心地よい秋の空気が感じられるこの季節。いよいよ行楽シーズンの始まりですね! お出かけしたくなる気候だからか、日帰り現地見学会のお申し込みも例年増加傾向となります。
東急ハーヴェストクラブは、施設ごとに土地の特色やこだわりが反映されているので、どの施設もそれぞれ特色があるもの。
今回は、「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯」の現地見学会について、いつもより多めの画像とともにシミュレーションしてみたいと思います。どんなところが見られるのか、どういったところが”注目のポイントなのか?”ほか、撮影ポイントもご紹介いたしますので、「見学してみよう」という方はもちろん、会員様でも「まだ京都鷹峯には行ったことがないんだよな」という方もぜひご覧ください。
※なお、現地見学会はチェックアウトからチェックインの間のご案内となります。予めご了承ください。
東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯はどんな場所?
2014年10月に開業した「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」は、鷹峯のふもと、「しょうざんリゾート京都」内に位置する日本のリゾートです。賑わう街中から一線を画するような静けさと、京都ならではの四季折々の表情を堪能できる施設としてご好評いただいています。
春は梅や桜、夏はみずみずしい新緑、秋は艶やかな紅葉、冬は凛とした空気と石畳の様子で、日本の伝統美を感じていただけることでしょう。
東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯への道のりは? 施設に訪れるまでの道中も「見学」のうち
憧れの都・京都を凝縮した「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」へはどのようにアクセスするか? このアクセス方法を調べ、実際に道中を行くところからもう「現地見学会」は始まっています。というのも、周辺にどんなお店や観光地があるのか、ぜひチェックしていただきたいからです。
「会員になったあかつきには、ここで京のおばんざいを食べてみたい」や「この小物やさんは、ステキ」といった、自分だったら絶対に訪れたい場所を見付けるのも、会員制ホテル(定宿)を持つ愉しみのひとつと言えるでしょう。
京都はバス網が非常に充実している土地でもあります。今回は、北大路駅から<北1>バスに乗ることにしました。「気になる場所があったら、途中下車する」というのも、路線バスを利用する醍醐味。そんな時「荷物が邪魔になりそうだな」とのご心配は無用です。それというのも、京都駅内には荷物を預かってくれるだけでなく、東急ハーヴェストクラブまで届けてくれるサービスもあるんですよ(有料)。
バスに揺られて20分弱。<土天井町>バス停で下車すると、もうすぐそこが「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」の敷地です。
敷地に入ると石畳の先には名前の由来にもなった鷹峯と施設が一体となった様子が。車寄せでは大きな白い丸いオブジェが出迎えます。さて、これは何を表しているのか…? 後々のお楽しみです。
さっそく現地見学会スタート! 目で見て、肌で感じてみましょう
さて、館内では「共用施設」と「客室」についてご案内いたします。このうち、共用部分はラウンジや大浴場、廊下やフロントが挙げられます。ここは、施設の雰囲気を感じる場所とも言えるでしょう。
見学する際は、「ここに自分がやってきたら、どう寛ぐだろうか?」をイメージしていただくのがオススメです。ぜひ気持ちが赴くままに、ご遠慮なくいろいろと見て回ってくださいね。では、参りましょう!
入り口を入るとフロントロビーの広い空間が
エントランスからつい正面に引き寄せられてしまいそうなところですが、まずは右側のフロントへ。すると、ここにも“なにかの丸”が見つかります。
今回も、「京都鷹峯では、月、をモチーフにした装飾やオブジェが多数あります。その理由は、鷹峯が花札の8月芒のモデルになっていると言われているからです」との解説が。そう、この施設には月のモチーフがそこここに点在しているのです! この話を聞くと、現地見学をしながら月を探す、という新たなミッションに、俄然ワクワクした気持ちが湧いてくることでしょう。
では、改めて鷹峯をみるために、玄関を入った正面へ足を進めましょう。
ここは、パンフレットやホームページにもよく登場している、鷹峯を望める絶景スポットです。デッキに出ることもでき、そこからなら遮るものなくご対面、ができます。この景色をいにしえの文人墨客たちが見ていたと思うと…感慨深いですね。
また、この右奥にはラウンジ、さらに奥にはリストランテ・オルティーヴォがございます。ラウンジではお茶だけでなく、夜はバーとしても営業しているそう。昼間とはまた違った、幽玄な雰囲気の中でお酒をいただくなんて、大人ならではの嗜みです。
南館へはスロープカーで
さて、この京都鷹峯はもともとの地形を生かすため、本館と南館という2つの建物からなっています。南館へ移動するにはスロープカー(斜行エレベーター)をご利用いただくことになります。さっそく乗ってみましょう。
奥に見えるのが南館なのですが、このスロープカーも丸いことにお気づきでしょうか?
