retreat」)
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今回のランキングはいかがでしたでしょうか?
物件の動向は意外なきっかけで急に変化が現れるもの。そこで、半期に一度のご紹介だけでなく、東急ハーヴェストクラブでは「価格一覧表」を毎週更新しています。
どの施設が取引可能な状況か、どのくらいの予算感なのか、などぜひ参考にしてみてください。
☆価格一覧表
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