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オーストラリアは、1992年より27年間も連続して経済成長が続いている好景気国です。外国人による不動産投資が過熱したこともあり、不動産の中間価格は大都市シドニーでは100万豪ドル、メルボルンでは90万豪ドルを超えるほどになりました。

そんなオーストラリアの北東部に位置するクイーンズランド州は、別記事「成長を続けるオーストラリア経済と不動産。今注目すべきエリアとは」でもご紹介したように、人口増加に伴い売り手・貸し手市場が継続しているホットなエリア。シドニーやメルボルンに比べて現実的な不動産価格でありながら、ゆっくりと価格上昇が続いており、海外不動産を検討する際にはぜひ選択肢に加えておきたい市場と言えるでしょう。今回は、現地で不動産業を営む株式会社ワイドエステートの砂川社長に、クイーンズランド州における不動産の魅力を伺いました。
 

安心感と住みやすさ。日本人にとって魅力の多いクイーンズランド

海外からの不動産投資が活発なクイーンズランド州は、いわば“外国人慣れしたマーケット”。日本人にとっても、多くのメリットがあるエリアだと砂川社長は言います。

「実際にクイーンズランド州で不動産を購入する日本の方は、何かしらのきっかけでオーストラリアに滞在した経験がある方が多いです。ダイナミックな自然、機能的な都市部、そして外国人旅行客への対応のよさ。そういった要素を気に入られます。州都ブリスベンは貿易が盛んで利便性の高い経済都市ですし、ゴールドコーストは雄大なビーチとカジノを中心とした観光都市です。どちらもグローバルな都市であり、外国人渡航者への配慮も行き届いているので、日本の方も過ごしやすいという魅力があります。」

実際に過去訪れたことがある人だからこそ分かる、クイーンズランドの魅力。さらに日本人のコミュニティーがあることも、おすすめできる理由のひとつなのだそう。

「ゴールドコースト在住の日本人は、約1万人。日本人会、補習校、日本商工会、さらには日本人通訳が利用できる医療機関もあり、日本人にとって安心できる環境が整っているのです。」

 

堅実な不動産価格と、売買が盛んなマーケット

売買の盛んなマーケット

別荘として検討するとしても、やはり気になるのは不動産価格の推移です。そのあたりはどうでしょうか。

「物件の中間価格で見ると、一戸建てで50万豪ドル近辺、コンドミニアムなどは1ユニット35万豪ドル程度で推移しており、価格が高騰しているシドニーやメルボルンといった都市と比べて購入を検討しやすくなっています。また価格が高騰した都市からの流入という需要もあるため、売買・賃貸共に活発な取引状態になっています。」

シドニーの中間価格は100万豪ドルですから、それに比べるとクイーンズランド州では戸建てでも約半分という計算になります。それに加え、人口増加による売り手・貸し手市場という魅力。不動産価格も安定して上昇していることから、資産として見ても、安心感があると言えます。

 

観光地ゴールドコーストなら、レンタルによる維持経費の軽減も

ゴールドコースト

不動産を所有する場合、購入費以外にかかる費用として修繕費や管理費といった維持経費があります。一方で、リゾート地の不動産を購入した場合は、物件をレンタルに出すことでその収益を維持経費に充てられます。

「ご自身の別荘として購入を検討している方には、ホテルコンドミニアムがおすすめです。特にクイーンズランド州のゴールドコーストは、グローバルな観光都市のため観光客からの需要は高いです。こういった物件なら、自分たちが利用しない期間をホテルとして貸し出すことで、管理の手間を省きながら経費の削減もできます。」

 

豪ドルで資産形成してリスクを分散

また海外の不動産を購入するメリットに、外貨で資産形成することでいざという時のリスクヘッジになるという点も挙げられます。

「ホテルとして運用できる物件を購入したり、自分の物件をシーズン賃貸で貸し出す場合、そこから豪ドルの収入が得られるという点も忘れてはいけません。所有している不動産自体も豪ドルと換金可能な資産です。オーストラリアではライフステージに合わせて生涯で4回くらいは買い替えるのが一般的ですので、不動産の換金性は低くないと言えます。中でも、最も取引が多いのは40万~60万豪ドル程度の物件です。」

 

投資を検討しているなら「商業用不動産」がおすすめ

メリットの多いクイーンズランド州の不動産ですが、もちろん気を付けるべきポイントもあります。というのも、経済成長が著しいオーストラリアでは不動産市場の過熱抑制のため、外国人購入者を対象にいくつかの規制を設けているためです。例えば、一戸建てやコンドミニアムなどの居住用物件は、特定のエリアを除き中古物件は購入できないのだとか。

「居住用物件を探す場合は、特区と呼ばれるエリアを除き、外国人が購入できるのは新築物件や土地のみに限られます。一方で、商業用物件であれば外国人でも中古物件が購入可能です。商品としては、街中のレンタルオフィスなどですね。商業用不動産で投資を考えているなら、“店舗を購入して貸し出す”という形になります。おすすめのエリアは、やはり需要の高いブリスベン周辺ですね。物件の選択肢も広く、居住用不動産に比べてより利回りにこだわった物件探しが可能です。表面利回りなら7~10%も期待できます。」

 

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今回は、オーストラリアの注目エリアであるクイーンズランド州について、現地よりリアルなお話を伺いました。特に、ブリスベンやゴールドコーストといった都市は日本人にとって過ごしやすい環境が整っており、所有不動産の維持管理費の軽減も図れる魅力的なマーケット。堅実な経済成長に裏付けされた不動産価格上昇は安定しており、投資目線で海外不動産購入を考えている方にぜひチェックいただきたいエリアです。
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