エリア情報 iStock-477725011

日本からほど近く、物価も安い東南アジア諸国。なかでもマレーシアは「2020年までに先進国にする」というスローガンのもと、急ピッチで開発が進められている注目の国です。
今回は、マレーシアについてもっと詳しく知りたいという方のために、不動産市場の特長やメリット、おすすめのエリアなどの情報をまとめてご紹介。マレーシアで不動産を所有する魅力に迫ります。

マレーシア不動産に注目が集まる、その背景を知る

マレーシアは、シンガポールのすぐ北、東南アジアのほぼ中心に位置する国です。マレー半島とボルネオ島という海を隔てた2つのエリアから成り立ち、国土の約6割が熱帯雨林で覆われています。マレー系、中国系、インド系、さらに多数の先住民族が混在する多民族国家で、さまざまな宗教や生活習慣が入り混じったユニークな文化を形成しているのが特長です。以下、マレーシアの概要をまとめました。

  • 面積:約33平方キロメートル。 日本は約37平方キロメートル、ほぼ同じサイズです。
  • 人口:約3,000万人。 日本とほぼ同じ広さの国土に、日本の約4分の1の人々が暮らしています。
  • 首都:クアラルンプール。 人口180万人を超える、マレーシア最大の都市です。
  • 為替レート:1リンギット=約27.01円(2019年4月時点)
  • 言語:準公用語として英語を採用。インターナショナルスクールも多く、教育の場としても注目されています。ほかにマレー語、中国語、タミール語など。

2010年以降、GDP成長率が5%前後で推移しているマレーシアは、20年間安定した経済成長が続いていることから「東南アジアの優等生」とも呼ばれています。2010年には、2020年の先進国入りを目指した方針「ビジョン2020」を発表。首都クアラルンプールを筆頭に、大規模な都市開発プロジェクトや交通整備が進められています。人口も毎年約50万人のペースで増えており、2050年には4,000万人を超えることが見込まれています。

これらの経済情勢を背景に、マレーシア不動産の住宅価格指数は年5~10%とゆるやかに上昇し続けており、東南アジアの新たなマーケットとして注目されています。

 

新興国マレーシアの不動産が選ばれる理由とは?

日本に比べて物価が安いマレーシアでは、不動産価格も同様に比較的安価です。そこへ近年の都市開発や公共交通機関の整備など、不動産マーケットへの好影響となりうる動きが活発になったことで、キャピタルゲインや高利回りを期待してマレーシア不動産を購入する層が増えてきました。
そういった方々は、大きく分けて2つの要因から、マレーシア不動産を選ばれているようです。

①不動産価格のゆるやかな上昇

マレーシアの不動産マーケットの特長は、大幅な価格の上昇や下落があまり見られない点です。一時期高騰したものの、政府が外国人に対する不動産購入規制を導入したことで価格も安定しました。ほかの東南アジア諸国に比べると上昇率はゆるやかですが、住宅価格指数では2009年~2017年末時点までに、約2倍に成長しています。

データ元:Global Property Guide/https://www.globalpropertyguide.com/home-price-trends/Malaysia

データ元:Global Property Guide. https://www.globalpropertyguide.com/home-price-trends/Malaysia

 

②現地通貨リンギットの為替状況

2014年11月には1リンギッドが35円台だったのが、2017年4月には24円台まで変動したことで、以前よりマレーシアの不動産がリーズナブルに購入できるようになりました。そういった状況のなかで、2019年4月現在ではリンギッドが27円台まで回復、この点も注目されています。

 

首都クアラルンプールで快適な別荘ライフを楽しむ

iStock-615806400

気候も年中温暖で過ごしやすいマレーシアは、移住先として高い人気を誇っています。ロングステイ財団の調査では、2006年より12年連続で日本人の移住したい国第1位にも選ばれており、マレーシアに在住する日本人の人口も年々増加。外務省発表の2018年版「海外在留邦人数調査統計」によると、約2.4万人の日本人がこの地で暮らしています。

なかでも人気が高いのは、首都のクアラルンプールです。マレーシア経済の中心地であるクアラルンプールは、高層ビルが立ち並ぶ大都市であり、利便性は抜群。日本で暮らすような、都会的かつ快適な生活を送れる環境が整っています。観光客誘致のため政府が治安維持に力を注いでいるため市内の治安はよく、高架鉄道、モノレール、バス、トラム(路面電車)など交通手段も整っています。シンガポールにはマレー鉄道1本で行けるので、週末にちょっとした海外旅行を楽しむことも可能です。

自身で利用するというメリットに加えて、マレーシアに来た観光客やシンガポールを目指すビジネスマンや観光客も集まるため、ホテルコンドミニアムの運用を考えた場合にも有利な立地といえるでしょう。

 

クアラルンプールでもっともホットなエリアとは?

クアラルンプールで特に注目を集めるエリアが、KLCC(クアラルンプール・シティ・センター)とブキッ・ビンタンの2ヵ所です。それぞれの特長をご紹介しましょう。

 

①外国人富裕層の多いKLCC

iStock-471353776

世界一高いツインタワー「ペトロナスツインタワー」や、約20ヘクタールにおよぶ広大な公園「KLCCパーク」があるエリアです。クアラルンプールのなかでも経済活動の中心地であり、銀行や外資系企業の拠点となっています。高級ホテルや近代的なビルが立ち並ぶなか、英国統治時代の歴史的建造物や自然も混在する美しい街並み、市内は交通機関が充実しており、各観光地へのアクセスも容易。近年では外国人富裕層が増えており、外国人駐在員等をターゲットとした高級コンドミニアムの建設が続いているエリアでもあります。

 

②観光客が多く集まるブキッ・ビンタン

iStock-673915790

クアラルンプール随一の繁華街はKLCCとの間をつなぐ歩道橋の完成で、徒歩10分程度での行き来ができるようになりました。メインストリートであるブキッ・ビンタン通りには、大型ショッピングモールやレストランが立ち並び、ショッピングやグルメが思う存分楽しめます。一方で裏手にはクアラルンプール最大級の屋台街やマッサージ店が賑わっており、ブキッ・ビンタン通りとはまた一味違ったローカルな雰囲気を味わえます。マレーシアの中でも多くの観光客が集まるスポットです。

◆ ◆ ◆

いかがでしたでしょうか?
ご自身が余暇を過ごす場としてだけでなく、投資目線でも注目を浴びているマレーシア不動産。
次回の記事では、KLCCエリアで注目のホテルコンドミニアムをご紹介します。

※本記事の情報は、公開当時のものです。以降に内容が変更される場合があります。
リゾートさがしガイドブック集