皆さんこんにちは、別荘コンシェルジュの村瀬です。
今回は、近年注目度が高まる「白馬」をご紹介します。
冬季オリンピックの開催地としても知られるこの地は、リゾート地としても、不動産マーケットとしても変化している途中です。
この地にご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
白馬エリアはこんなところ
白馬エリアの中心である白馬村は、長野市の郊外にあります。日本アルプスの山間部に位置し、最寄りの白馬駅は長野駅から特急バスで約1時間10分ほどの距離にあります。
白馬村には「白馬八方尾根スキー場」、「エイブル白馬五竜 」、「Hakuba47 Winter Sports Park」、「白馬岩岳スノーフィールド」、「白馬さのさかスキー場」の5つのスキー場があり、冬季オリンピックでも使用された「白馬ジャンプ競技場」を擁する国内屈指のスノーリゾートです。
近郊の小谷村と大町市にまたがる「HAKUBAVALLEY」は、10のスキー場と146のコースで形成される山岳型スノーリゾートとして国内外にPRし、海外からの観光客も多く訪れています。
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白馬エリアの魅力
最大の魅力はやはりスノーシーズンにあります。
「JAPAN」と「POWDER SNOW」を合わせた造語「JAPOW(ジャパウ)」は、今や国際的なスキーヤー、スノーボーダーの間では一つのブランドとなっています。
もともとはニセコが世界に知られるきっかけになった言葉ですが、近年は「#JAPOW」のハッシュタグとともに白馬が紹介されることも多くなりました。
146という数を誇るコースは多様性があり、スキー教室を受けたい初心者からバックカントリーを楽しみたいという上級者まで受け入れています。
このように世界的に評価されるスノーリゾートである白馬ですが、近年は通年型のマウンテンリゾートとしての開発も行われています。
2018年に北アルプスの絶景が一望できる「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」のオープンを皮切りに、開放的な場所で非日常を味わえる「岩岳グリーンパーク」や、サウナやジャグジーが楽しめる山の上のビーチリゾート「白馬マウンテンビーチ」など、次々にリゾート施設が誕生しています。
こういった取り組みもあって、2023年にはグリーンシーズン(2023年4月28日〜11月12日)の観光客数が20万人を超え、避暑地としての需要も高まっています。
もともと長野県は「軽井沢」や「蓼科」といった人気の高い別荘地があり、避暑地としても知られています。サマーシーズンの白馬も、今後は目が離せませんね。
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「第2のニセコ」?白馬エリアが注目される理由
白馬エリアが不動産マーケットとして注目されている理由は、「ニセコと同じ特徴を持っていること」と、「国際的な不動産マーケットとしての伸びしろ」です。
世界から評価されているジャパウが体験できるスキー場があり、インバウンドの受け入れ態勢が整っているエリア環境は、ニセコと白馬に共通する特徴です。
加えて、日本国内の主要な都市からのアクセスという点では、飛行機を利用しないで済むということから白馬にアドバンテージがあるという見方もできます。
シンガポールを拠点とするホテル運営会社である「バンヤンツリー」が、日本国内では京都、箱根に続き、白馬でスキー場隣接のホテルを計画しており、このエリアとしては初の「5つ星ホテル」の進出に注目が集まっています。
こういった背景から地価の上昇はすでに始まっています。なかでもメインストリート沿いにカフェや居酒屋、バー、土産物店などが軒を連ねる商業地「エコーランド」を擁する白馬村北城の路線価は、2022年は前年比20%増で全国1位、2023年はさらに16.7%増で全国7位となっています。
そんな白馬エリアですが、まだ地価の上ではニセコ(倶知安町)の約7分の1と大きな差があります。
近年の不動産投資、開発状況から、白馬エリアは伸びしろのある不動産マーケットと言えるでしょう。
いかがでしたか?今回は定番のスノーリゾートから通年型のマウンテンリゾートに姿を変えつつある「白馬エリア」をご紹介しました。
国内外からの観光客だけでなく、不動産マーケットとしても注目を集めています。
このエリアでのリゾート物件にご興味をお持ちの方は、下記リンクよりぜひご覧ください。