インタビュー 海

リゾートが身近な生活、セカンドハウスでの生活を満喫しているかたにお話しをお伺いする「Villaの達人」。記念すべき第1回は、ヤフー株式会社で重責を担う、川邊健太郎さんを訪ねました。

お話しをお伺いした印象は、「とにかく、楽しんでいらっしゃる」。

千葉・館山にかまえた通称「館山Base(ベース)」で、海や山、釣り、狩猟、そして仲間や地元の人たちとの交流と、どれもまったく手抜き無し。もちろん日々の仕事もきっちりとこなし、公私ともに充実した日々をお過ごしです。その楽しさの秘訣を、編集部がお聞きしてきました。

外観写真

「館山Base」の心臓部。すぐ下に、太平洋、東京湾が広がります

 

川邊さん写真

ごくごく自然体で、とことん気さくな川邊さん。楽しい取材になりました!

朝、海を見てから出勤する快感

リビング写真

テレビ会議、電話会議のシステム完備、窓から太平洋が一望でき、そして風が吹き抜けるリビング

──さっそくですが、普段はどんな生活スタイルなんですか?

もう東京の家は完全に引き払いまして、こちらに移住した状態です。平日はもちろん東京で仕事をして、週末はこちらにずっと居る、という感じです。

──通勤している、ということですか?

そうですね。だいたい1時間半ぐらいです。もちろん、遅くなって帰れないときは東京の実家で寝ます。出張も多いので、まちまちですが。

会社に「どこでもオフィス」という制度があるんですよ。これを率先して使っています。オンオフをはっきりつけて働くタイプなので、平日はかなり働いて、そして土日は遊んで、という感じですね。

──例えば月曜の朝に、遊びすぎて「はー、疲れた……」なんてことは無いですか?(笑)

ぜんぜんシンドくないですよ(笑)。朝、このすぐ下の海で釣りをしてから出社したりしてますから。今だったら日の出が4時半、そこから釣りをして、7時ぐらいにここを出て、会社には8時45分ぐらいに着いてます。ヤフーだと、一番乗りに近いです。

やっぱり、朝、海を見てから出かけるっていうのは、ホントにいいですよ! 気分がぜんぜんちがいます!

館山を選んだわけ

──海がお好きなんですよね。

はい、生まれも育ちも東京なんですが、ずっと「引退したら海が見える場所に住みたい」と思っていたんです。でも、今、僕は、ヤフーというネットベンチャーにいて、広く言うと孫正義さん率いるソフトバンクグループに所属しているわけです。ここは“燃える情熱をもった起業家集団”ですから、グループ一丸となって事業に邁進している間は、僕も引退はない。そうすると、引退なんていつになるかわからないし、思いっきり遊べるのも元気なうちじゃないですか。だから、仕事も遊びも両方いまのうちにやり切ってしまえ! ということで海辺への移住を決意しました。

──なぜ館山だったんですか?

このそばに知り合いが住んでいたんです。その人のところに遊びに行っていろいろ話していたら、東京の家を引き払ったと言う。「え、じゃあどこに住んでるんですか? ここから通えるんですか?」という話になって。考えたら、1時間半の通勤をしている人、結構多いじゃないですか。だったらここから通えるな、って。

もう少し言えば、このそばに両親が購入したゾートマンションがあったんです。そこを僕も使って、けっこう長い時間を過ごしました。それで海のそばで遊んだり釣りをしたりしていて、「こういうのもいいな」と思いながら東京暮らしをしていたんですね。

あとは、海がキレイ! 立地的に、海が北側に面しているんです。後ろから光が差すことになる。そうすると、海の色がとんでもないエメラルドグリーンに見えるんですよ。こういう条件は、なかなか無いんじゃないでしょうか。

海写真

屋上から。残念ながらこの日は高曇りかつ台風の影響で、その本領は見られませんでしたが、それでも十分に美しい

 

海写真2

海岸に降りて。実質、お隣の2、3軒のプライベートビーチ

──場所、物件探しはスムーズに行きましたか?

いや、それがなかなか。この一帯を全部歩いて探しました。だけど、なかなか売ってくれるところが無い。一軒一軒、交渉して回りました。それでやっと、この物件が見つかりました。元々は企業の保養所のようなところだったようですね。でも7年間ぐらい使っていなくて、それはもうすごい状態でしたよ。草木がぼうぼう、スズメバチの巣があったり、アロエのでっかい株が入り口の前に生えていたり……。

「館山Base」活動、スタート

──それが、2012年のことですね。

はい、物件を探していたのが2011年の冬から2012年、買ったのは2012年の6月ですね。

確か、2012年の夏がものすごい猛暑だったんですよ。その暑さの中で、密林状態の草刈りをしたり、竹を3000本ぐらい切ったり……、疲れ切りましたね(笑)。

──建物の方はいかがでしたか?

リノベーション的なことの見積を取ったら、なかなかのお値段だったんです。だったら、ということで、いろいろ友だちと一緒に自分たちでやりました。もちろんプロの仕事はプロにお任せして、自分たちでもできること、ということですけどね。ベンチを作ったりペンキ塗りだったり……。

大変でしたけど、楽しいですよ。やってよかった、と思ってます。それに、自分でやったり、プロにお任せするのでも現場に立ち会っていると、メンテができるんですよね。自分で見て、どうやって作ったかを理解していれば、ってことです。

──そうやって、もろもろ整えながらの1年目、という感じですか?

そうですね、それで実際にやってみると、「ああいうのが欲しいな、こうだったらいいな」というのが見えてきます。2年目以降、それを作っている感じです。だいたいの構想を整えておいて、釣りも狩猟も季節的に盛り上がらない期間がありますが、そういう空いたタイミングで実施するんです。

それで今は4年目かというところですが、3年目から今は「拡張期」かもしれません。ちょうど今日、だいたい完成したのが、バーベキュー小屋です。これもかなりの部分を自分たちで作りました。

BBQ小屋写真外

「釧路の狩りのお師匠」の家にあったBBQ小屋を「オマージュして」。外壁の板やその他もろもろ手作り

 

BBQ小屋写真中

BBQ小屋内観。炉はもちろん、排煙装置、空調、業務用食洗機完備

人づき合いから『何か』が生まれる〜後編」に続く。

 

撮影:内田 龍

※本記事の情報は、公開当時のものです。以降に内容が変更される場合があります。
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