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みなさん、こんにちは。リゾートSTYLE編集部です。

ハワイの別荘をご検討中のお客さまから「ホテルコンドミニアムとコンドミニアム(マンション)ならどちらがおすすめ?」という質問をよくいただきます。こういった質問の背景には、自分が利用しない期間はホテル客室として運用できる「ホテルコンドミニアム」を購入するか、バケーションレンタルとして活用することを念頭に「コンドミニアム」を購入するかで悩まれているケースが多いです。

バケーションレンタルとは、専門の管理会社等を通し、自分が所有するコンドミニアムや一戸建てを旅行客向けの宿泊施設として貸し出す仕組みをいいます。ホテルコンドミニアムと同様、自分が利用しない期間を活かして賃料収入を得られるため、別荘の維持経費を軽減できるというメリットがあります。

このように、ホテルコンドミニアムとコンドミニアムは「自分が利用しない期間を活用して賃料収入を得る」という観点ではよく似ているため、どちらが自分に向いているのかお悩みの方も多いようです。そこで今回は「ホテルコンドミニアムのオーナーになった場合」と「コンドミニアムのオーナーになってバケーションレンタルを活用した場合」という2つの立場を比較し、それぞれのメリットと注意点をご紹介したいと思います。

ホテルコンドミニアムのオーナーになった場合

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ホテルコンドミニアムなら、オーナーご自身が滞在する際にはホテルとしてのサービスが受けられるうえ、不在時にはホテル側が運営を一手に引き受けてくれますので、「管理の手間はなるべく最小限に抑えたい」という方に特におすすめです。加えて、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット① 一日単位で利用・運用を決められる

ホテルとして運営されるホテルコンドミニアムは、1泊や2泊といった一日単位での貸し出しが可能であるため、長期間空室になるリスクがコンドミニアムより少ない傾向にあります。オーナー自身も「年末年始の2週間」「夏季休暇の1週間」などピンポイントで利用しやすく、それ以外は客室として運用できるので無駄がありません。そのため「一回のハワイ旅行で、長期間は滞在できない」という方は、ホテルコンドミニアムと相性がよいでしょう。また世界中から通年観光客が集まるハワイはホテルの稼働率も全体的に高めですので、一日単位から利用・運用が可能というメリットを大いに享受できます。

メリット② 維持管理の手間がほとんどない

コンドミニアムや一戸建てにはない、ホテルコンドミニアムならではの魅力が「維持管理の手間がほとんどない」という点です。室内の維持管理、さらには集客までホテル側が行います。室内の掃除や備品の修理といった面倒な手間から解放されるのは、実際体験してみると予想以上に大きなメリットだと実感できるはずです。「ハワイに別荘を持ちたいけれど、維持管理の時間や手間はかけられない」という方にとって、ホテルコンドミニアムはまさに理想の物件といえるでしょう。

注意点① ホテル客室である以上、家具や家電は自分で選べない

ホテルコンドミニアムの場合、ホテル客室として運営されるため、室内の家具や家電は全てホテル側が指定したものが配置されます。当然私物は置いておけませんし、好みのインテリアでお部屋を飾ることもできません。「せっかくの別荘なので、自分の好きなように手を加えたい!」という方にはデメリットとなりますが、逆に「インテリアや家電を自分で手配するのが面倒」という方ならメリットともいえそうです。

注意点② 家賃収入への過度の期待は禁物

ホテルコンドミニアムは、あくまで「オーナー自身が利用して楽しむこと」を前提とした物件として考えるとよいでしょう。ハワイで人気のあるホテルコンドミニアムは、利回りが1%台が主流。加えて維持管理の一切をホテル側に任せる分、維持管理費も比較的高く設定されており、客室の稼働率次第では維持管理費の方が高くなる場合もあります。家賃収入には過度な期待をせず、「維持管理費が軽減される」という程度に考えたほうがよいでしょう。

また滞在時はホテルランクのサービスが受けられる、一日単位での利用・運用が可能、管理維持の手間が少ない、と魅力満載のホテルコンドミニアムですが、その分物件の売買価格も高めです。特に人気のホテルは購入価格も高額になりますが、ここ30年程はハワイの不動産価格は上昇を続けており、中古物件でも価格が下がりにくいという状況です。

コンドミニアムのオーナーになりバケーションレンタルを行う場合

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物件の維持管理が楽なホテルコンドミニアムに対し、「別荘を購入したら自分らしく思い切り自由に彩りたい」と思っているなら、コンドミニアムを検討されてはいかがでしょうか?物件の選択肢も幅広く、インテリアも自分のこだわりを存分に活かせるので、自分好みのリゾートライフが送れることでしょう。長期滞在にも適しているほか、コンドミニアムを別荘として利用しつつバケーションレンタルとしての活用も可能です。コンドミニアムのメリット・デメリットを詳しく見てみましょう。

メリット① こだわりの空間とリゾートライフを追求できる

コンドミニアムの場合、ホテルコンドミニアムのような家具や家電の指定はありません。基本的には自分の別荘として家具家電を自由に配置できますし、リフォームも自由です。自分らしいこだわりの空間を作り上げれば、リゾートで過ごす時間もより充実したものになるでしょう。

またバケーションレンタルを念頭に、旅行者のニーズに合わせた理想の宿泊先を演出するのもいいですね。同じ建物の物件でも、部屋の内装次第で稼働率は大きく変化します。魅力的な別荘を作り上げることで自分らしい別荘ライフと集客力アップの双方が実現するのも、コンドミニアムの楽しさです。

メリット② ホテルコンドミニアムよりも物件の選択肢が広い

ホテルコンドミニアムは、建設・運営可能なエリアも限られています。その点、コンドミニアムは物件数が多く、自分の希望や予算に合わせて幅広い選択肢から別荘を選ぶことが可能です。エリアも、中心部のワイキキはもちろん、美しいビーチで知られるカイルア地区やサーフィンの名所ノースショアなど広い範囲で探せるので、自分の描くリゾートライフにぴったりの別荘も選びやすいでしょう。

注意点① 管理会社、エージェントとの交渉や維持管理の手間がかかる

気に入ったコンドミニアムが見つかり無事購入できても、それで全て完了、とはなりません。不在中にコンドミニアムを管理維持してくれる管理会社を決めたり、修繕の打ち合わせをしたりと、やることはまだまだあります。コンドミニアムに入れる家具や家電を選ぶ時間も必要でしょう。管理会社やエージェントとのやり取りでは言語や文化の違いも考慮しなければなりませんし、不在中に何かトラブルがあった場合は、その都度連絡を取り合う必要があります。日本語対応可能なエージェントに頼るのも、一つの方法でしょう。

注意点② エリアによって90日以上など最低貸出日数が決まっている

ハワイにおけるコンドミニアムのバケーションレンタルでは、所在するエリアによって90日以上、180日以上といった一人の借主(あるいは1グループ)に対する貸出の最低日数が設定されています。一度テナントが決まれば一定期間安定した賃料収入が得られる安心感がある一方で、時期を逃すと長期間テナントを得られないケースもありますので、注意が必要です。

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いかがでしたでしょうか?
今回は、ハワイを舞台に「ホテルコンドミニアムを購入した場合」と「コンドミニアムを購入しバケーションレンタルを活用した場合」のメリットとデメリットをご紹介しました。どちらがより皆さまの描くリゾートライフのイメージに合うでしょうか?

東急リゾートでは、ハワイエリアのリゾート物件も幅広く扱っております。気になる物件があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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