毎回多くの反響をいただいている「東急ハーヴェストクラブ取引動向と人気施設ランキング」シリーズ。19回目となる今回は、2025年上期の会員権動向と最新施設の情報を中心に、取引物件ランキングや仲介取引の動向をお伝えいたします。
ランキングはもちろん、その背景やその他トピックスについてもご紹介いたします。具体的な内容はもちろん、「気になっているあの施設の取引動向はどうなっているだろう?」という方にも、ご参考となれば幸いです。
※上期:4月〜9月、下期:10月〜翌3月、年度:4月〜翌3月としております。
☆その前に先期のおさらいはいかがでしょうか?
最多仲介取引数を更新する一方で、ランクイン&取引実績にも傾向が! 〜東急ハーヴェストクラブ2024年下半期、2024年度の会員権動向と取引施設ランキングをご紹介!〜
2025年上期の東急ハーヴェストクラブニュースを振り返り
まずは、2025年上期の3つの出来事を振り返っておきましょう。
1. 東急ハーヴェストクラブ草津&VIALAの販売開始
今期のビッグニュースといえば、やはり「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」の販売を開始したことでしょう。

(「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」の温泉露天風呂完成予想CG)
草津温泉と言えば、古くから名湯として知られていますが、近年は、シンボルとも言える「湯畑」のライトアップなど、“SNS映えするフォトスポットが多い”といったことから、若者や外国人旅行客らの反響も大きく、メディアに取り上げられる機会も増えています。

(草津温泉のランドマークといえば「湯畑」)
「草津&VIALA」は、そんな「湯畑」からも徒歩圏内という好立地に加え、久々のハーヴェストクラブとVIALAの複合施設といった点も注目ポイントに。草津温泉を引湯した大浴場をはじめ、3種のレストランや広々としたラウンジなど、充実した共用部も魅力です。

(露天風呂付き温泉大浴場やサウナを備えた湯屋棟 完成予想CG)
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2. VIALA箱根湖悠の完売
2025年10月23日に開業1周年を迎えた「VIALA箱根湖悠」。この4月より最終会員募集が始まり、おかげさまで新規販売は完売となりました。

(「VIALA箱根湖悠」エントランス・アプローチから見た芦ノ湖の景色)
日本屈指の温泉地である箱根エリアの中でも、豊かな緑に包まれ、芦ノ湖を望む元箱根に位置する「VIALA箱根湖悠」は、開放感のある眺望はもちろん、充実の共用施設も魅力の施設です。

(「VIALA箱根湖悠」温泉大浴場の露天風呂。木々の向こうには芦ノ湖が広がっています)
寛ぎの時間を過ごせる元箱根温泉を引湯した温泉大浴場、3種の「サ活(サウナで整う活動)」が楽しめるリラクゼーション空間、VIALAの特徴である「お部屋で寛ぐ」が叶う広々とした空間での「お部屋時間」、通常のペット対応ルームだけでなく新たな試みとしてご用意した「VIALA箱根湖悠」のペットスイートでの「愛犬と一緒」のリゾートライフなど、心から寛ぐことができる環境が広がっています。

(「VIALA箱根湖悠」のシグネチャースイート。お部屋の扉を開けた瞬間に「わぁ」と声が出るほどの眺望が広がっています)
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3. VIALA軽井沢Retreat creek/gardenの仲介取引開始
3つ目にご紹介したいニュースは、昨年完売となった「VIALA軽井沢Retreat creek/garden」が6月より仲介取引開始となったことです。

(VIALA軽井沢Retreat garden 思い思いの場所でくつろぎながら軽井沢の自然を満喫できる広々とした客室が魅力)
まるで“隠れ家”のようなリゾートライフが楽しめる「VIALA軽井沢Retreat」は、2023年10月26日に開業した「VIALAシリーズ」の新施設。お部屋でのくつろぎを追求した、より広々とした空間づくりはもちろん、全室に温泉風呂とキッチンを備え、より別荘に近い滞在を叶える施設となっております。

(上空から見た「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」と「VIALA軽井沢Retreat」)

