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皆さんこんにちは。
リゾートSTYLE編集部です。

別荘、不動産投資を考える際、国内のみに限らず海外にも目を向けてみることは選択肢の一つではないでしょうか。東急リゾートでも、ここ数年でハワイから始まり、オーストラリアやマレーシアやフィリピンなどお客様により良い提案ができるようご紹介可能な物件を増やしてきました。

一方でこれまで海外不動産をあまり検討してこなかった方は、「よく知らないしなんだか不安」、と感じられることも多いのではないでしょうか。そこで今回は、注目エリアの一つとして「フィリピン」の特徴についてご紹介します。

この記事で「フィリピンはこういう状況なのか」ということを知り、自分にとって必要なメリットが得られるのかどうか、是非考えるきっかけにしてください。

フィリピンの不動産価格は上昇中!それを支える3つの要因

フィリピンの不動産価格

現在フィリピンの不動産価格は上昇中、特に2019年4月~2020年3月までの1年間の上昇率において22%を記録した首都マニラは、世界一位となりました。(不動産コンサルタント、ナイト・フランクの最新レポート「Global Residential Cities Index」より)
なぜフィリピンの不動産市場が成長を遂げているのか、それを支える3つのポイントを、ご紹介します。

・昨今の高い経済成長率

いまフィリピンは、2010年代から政治腐敗の解消や財政赤字の改善が進んだことで国債の評価も高まり、大きな経済成長を遂げています。BPO※を主要産業として、実質GDPでは、2017年:6.7%、2018年:6.2%、2019年:5.9%と堅調な成長率を記録しています。
このような背景もあり、世界の投資家からの期待も高く、不動産市場にもそれが反映されているといえます。
※BPOとは、企業活動における業務プロセスの一部を一括して専門業者に外部委託することです。フィリピンでは英語が公用語であるため、アメリカやヨーロッパとの時差を利用してコールセンター等の事業受け入れが進んでいます。

・経済成長の継続が予想される「人口ボーナス」

1950年代の日本は若い世代が多く社会に進出し、その成長にともない1968年にはGDP世界2位にまで発展していきました。いまフィリピンはそれと同じような状況です。
人口の構成がピラミッド型で、高齢者が少なく、10代以下の世代がもっとも多いという形になっています。
彼らの労働力による経済成長に加えて、住宅需要の高まりから不動産価格の上昇も期待できるでしょう。

・独特な強みを持つ「フィリピンペソ」

フィリピンは内需国です。個人の消費欲が非常に旺盛で、GDPの約7割を個人消費が占めています。貧富の差はありますが、国内各地に巨大なショッピングモールがある、アメリカのような「消費大国」です。
内需が多いことは、海外諸国の景気に、国内経済が影響を受けにくいことを指しています。加えて、海外に出稼ぎに出る人も多く、GDPの1割は彼らからの送金となっています。
この構造が「フィリピンペソ」を安定した通貨としており、自国経済を支えています。

フィリピン不動産のおすすめエリアと特徴

1.マニラ

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フィリピンの首都マニラは、先述したように、世界一位の不動産価格上昇率を記録した人気のエリアです。
日本からの直行便なら5時間の距離、世界遺産の「サン・アグスティン教会」等のスペイン統治時代の建造物が歴史の風格を感じさせる街であり、近年は開発も進んでいます。
映画館やボウリング場、ショッピングモールに加えて、国家プロジェクトとして推進している「エンターテイメントシティマニラ」では、カジノや演劇等のショーが楽しめるリゾート施設として開発が進んでおり、観光の拠点を持つには最適です。

2.オルティガス

オルティガス

フィリピン経済の中心地であるオルティガスには多くのグローバル企業や金融機関が集まっています。
欧米系の駐在員や地元の富裕層が多いエリアでもあり、巨大商業施設「SMメガモール」や高級ブランドショップを揃える「シャングリラプラザ」など食事やショッピングには困りません。
フィリピンの主要産業であるBPO の中心地でもあり、今後もオフィス需要や住宅需要の増加、不動産価格の上昇が期待されているため、自身の別荘だけでなく、コンドミニアムやオフィス投資にもおすすめです。

3.マクタン

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白砂のビーチとエメラルドグリーンの美しい海を楽しめるリゾート地、セブ島と橋2本でつながった隣の島がマクタン島です。2018年にターミナルをオープンしたマクタン・セブ空港はフィリピン第2の国際空港として、海外20都市、国内30都市を結んでいます。
シュノーケリングやダイビングを一年中楽しめるオーシャンリゾートであり、ショッピングモール等も多いため、移住者も増えており、経済特区「ITパーク」が設置されたことで、IBMをはじめとする多くのグローバル企業がこの地に拠点を構えています。
移住者の増加と外国資本の流入に伴い、こちらも地価は上昇中です。


いかがでしたでしょうか。
今回は、「フィリピン」の特徴を簡単にご説明させていただきました。
東急リゾートではフィリピンのコンドミニアムやホテルコンドミニアムのご紹介、個別相談会を随時開催しておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

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