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みなさん、こんにちは。リゾートSTYLE編集部です。

ハワイのリゾート物件は世界的な需要があるため、物件価格が下がりにくい傾向にあります。特に人気の高いホテルコンドミニアムなどは、100万ドル前後の価格で取引されており、売却時の値段が購入時の値段を上回ることも少なくありません。また空室リスクが低く、ホテルとして運用すればペイバックも期待できるわけですから、まさにいいことずくめの物件と感じる方も多いでしょう。

しかし、物件の価格上昇に対して宿泊料の上昇が控えめなハワイでは、利回り1%程度の物件が多いという側面もあります。

それでも、少しでも利回りが高い物件を選んでおきたい、という方のために、今回は利回りに注目したハワイ物件をご紹介します。物件選びのポイントと、おすすめのホテルコンドミニアムの情報をお届けしますのでぜひご覧ください。

 

1. 物件選びのポイント4つ

まずは、よりよい利回りの物件を探すうえで知っておきたい4つのポイントをご紹介します。

①物件の稼働率を確認する
②20万ドル~30万ドルの物件がねらい目
③オーシャンビューでない部屋もおすすめ
④アクセスのよさも重要なポイント

①物件の稼働率を確認する

ハワイのホテルコンドミニアムは、ほとんどの物件が「客室ごとの売り上げに収益が連動する」タイプです。たとえ同じホテルコンドミニアムの客室であっても、部屋の間取り、階数、料金などによって客室の稼働率はそれぞれ変動します。そのため、収益にも期待したいなら高稼働の物件を探す必要があります。

売り出し中の物件の稼働率を確認するには、エージェント経由で、売主から実績を取得することになります。順番が前後しますが、きちんと購入に前向きな意思を表示しないと依頼できない場合もありますので、ある程度物件の当たりをつけてから、エージェントと相談しましょう。

②20万ドル~30万ドルの物件がねらい目

20万ドル~30万ドル程度と比較的リーズナブルな価格の物件は、ホテル側としてもある程度宿泊料を抑えて設定できる点が強みです。「あくまで旅行の拠点になればいい」と考える宿泊客のニーズを集められるので、稼働率も安定しやすいでしょう。

これらの物件は、100万ドル前後で取引されるようなホテルコンドミニアムに比べれば、共用施設やサービス内容といった点ではかないません。しかし、その分維持管理費も低いため、オーナー様にとってはランニングコストを低く抑えられるという魅力もあります。

③オーシャンビューでない部屋もおすすめ

これは②とも関係するのですが、ハワイを訪れる旅行客のなかには「宿泊料はなるべく安くすませたい」という方も多くいらっしゃいます。例えば、一般的に海が見えるお部屋は人気がありますが、オーシャンビューの部屋は同じホテルのなかでも相対的に宿泊料が高く設定されます。

「より安価な客室のほうが稼働率が高い」というホテルならば、あえてオーシャンビューではない部屋を購入するという選択肢もあります。

④アクセスのよさも重要なポイント

観光地である以上、やはりアクセスのよさは稼働率に大きな影響を及ぼします。ハワイでは、特にワイキキやアラモアナに観光スポットが集中していますから、これらのエリアが徒歩圏内の物件のほうが、稼働率も高めです。アクセスのよい物件は、オーナー様が利用する際にも便利というメリットもあります。

2. おすすめ物件2選

上記のポイントをふまえて、利回りが気になる方におすすめしたい2つの物件をご紹介しましょう。

①パームスアットワイキキ

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15階建てのパームスアットワイキキは、2004年の全面改装を経て、モダンな雰囲気に生まれ変わったホテルコンドミニアムです。大通りに面していることから、ワイキキやアラモアナ等の主要な観光エリアへのアクセスがよく、観光をメインとした宿泊客に人気があります。ショッピングセンター「アラモアナセンター」のあるアラモアナへは徒歩15分程度で、ビーチもわずか1ブロックの距離。どこへ行くにもアクセスが容易なのは、稼働率という観点から見ても大きなセールスポイントでしょう。

パームスアットワイキキのホテル運営は、イリカイアパートメントやアストンワイキキビーチタワー等も手掛けている大手「アクア」が行っています。物件の収益は、オーナー様自身が年間どの程度利用するかによっても変動しますが、まったく利用せずに100%投資と仮定した場合、3~4%の利回り実績(※2018年時点の相場)を持つ物件も多くあります。これは、利回り1%前後という物件が多いハワイのなかでは、かなり高い数字といえるでしょう。

<物件概要>
建築年:1970年
階数:15階建
総戸数:200戸
間取り:スタジオ~1ベッドルーム
共用施設:プール、ジム、バーベキューグリル、アクティビティーデスク、レストラン、コインランドリーなど
直近取引価額:287,500ドル(7階/1ベッドルーム /246sqf(約 22.8平米)/2019年12月12日)

②アイランドコロニー

アイランドコロニー

 

アイランドコロニーは、ワイキキエリアの中心部に位置する、青い屋根が特徴的なホテルコンドミニアムです。25階建ての建物はワイキキで最も高い高層ビルとなっており、ダイヤモンドヘッド、アラワイ運河、ワイキキのビーチなどの絶景が望めます。ビーチまではわずか2ブロックで、近くにはバスやトロリーの停留所があり、ショップも多く点在する便利なロケーションが自慢。その立地のよさから、短期滞在者から長期滞在者まで幅広い層の宿泊客に人気があり、高稼働率が期待できる物件です。

アイランドコロニーの客室数は700戸以上あり、ハワイのなかでも大規模なホテルコンドミニアムとなっています。そのためオーナー様の負担を分散しやすく、維持経費が比較的リーズナブルであることも魅力のひとつです。便利なロケーションとリーズナブルな客室宿泊料設定に支えられ、こちらの物件もお部屋によっては3%程度の利回りを狙えます。

<物件概要>
建築年:1979年
階数:44階建
総戸数:745戸
間取り:スタジオ~1ベッドルーム
共用施設:プール、ジャグジー、ジム、ランドリールーム、アクティビティーデスク、サンデッキ、コインランドリーなど
直近取引価額:278,000ドル(31階/0ベッドルーム /246sqf(約29.0平米)/2019年11月22日)

◆ ◆ ◆

いかがでしたでしょうか?
今回は、利回りにもこだわりたい方へ、ハワイのホテルコンドミニアム選びのポイントとおすすめの物件をご紹介しました。実際の収益に関しては自己利用の頻度との兼ね合いもありますが、物件を検討されるうえでの参考になれば幸いです。東急リゾートでは、このほかにもハワイのホテルコンドミニアムを多数取り扱っております。ご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。

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