2024年12月7日 毎回多くの反響をいただいている「東急ハーヴェストクラブ取引動向と人気施設ランキング」シリーズ。17回目となる今回は心苦しくも公開が大幅に遅れてしまいましたが、ようやく集計が完了いたしました！
満を持してお届けする本稿では、2024年上期の会員権動向と最新施設の情報を中心に、取引物件ランキングや仲介取引の動向もお伝えいたします。「開業のニュースを見て東急ハーヴェストクラブに興味が湧いた」という方や「気になっているあの施設の取引動向はどうなっているだろう？」という方にも、ご参考となれば幸いです。
☆その前に先期のおさらいはいかがでしょうか？
根強い人気エリアの躍進が目立つ中、4年ぶりにあの施設が1位に！〜東急ハーヴェストクラブ2023年下期の会員権動向と取引施設ランキングをご紹介！〜
2024年上期の東急ハーヴェストクラブニュースを振り返り
ランキング発表の前に、まずは2024年上期の東急ハーヴェストクラブ近況報告です。
「RESERVE箱根明神平 nol hakone myojindai」開業
「RESERVE箱根明神平」は、30年間ご愛顧をいただいた「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」の建物をホテル「nol hakone myojindai」としてリニューアルオープン。そのうちの10室をハーヴェストクラブの「RESERVEシリーズ」としてご用意した施設です。
（「RESERVE箱根明神平」館内から中庭に向かう景色が印象的）
「この土地で暮らすように過ごす」をコンセプトとし、以前のクラシカルな雰囲気を残しつつ、モダンかつあたたかみのある設えで統一された館内が特徴。お部屋は、温泉露天風呂付客室やロフトベッド付のスタンダード客室、ペット対応客室など5種類の客室タイプから予約時に選んでご予約いただけるルームチャージ制を採用しています。
箱根の地にある施設だからこそ、お風呂にもこだわりを。大浴場では自家源泉で宮城野温泉をお楽しみいただけるようになっています。宮城野温泉は、箱根十七湯のひとつに数えられる名湯。アルカリ性の単純温泉は、肌にやわらかで、心身ともに深くリラックスしていただけること請け合いです。
（「RESERVE箱根明神平」露天風呂付温泉大浴場）
さらに、約38度をキープすることで季節を問わず快適にご利用いただける屋内温水プール（サーマルプール）や、「ととのいテラス」もご利用いただきたい施設です。
箱根の中でもひときわ静かな別荘地として人気を博す宮城野に広がる「RESERVE箱根明神平」で、身も心もリフレッシュできるリゾートライフを満喫してみませんか？
東急ハーヴェストクラブ仲介取引の近況は？
上述のような新規施設の動向も気になるところですが、「仲介取引の近況は？」というお声もあるはず。ここではその概要をご紹介します。
昨年同時期を上回り、最多取引数を更新！
昨年同時期である2023年度上期にも「今までで一番取引の多い期になった」とお伝えしていましたが、今期はそれをさらに上回り、最多取引数を更新する結果となりました。
ここ最近の傾向としては、ご友人などからの招待で施設を利用したことがきっかけで「入会を検討したい」というお問い合わせが多くなっています。それに加え、今期は「ホームページを見て問い合わせた」とおっしゃる方も数を伸ばしていました。このブログもそんな方々の一助になっていたなら嬉しい限りです。
ひるがえって、取引数が増えたことも影響して、現在の総数は4月初旬に比べて75%程度と、“ご案内できる物件数（仲介の売り在庫）”が減少している状態になっていることがわかりました。このような状況は2023年下期も見られていたものの、当時は売却のご相談も多くいただいていたため、売り在庫も回復傾向が見られ、需給バランスが保たれる傾向がありました。しかし、今期は取引数はさらに増加傾向ではある一方で、売却のご相談数は例年並みだったため、3月をピークに10月には昨年同月も下回るようになっています。
このようなことから、売り物件が十分になく、買主さまが購入を順番待ちされる＜登録制＞の物件も出てきており、特に「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」や「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」はほどんどの時期が登録制に、また、現在は5物件が登録制の対象となっています。（2024年11月現在）
（雄大な海と豊かな緑が織りなす開放的な眺望、2種類の温泉、アクセスの良さと三拍子が揃った「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALA」）
2024年上期取引物件ランキング
そんな2024年上期の取引数ランキングはというと…？
＜2024年上期取引物件ランキング＞