(「VIALA軽井沢Retreat」半露天の温泉風呂※近隣の温泉源からの運び湯です)
「どんな客室があるのか気になる」という方はぜひ関連記事をご高覧ください。もし「以前から気になっていたけれど、仲介取引が始まったなら改めて検討したい」という方は個別相談会も随時開催しておりますので、ご相談ください。
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東急ハーヴェストクラブ仲介取引の近況は?
上記のように盛りだくさんの出来事があった東急ハーヴェストクラブ。そんな中で仲介取引はどうだったのか、ご紹介いたしましょう。
ここ2年(2023年上期及び2024年上期)は、過去最高の取引数を塗り替えてきていましたが、2025年上期はさらに多くのお取引となり、今回も実績を新たに塗り替える結果となりました。
先述した「草津&VIALA」の販売開始に伴い、他施設会員さまからのお買替やお買増のお声も多くいただいているのですが、それだけでなく仲介物件についてもお買替やお買増も引き続き多く、2025年上期についても仲介取引の27%、4人に1人以上が現会員さまのお買替、お買増だったことも特徴的な動向だと言えます。
ご承知の通り、東急ハーヴェストクラブでは、ご自身の“本拠地”となる「ホームグラウンド施設」をお選びいただき、ご入会後はホームグラウンド施設を中心に相互利用施設もご利用いただける仕組みになっています。
ホームグラウンド施設選びの基準は、「思い入れのあるエリアだから」「初めて訪れた時に気に入ったから」「アクセスしやすいから」など様々に挙げられますが、長く会員生活を続けていると、ライフスタイルやライフステージ、お好みの変化などにより「別の施設をホームグラウンドにしたいな」とお考えになるケースもあるようです。そんな時に、お買替やお買増ができる選択肢を増やしたり、ご相談をお受けできるように、私たちも準備をしております。⇨ お問い合わせはこちら
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2025年上期取引物件ランキング
それでは、皆様お待ちかね の「2025年上期の取引数ランキング」を見ていきましょう!
<2025年上期取引物件ランキング>
1位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
2位 東急ハーヴェストクラブ天城高原
3位 東急ハーヴェストクラブ那須
4位 東急ハーヴェストクラブ浜名湖
5位 VIALA鬼怒川渓翠
比較するために1年前の、2024年上期のランキングもご紹介しましょう。
<2024年上期取引物件ランキング>
1位 東急ハーヴェストクラブ軽井沢
2位 東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園
3位 東急ハーヴェストクラブ那須
4位 VIALA annex軽井沢
5位 東急ハーヴェストクラブ伊東
1年半ぶりに箱根甲子園が1位に!
「箱根甲子園」と言えば、特にここ最近は売り物件が不足することが多く、お待ちいただくことが多い物件でした。しかし、この1年は売り物件数が回復したことで、取引件数も伸びてきたようです。

(「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」の温泉露天風呂。伸びやかな空の下、気持ち良い秋風を感じながらのリラックスタイムは格別)
箱根には「VIALA箱根湖悠」のほか、「VIALA箱根翡翠」「ハーヴェストクラブ箱根甲子園」「RESERVE箱根明神平」と、4つの東急ハーヴェストクラブの施設がございますが、中でも「箱根甲子園」は、三世代がくつろぎ楽しめる様々な共用施設が特徴となっています。「子どもと孫と一緒に旅行に行くならここがぴったり!」という会員さまや、「子どもや孫はもちろん、ワンちゃんも家族の一員。一緒に泊まりたい」という会員さまにもご好評いただいています。

(夏季になるとお子さまのはしゃぐ声で賑わう「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」の庭園プール)
春はツツジやサクラなどの花々を愛で、夏は「箱根甲子園」の名物である庭園プールでワイワイ盛り上がり、秋は紅葉や足を伸ばして仙石原のすすきを眺めながらハイキング、冬はキンッと冷たい風を感じながら澄んだ空気の先に見える山々の絶景に感動する…そんな楽しみ方とともに温泉で心身をほぐしてリラックスできるなんて、素敵なひと時になりそうですね。
5位には2025年2月より仲介取引開始となった「VIALA鬼怒川渓翠」がランクイン!
早いもので2025年12月で開業から2周年を迎える「VIALA鬼怒川渓翠」。全客室に渓谷を望む温泉風呂をご用意し、渓谷をさらに間近で感じられる「KINUGAWA TERRACE」や天気のいい日は星座探しもおすすめな「THE VIEW TERRACE」で過ごす時間も人気を集めています。

