皆さんこんにちは。
リゾートSTYLE編集部です。
今回は、テレワーク(リモートワーク)の広がりで注目が高まってきた「ワーケーション」についてご紹介します。
この記事では、「ワーケーション」とはそもそもどういったものか、それに加えて自治体の取り組みや、ワーケーションを意識する際の別荘選びのポイントなどをご紹介していきますので、是非ご覧ください。
ワーケーションとは
ワーケーション(workation)とは仕事=workと休暇=vacationを組み合わせた造語です。休暇中、どうしても必要な場合はテレワークで参加することで、中断することなく長期休暇をとれるといったライフスタイルのことを指すようです。
これに加えて、メンバー間の連携を高めるためにリゾート地で合宿のように集まり業務を行ったり、企業がテレワーク推進のためにリゾート地にサテライトオフィスの設置を行うことなども、ワーケーションとしてとらえられてるようです。
国内自治体では、観光・企業誘致を目的として、和歌山県の白浜町や長野県の軽井沢町・茅野市・白馬村、北海道では釧路市や富良野市、ニセコ町といった地域で、積極的にワーケーションに取り組んでいます。これらの自治体ではより快適なステイを楽しめるよう、無料Wi-Fiの広域化やワーキングスペースの拡充・周知、各種イベントの企画を行っています。
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日本での関心の高まり
これまでは関心が一部にとどまっていたワーケーションですが、コロナ禍で進んだテレワーク環境の整備により注目が高まっています。テレビ会議システムの活用等も一般的になり、これまでと比べて場所にとらわれない働き方をする人が増え、都心よりも自然環境の豊かなリゾート地で働くことも視野に入ってきたといえるでしょう。
また、内閣府発行の「まち・ひと・しごと創生基本方針2020」では地方での働き方が盛り込まれ、テレワーク体制の整備や、サテライトオフィスを誘致する地域への支援を推進するなど、注目が高まっています。
東京を離れて暮らしたり別荘ライフを楽しみたいが、仕事でなかなか時間を作れず気になるエリアでのリゾートライフを体験する時間がない、という方にとっては追い風といえそうですね。
もし仕事をしながらでもリゾート地に長期滞在できるようになれば、移住先や別荘を探す、あるいは実現することに大きく近づけるでしょう。
ワーケーションを実現するための、物件選びのポイント
自然豊かな環境で、家族にはのびのびと過ごしてもらう傍ら、少し席を外してオンラインの会議に出席をする。夢のような時間ですが、別荘地でのテレワークを実現するなら物件選びがポイントです。
―インターネット環境の確認
まずはここが一番大切です。
別荘地は高原や海辺など人里離れた場所にあるため、光回線が利用できないなど、インターネット環境が都心ほど整っていない場合もあるのです。
近年は工事不要のWi-Fiサービスも多くございますが、回線速度等が気になる方は、そのエリアの回線状況を事前に確認したほうが良いでしょう。
―ワークスペースの確保:自物件内での間取り選定、近隣のワークスペースの確認
次にワークスペースの確保です。せっかく自然が豊かな環境で集中して仕事ができるのであれば、書斎等、仕事をするためのスペースも意識されることをおすすめします。
別荘利用を想定されている物件は収納スペースも少ないため、長く過ごすとなるとお部屋が足りなくなることもあります。イメージするリゾートライフにプラス1部屋、という想定で間取りを決めることも検討してください。
もしくは、近隣のワーキングスペースについても調べておきましょう。冒頭でご紹介したような自治体では、積極的に利用可能なワーキングスペースの紹介等も行っています。
―勤務地、自宅からの距離:どれくらいの滞在期間か
最後に、勤務地からの距離です。
もし、緊急で出社をすることがあるような方は、お住まいの地域近郊の別荘地をお選びになった方が、「いざとういうときも駆け付けられる」と安心して過ごせるでしょう。
その必要がない方は、思いきって夏は北海道、冬は沖縄といった過ごし方はもちろん、海外で生活も始められるかもしれませんね。
いかがでしたか?ワーケーションのイメージはつきましたでしょうか。
これまでは、別荘では仕事を忘れてゆっくりと過ごす、という考え方が一般的でした。
しかし、東急リゾートにお問合せいただいた方の中にも、すでに別荘で働きながら過ごしている方もいらっしゃいます。
テレワーク環境の発達、ワーケーションへの理解が広がることで、新しいライフスタイル、別荘の活用方法として期待が持てそうですね。
テレワークの広がりで移住を決意し、房総エリアで趣味のサーフィンを楽しみながらテレワークを行う佐々木様にもお話を伺っておりますので、こちらの記事をぜひご覧ください。
【オーナーインタビュー】「移住もテレワークも実践してみると意外となんとかなりました」佐々木様の場合
リゾートSTYLEでは、今後もワーケーションにおすすめのエリアや別荘地などを紹介してまいります。まだまだ考え始めたばかりなんだけど、という方も別荘コンシェルジュまでお気軽にご相談ください。