1位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
2位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
3位 東急ハーヴェストクラブ那須
4位 東急ハーヴェストクラブVIALA annex軽井沢
5位 東急ハーヴェストクラブ伊東
比較するために昨年、2023年上期のランキングもご紹介しましょう。
＜2023年上期取引物件ランキング＞
1位 東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山
2位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
3位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園、京都鷹峯
4位 東急ハーヴェストクラブ鬼怒川
5位 東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢
なお、直近となる2023年下期のランキングは次の結果になっています。
＜2023年下期取引物件ランキング＞
1位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
2位 東急ハーヴェストクラブ伊東
3位 東急ハーヴェストクラブ那須・熱海伊豆山
4位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
5位 東急ハーヴェストクラブ天城高原
4期ぶりに「東急ハーヴェストクラブ軽井沢」が1位に！
「東急ハーヴェストクラブ軽井沢」の仲介取引が始まったのは2019年下期と約5年前のこと。以降、半年ごとのランキングでの1位は今回で3度目となります。根強い人気を誇る「東急ハーヴェストクラブ軽井沢」に隣接して誕生した「VIALA軽井沢Retreat」も早いもので10月26日に1周年を迎えました。
（窓越しに広々としたグリーンガーデン、その先にそびえる浅間山を望む「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」のラウンジ）
軽井沢といえば、有名人にちなんだ場所や話題の観光スポット、グルメなどがまずは思い浮かぶもの。一方で、静かで落ち着いた“いつもとはひと味違う軽井沢”を楽しみたい、という方にとっては「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」や「VIALA軽井沢Retreat」が広がる塩沢エリアもまた、魅力的に感じていただけることでしょう。
（上空から見た「東急ハーヴェストクラブ軽井沢＆VIALA」や「VIALA軽井沢Retreat」）
「以前から気になっていた」という方はもちろん、「軽井沢の新しい魅力を感じてみたい」という方にはぜひおすすめの施設です。
（「東急ハーヴェストクラブ軽井沢＆VIALA」や「VIALA軽井沢Retreat」に隣接する「軽井沢タリアセン」は観光情報でもよく見かける名所となっています）
2位以下の施設も人気は衰え知らず！ 秋冬は芯から温まる温泉三昧のリゾートライフを
ランキング常連の「東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山」や「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」は、前述の通り、十分に売り在庫がなかったため件数が伸びづらい結果となりましたが、「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」「東急ハーヴェストクラブ那須」「東急ハーヴェストクラブ伊東」は先期に引き続き人気・取引数ともに衰えず、連続のランクインとなりました。
「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」では、「新姥子温泉」を引き湯した無色透明の単純温泉をご用意しています。泉質は弱酸性、低張性、高温泉と優しいお湯なので、老若男女を問わずお楽しみいただけます。
ぜひ、温泉露天風呂で開放感あふれる空の広さを、内風呂で木々の香りに包まれリラックスするひとときを、ぜひ。
（「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」の最上階に備えた露天風呂付温泉大浴場）
「東急ハーヴェストクラブ那須」は、敷地内の源泉から湧き出る良質な温泉「白八汐の湯」をたたえた多彩な温泉大浴場が自慢の施設です。打たせ湯や寝湯を設えた内風呂、そして、天然温泉と森林浴を同時に味わっていただける露天風呂を、それぞれご堪能いただけるはず。
（東急ハーヴェストクラブ那須の温泉大浴場。秋には窓から見える木々が色づき、絵画のようです）