(「VIALA鬼怒川渓翠」の客室からコンサバトリーを越えて、秋の鬼怒川の自然が広がっています)
リゾートライフを心から満喫するのはもちろん、ワークとバケーションを両立する「ワーケーション」の拠点としてのご利用も多いのはこの施設の特徴のひとつ。気候がいい時にはラウンジで山の緑を間近にしながらお仕事をしたり、お部屋で仕事をしながらちょっとテラスで一息する、なんて過ごし方もおすすめです。

(VIALA鬼怒川渓翠のアイコンのひとつでもあるファイヤーピット)
いつも見かけるあの施設は…?
今回のランキングをご覧になって、“ツウ”な方なら「よくランキングに登場する『軽井沢』や『熱海伊豆山』はどうしたの?」と疑問に思われたかもしれません。
これについては、「売り物件の数が減少して登録制が続いていたことも影響し、お問合せやご希望はあるものの取引数が伸びづらい状況が続いていたから」というのがその答えとなっています。
他方、今期の特徴として見られたのは、「天城高原」や「浜名湖」など比較的入会しやすい価格帯の施設の取引に伸びがあったことです。まずは気軽に入会してみたい、というお声も多くいただくようになっていることも影響しているのではないかと推察いたします。

(天候に恵まれれば、天然のプラネタリウムを楽しむことも!これが、天城高原だからこそ眺められる星空です)
また、たとえば「天城高原」なら、高原リゾートらしい夏の冷涼さや空により近いので澄んだ空気の夜空に広がる星々の輝きがいっそう美しく見えるという稀有な環境、富士山が間近に見える温泉大浴場や客室といった、ここならではの魅力に惹かれる会員さまもいらっしゃるよう。

(晴れた日には、天城高原の客室から富士山を遠望することも)
一方の「浜名湖」は、南欧を思わせる白亜の外観、猪鼻湖へ沈む夕日と湖面の輝きといった東急ハーヴェストクラブの中でも屈指の絶景だけでなく、最近リニューアルしたレストランのライブキッチンや施設内のみかん畑での「もぎ獲り体験」といった大人だけでなくお子さまも気軽にここならではの体験を楽しんでいただけます。

(バルコニーに足を踏み出せば、そこから先はもう湖面が広がっている…そんな光景は、「東急ハーヴェストクラブ浜名湖」ならでは)

(「地中海リゾートと遠州の恵みを同時に楽しむ、マリーナブッフェ&レストラン」をコンセプトにリニューアルした「東急ハーヴェストクラブ浜名湖」のレストラン 「ラ・マレー」)
2025年上期のまとめと、今後の見通しは?
いかがでしたでしょうか?
今後の見通しとしては、まず、2027年3月に開業を控える「草津&VIALA」については、2025年度後半も引き続き注目が集まりそうです。特に冬は温泉旅行のベストシーズンということもあり、名湯・草津での過ごし方に思いを馳せる方もいらっしゃるかもしれませんね。新規販売を開始した施設のエリアに注目が集まり、さらにその周辺施設にも波及していく、という流れが最近の物件ではよく見られました。そうした意味では、草津の近隣エリアである軽井沢や那須エリアは要注目かもしれません。
全体的な売り在庫数はこの半年、大きく動きを見せることはありませんでした。ただ、より詳しく見ていくと、売り物件が出てくるのをお待ちただく「登録制」の施設については引き続き多数ございます。特にVIALAシリーズは大部分の物件が登録制という現状になっており、「検討している物件が登録制だけれど、どれくらい待っているのか」など状況についてのお問合せも承っています。
登録制の施設の場合、売り物件が出たタイミングで早く登録していただいているご検討者さまから順にご案内することになりますので、「あの施設が気になっているんだよな…」という方はまずはお気軽にお問い合わせください。
毎週の仲介価格をチェック。おススメ物件などもお見逃しなく!
半期に一度のご紹介だけでなく、東急ハーヴェストクラブでは「価格一覧表」を毎週更新しています。どの施設が取引可能な状況か、どのくらいの予算感なのか、などを把握いただくだけでなく、オススメの施設もご紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
☆価格一覧表
このほか、ご入会の流れ、ご利用の方法についてもwebサイトでご紹介しています。もちろん、資料のご用意もございますし、お電話やオンラインでギモンに感じていらっしゃることを直接ご質問いただけるようにもなっています。
一番ご都合のよいスタイルで、一番知りたいことを、ぜひ東急ハーヴェストクラブ担当者までお尋ねください。










