エリア情報

みなさん、こんにちは。リゾートSTYLE編集部です。

今回は、外国の方にも大人気のスノーリゾートの紹介です。
ニセコはすでにブランド化して、世界的に有名なスノーリゾートですが、実はまだまだ日本には素晴らしいスノーリゾートがあります。
ご紹介するのは、1998年の長野オリンピックの会場にもなった長野県「白馬」です。

東京から新幹線で長野駅まで約1時間35分、長野駅から車で約50分とアクセスの良さが魅力。羽田空港、成田空港からシャトルバス直行便が出ており、インバウンド観光客のアクセスも良好です。白馬村に近づくと雄大な山々の景観が迎えてくれます。まずは白馬エリアの3つの魅力をご覧ください。

白馬エリア、3つの魅力

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白馬エリアの魅力①:パウダースノー、バリエーションに富んだスキー場

長野オリンピックのスキー競技の会場になった白馬村ですが、その魅力は何といっても、素晴らしいパウダースノーです。日本の質の高いパウダースノーは海外で「Japow」(Japan+Powder Snow)と称され、ニセコや白馬は世界でも最高のパウダースノーが楽しめる場所として認知されています。
白馬エリアには、八方尾根、岩岳、栂池高原、エイブル白馬五竜、Hakuba47、白馬コルチナなど全部で、なんと10のバリエーションに富んだスキー場があり、これらスキー場を一体として「Hakuba Valley」と呼称して世界へPRしています。
これら10のスキー場は、共通ICリフト券を導入し、各スキー場を連結するシャトルバスを運行するなど、利便性が高いことも特長です。

白馬エリアの魅力②:アフタースキーの充実

白馬エリアは、パウダースノーやスキー場の魅力だけではありません。ニセコ同様、外国人の方が賑わうアフタースキーも充実です。
一番賑わっているエリアは「エコーランド」と呼ばれるエリアです。レストラン、カフェ、バーなどの飲食店舗やショップが集積したエリアで、メイン通りの両側を少し奥に入るとレンタルシャレーが立ち並んでいます。エコーランド中心部には、スキー場へのシャトルバスの発着所「Hakuba Base Camp」があり、各スキー場へのアクセスも良好です。

白馬エリアの③:グリーンシーズン

白馬は、ウィンタースポーツのメッカという印象が非常に強いですが、グリーンシーズンの集客にも注力しており、大変注目を浴びています。2018年10月に北アルプスの絶景が一望できる「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」が白馬岩岳に、2018年にはこのほかにもフランス発の体験型アトラクション『Xtrem Aventures(エクストリーム・アベンチャーズ)』がオープン。2019年7月には標高1400mの八方尾根うさぎ平テラス屋上にジャグジーやゴンドラサウナを備えた「HAKUBA MOUNTAIN BEACH」がオープンしました。八方池へのトレッキングや白馬大雪渓への登山、キャニオリングなど、各人の体力・経験に合わせて大自然を楽しむことができます。
美しい自然に魅了され白馬へ移住した外国人も多く、夏の白馬エリアもとても魅力的です。

活発な不動産取引

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そんな「白馬エリア」ですが、白馬の魅力に惹かれた多くの外国人による不動産取引が活発です。現在はシンガポール、香港、中国、マレーシア、オーストラリアなど様々な方が白馬の不動産を購入しています。
スキー場近辺に別荘地があり、「和田野」や先ほどご紹介しました「エコーランド」、そのほか「みそら野」というエリアが人気です。
「和田野」は、白馬東急ホテルやラ・ネージュ東館などの有名なホテルやレンタルシャレーが立ち並ぶエリアです。沿道には長野オリンピックの記念旗が掲げられた洗練された雰囲気の漂う地域で、ゲレンデまで徒歩圏内の距離にあります。2019年~2022年を目途に、ラグジュアリーホテルも開業予定です。

エコーランドの南側に隣接した地域が「みそら野」で、戸建て別荘とレンタルシャレー、ペンションが混在するエリアです。エコーランドに近いため利便性が高く、除雪がしっかりしているので定住にも適したエリアです。

外国人が購入する物件種別ですが、売買の中心は、ペンションや一戸建てで、販売価格5,000万円以内の物件が特に人気です。ニセコと比べると、購入しやすい価格です。
ニセコで多くみられるホテルコンドミニアム(ホテル客室が分譲されるもの)はまだ少なく、2017年に白馬初のホテルコンドミニアムとして咲花ゲレンデに面した立地に「マウンテンサイド白馬」がオープンし、完売しました。
「白馬エリア」は、スノーリゾートだけではなく、グリーンシーズンも楽しめるエリアとして、今後も外国人による不動産取引は増加傾向と予想されます。

安曇野

また、スノーリゾート地ではなく、原風景が残され、買い物など生活利便性の高いエリアとしてお勧めのエリアが「安曇野」です。

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白馬から南に約50km、車で約1時間に距離にある安曇野は、雄大な北アルプスとのどかな田園地帯が広がる人気の観光地です。その美しい風景は「日本人のふるさと」、「日本の原風景」とたびたび評され、2011年のNHK連続テレビ小説「おひさま」の舞台になったことにより、多くの人に認知されることになりました。

外国人スキー客が多く訪れる白馬と比較すると、安曇野のインバウンド観光客はまだまだ少ないですが、白馬と比較すると積雪が比較的少ないため、白馬から安曇野へ移住する日本人も多く存在するようです。

豊かな自然と豊富な湧水を利用してわさび栽培やニジマスの養殖が行われているほか、米やりんごなどの農作物の栽培も盛んです。美術館が多数点在するアートの町としても有名。北アルプス山麓に位置することから、北アルプスパノラマ銀座ルートの常念岳や燕岳への登山の玄関口でもあります。安曇野を代表するスポットとして以下3つご紹介します。

・安曇野わさび田湧水群

北アルプスの雪解け水が伏流水となって湧き出し、湧水量は1日70万トンを誇る。真夏でも水温が15度を超えることがない豊富な湧き水は、わさび栽培に先ず利用され、わさび田からの排水でニジマス養殖が行われています。環境省の名水百選選抜総選挙で、安曇野わさび田湧水群は2冠(観光地部門と景観部門)を獲得。安曇野市は、国交省の「水の郷百選」にも認定されています。

・大王わさび農場

静岡、島根と並び日本三大わさび名産地の安曇野。なかでも「大王わさび農園」は日本最大面積を誇ります。農場内の人気スポット三連の水車小屋は、黒澤明監督の映画『夢』の舞台にもなり、安曇野のシンボルとも言える原風景を残しています。農場内では、わさび畑の散策や、わさびソフトクリーム、わさびコロッケなど産地ならではの味覚も楽しむことができます。

・美術館めぐり

安曇野は、水、わさびだけでなく、アートでも有名です。特に、白馬から安曇野を結ぶ「安曇野アートライン」には、19の美術館・博物館が立ち並んでいます。日本近代彫刻の父として知られる明治の彫刻家・荻原守衛(号は碌山)の作品を展示する碌山美術館は、安曇野観光の定番の一つとなっています。

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購入できる不動産は、定住用の戸建てから、温泉付きの物件までバリエーションに富んだ種別の不動産が取引きされております。この白馬エリアにご興味の方は、東急リゾートまでお問合せください。

今回ご紹介した白馬エリアで販売中の物件をご覧になりたい方はこちら

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