「東急ハーヴェストクラブ伊東」には、弱アルカリ性低張性温泉（ナトリウム 塩化物塩）の単純温泉の温泉展望大浴場をご用意しています。最上階に位置しているため、伊東市街や相模湾を見下ろせるのが特徴のひとつ。特に、温泉露天風呂では、海と山に囲まれたここならではの心地よい風を受けてのリラックスタイムをお愉しみいただけます。
（潮風を感じながら愉しみたい「東急ハーヴェストクラブ伊東」の温泉展望大浴場）
心ゆくまで温泉を満喫できる3施設でなら、秋から冬にかけて、寒さで縮こまった体を芯からあたためて解きほぐし、英気を養うリゾートライフをお過ごしいただけることでしょう。
VIALAシリーズのランクイン！ 今後のランキングにも要注目
そして、今回特に注目したいのが、4位に入った「VIALA annex軽井沢」についてです。1位のハーヴェストと揃って軽井沢の施設ではありますが、実はVIALA施設がランクインするのは2021年上期の同施設から6期3年ぶりとなります。
（「VIALA annex軽井沢」では、雄大な浅間山の姿を望めるお部屋も）
（コンサバトリー付きの客室からは季節ごとの自然を楽しめるガーデンが見渡せます）
2008年に第1号の「VIALA箱根翡翠」が誕生したVIALAシリーズも、2024年10月23日に開業した「VIALA箱根湖悠」を含めて9施設を数えるまでになりました。各地のVIALA施設を楽しまれている会員様も多くいらっしゃるようで、ご利用になるシチュエーションやその時々の滞在でお過ごしになりたいリゾートライフに応じてハーヴェスト施設とVIALA施設を使い分けている、というお声も多く伺っております。
また、VIALA施設が増えることで、会員様の数も同じく増加しています。そのなかで、今後は、ハーヴェストシリーズと同様、お買替えやお買増しといったことで流動性が高まり、VIALAシリーズの仲介取引も伸長の動きとなるかもしれません。
東急ハーヴェストクラブの今後の展望は？
今回のランキングはいかがでしたでしょうか？
ここからは、2024年下半期のニュースもお伝えをいたします。
箱根の新たなVIALA単独施設「VIALA箱根湖悠」開業
先にも触れた通り、2024年下期のニュースとしては、「VIALA箱根翡翠」「VIALA鬼怒川渓翠」に続く単独型のVIALA施設「VIALA箱根湖悠」が10月についに開業いたしました。
（「VIALA箱根湖悠」エントランス・アプローチから見た芦ノ湖の景色）
施設の各所より芦ノ湖の眺望を楽しめる、箱根でも新エリアの施設開業ということで、2022年の募集開始から多くの反響をいただいております。
「VIALA箱根湖悠」では、お部屋での時間を満喫したり、温泉を堪能したり、サウナで整ったり、愛犬との時間を楽しんだりと、多様なリゾートライフをお過ごしいただけるよう工夫し、新たなご提案となる趣向も凝らしています。ブログでも詳細をご案内しておりますので、ぜひご高覧ください。
（夕景の「VIALA箱根湖悠」リラクゼーションエリア。ライトアップされた屋外プールのほか、3種のサウナやテラス、元箱根の温泉をたたえた露天風呂付き温泉大浴場、天井が高く地下神殿のような屋内プールなどがございます）
「VIALA箱根湖悠」の開業によって、「RESERVE箱根明神平」「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」「VIALA箱根翡翠」と、箱根エリアで展開する東急ハーヴェストクラブは4施設になりました。それぞれに立地だけでなく、お部屋のタイプや雰囲気、共用施設など様々な特徴があり、その時々の利用方法で会員さまにはお選びいただいています。
会員権をご検討中の方で、「箱根にホームグラウンドを持ちたい」という方でも、どんな過ごし方をしたいか等でお選びいただく施設が変わるかもしれません。「気になる施設で自分の理想のリゾートライフを過ごせるか確かめたい」といった時には個別の相談会もお役立てください。
（「VIALA箱根湖悠」アライバルラウンジ）
毎週の仲介価格をチェック。おススメ物件などもお見逃しなく！
物件の動向は意外なきっかけで急に変化が現れるもの。そこで、半期に一度のご紹介だけでなく、東急ハーヴェストクラブでは「価額一覧表」を毎週更新しています。
どの施設が取引可能な状況か、どのくらいの予算感なのか、などを把握いただくだけでなく、オススメの施設もご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
☆価額一覧表
また、1ヶ月ごとにこのブログと同じように、仲介取引の動向をまとめてお伝えしています。こちらもぜひご注目ください。
☆ハーヴェストクラブ仲介会員権動向レポート
このほか、ご入会の流れやご利用の方法など疑問に思うことについて、お電話やオンライン、対面で直接ご質問いただける個別相談会を実施しております。一番ご都合のよいスタイルで、一番知りたいことを、ぜひ東急ハーヴェストクラブ担当者までお尋ねください。