傾斜はきついものの、移動はすぐ。あっという間に南館に到着です。
こちらのラウンジは、囲炉裏のようにも見えますね。こんなふうに、休憩スペースがあちこちにあるので、そこから見える景色に心奪われたなら、少し腰掛けてひと時を過ごすのもいいですね。こうした設えは、会員様をはじめここを訪れる皆様に喜ばれていると聞きます。
その隣には「足湯」が。観光を終えてお食事を召し上がる前の少しの時間に疲れた足をリフレッシュする、とか、お出かけ前にここで足湯を楽しみながら「どんなコースで京都をめぐろうか?」と作戦会議をされるのもオススメの使い方だそうです。
そのほか、この階にはキッズルームやライブラリーが。
キッズルームも京都らしく茶室のように見えるのですが…皆様はどう感じられますか? なんだか大人でも入ってみたくなりますね。
ライブラリーも京都らしく、仏閣美術品の一覧なども。ここで予習復習すれば、寺社仏閣巡りがより充実した時間になりそうです。
あの大きな月の正体は!? 温泉露天風呂付大浴場へ
さて、共用部の旅は最後に南館の1階へ。
1階下なので階段を使うと…月と縁深いあの動物がお出迎えです。
1Fは朝食でビュッフェをご案内するカジュアルダイニング「紙屋川(かみやがわ)」と、温泉露天風呂付大浴場<明(あかり)の湯>が。大浴場前の中庭には、車寄せにあったものよりさらに大きな月のオブジェが鎮座しています。この正体は何かというと…? もうしばらくしたら種明かしをいたしますね。
しょうざんリゾート京都の敷地内に涌出した天然温泉は、やさしい湯あたりが特徴
この温泉露天風呂付大浴場の自慢は、なんといっても「天然温泉である」というところです。この京都鷹峯の立地する「しょうざんリゾート京都」の敷地内から湧出したやさしい湯あたりが特徴の温泉は、別名「美肌の湯」とも言われる泉質。ゆったりとくつろげば、やわらかな肌に…。
ぜひ、京都の天然温泉をご堪能ください。
そしてもうひとつは、趣がガラッと違う<地(くに)>と<宙(そら)>が、男女入れ替え制になっているので、1日目の夜と2日目の朝で2つの大浴場を楽しめる点です。
檜の香り漂う<地(くに)>
内湯は落ち着いた趣の檜の格子窓が特徴的。静謐を感じさせる落ち着いた空間です。外湯も緑が美しく映える造りになっています。
竹葉のサラサラとした音に耳を傾ける<宙(そら)>
竹林が京都らしさを感じさせる広々とした露天風呂。昼と夜ではこれまたガラリと雰囲気が異なります。ゆったり広く、目を閉じればひとり京都に溶け込むような気持ちになれそうです。
近未来的? それとも、禅の世界?<瞑想風呂>
<宙(そら)>の露天風呂から続いている真っ白な丸い空間の「瞑想風呂」。どことなく近未来的な雰囲気もありつつ、水墨画の中のような静けさも感じます。実はこれ、先ほど中庭で見た「月」の内部で、中は「瞑想風呂」になっています。
多彩なゲストルームは、見学会だからこそしっかりチェック!
ハーヴェストクラブはご予約時に宿泊される人数をお伺いし、客室をご用意する仕組みになっています。そのため、見学会は「複数タイプのお部屋をチェックできるチャンス」でもあります。
京都鷹峯の場合は、ツインタイプ(洋室・ユニバーサル)、使いやすい間取りで、ミニキッチン付のタイプもご用意しているスタンダードタイプ、和洋室のファミリータイプのほか、ペット対応(スタンダード)タイプのご用意もございます。おひとりでも、ご夫婦でも、3世代やご友人どうしででも…「このお部屋だったらこんなメンバーと」と、シチュエーションを想定しながらご覧ください。
他施設でも現地見学会は実施中
いかがでしたか? 京都鷹峯の現地見学会の予習になったなら、嬉しい限りです。
京都は「紅葉やお祭りの時期に、一般のホテルより落ち着いてすごせる場所として」と、ご検討になる方が多い施設です。ですが、どうやらここをホームグラウンドとしてご入会になった会員様は、それぞれ別な「自分だけの京都の愉しみ」を見付けているご様子。
ぜひこの機会に現地をご覧になって、あなたの感性であなただけの「こだわりの京都」を探してみてくださいね。
今回のご紹介したのは京都鷹峯でしたが、すべての東急ハーヴェストクラブで現地見学会を行なっています。もし「以前からここが気になっていた」というお目当ての施設があれば、ぜひお声がけください。今回の京都のように、共用施設や各客室をご覧いただくことで、新たな発見や利用イメージが浮かぶはずです。
なお、現地見学会はチェックアウトからチェックインの間のご案内となります。予めご了承ください。