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北海道にあるニセコは、日本有数のパウダースノーが楽しめるスノーリゾートとして昔から親しまれてきました。近年、その魅力を外国人スキーヤーが再発見。SNSの発達などでより拡散され、国際的なリゾート地として人気が急上昇しました。海外の富裕層をターゲットとしたハイグレードな物件も増え、地価上昇も継続中。現在ではスノーリゾートとして楽しむだけでなく、不動産市場としても注目度の高いエリアとなっています。

今回は北海道が誇るスノーリゾート・ニセコにスポットを当て、エリアの概要と不動産事情、そして日本人がニセコの別荘を持つうえでの魅力に迫ります。

スノーリゾート・ニセコエリアとは?

ニセコ ビレッジ スキー リゾート
ニセコという名称は、アイヌの言葉で「切り立った崖(の下を流れる川)」を意味します。三方を山で囲まれたこの地は昔から良質な雪を大量に降らせる地帯で、ゲレンデや周辺施設が充実した観光地でした。

一般的にニセコエリアと呼ばれるエリアは、ニセコアンヌプリ連山に広がる「花園スキー場」、「ニセコグランヒラフスキー場」、「ニセコビレッジスキー場」、「アンヌプリスキー場」の4か所を中心とした地域を指します。最寄り駅には、ニセコ駅、倶知安町(くっちゃんちょう)駅、比羅夫(ひらふ)駅などがあり、かつてのスキーブーム期には東京上野からの寝台特急電車「北斗星」が運行され、話題となりました。

スキーブームが過ぎるとニセコの人気も次第に落ち着きましたが、2011年頃にニセコを訪れたオーストラリア人スキーヤーが、水分が少なく軽い雪質に感動、SNSや口コミでその魅力が広がっていきました。急速にニセコの魅力が拡散され、世界中のスキーヤーや外国人観光客がニセコを訪れるようになりました。現在では上質な雪質を表現する「JAPOW(ジャパウ)」(ジャパン+パウダースノー)という言葉も生まれてブランド化、ニセコは世界的なスノーリゾートとして人気を博しています。

スキーだけじゃない、通年楽しめるニセコの魅力

ニセコ 温泉
ニセコは、多彩な温泉が楽しめるリゾート地としても有名です。日本の名湯百選にも選ばれたニセコの温泉の特長は、源泉の種類が豊富なこと。施設ごとに違った泉質の温泉が楽しめますので、温泉めぐりをするのにぴったりです。それぞれの温泉の効能も異なりますので、ぜひチェックしてみましょう。

また涼しい気候のニセコでは、通年様々なアクティビティが楽しめるのも魅力です。夏には登山やトレッキング、川ではカヌーやラフティングも。普段はなかなかできない乗馬にチャレンジしてみるのもおすすめです。さまざまなインドア体験教室も充実していますので、運動が苦手という方はガラスや革細工作り、アイスクリームやチーズ作りに挑戦してみるのもいいかもしれません。

また北海道の豊かな大地で育まれたグルメの数々も、おすすめポイントのひとつです。ニセコには搾りたての牛乳を使ったスイーツや、旨味のギュッと詰まった野菜・フルーツなど、自慢のグルメが盛りだくさん。北海道の美しい大自然、アクティビティ、そしてグルメとあらゆる魅力が詰まったリゾート地、それがニセコなのです。

ニセコの地価が上昇するワケとは?知っておきたい不動産マーケットの事情

リゾート地・ニセコの魅力が世界に拡散されて以来、オーストラリアやアジアを始め海外からの観光客が増え続けています。数週間から数か月滞在する観光客も多いため、英語対応OKの飲食店や外貨両替が可能なATMも増え、外国人にとって過ごしやすい環境が整備されました。
リゾート地としての人気に高まりを受け、別荘やホテルの開発が続き、ニセコの不動産の取引価格、取引件数、地価は上昇を続けています。特に、「主な購入層が香港やシンガポールといったアジアの富裕層にシフトしたこと」と、「より開発が進み、需要層に見合う物件が供給されるようになった」という事情が更なる不動産取引の活性化につながり、ニセコの地価上昇を後押ししました。

アジアの富裕層は投資目的だけでなく、自分たちがスノーリゾートとして楽しむための実需目的でも物件を購入しています。そのため、自分たちが快適に過ごせるグレードの高い物件を求めているのが特徴です。また海外富裕層にとってニセコエリアの相場は自国で自分たちが暮らすような物件と比較しても値頃感があり、自分たちが楽しみながら円への資産分散もできるという点も魅力的という事情があります。

そんな彼らに人気がある別荘タイプが「ホテルコンドミニアム」です。ホテルの客室を購入してオーナーとして自分も利用しつつ、自分たちが使わない期間はホテルとして運用し賃料収入を得られるシステムの物件です。また、自分が過ごす別荘としても、キッチンや洗濯機などを備え、家にいるような感覚での長期滞在、という欧米型のスキーリゾートの楽しみ方にマッチしています。2019年にニセコで開業予定となっているパーク・ハイアット・レジデンスもこの形式で販売されています。

特にニセコエリアにおいてホテルコンドミニアムは人気の高いスノーリゾートでホテルグレードのサービスが受けられて、グレードに対してリーズナブル。賃料収入を『円』として貯蓄することができ、さらに遠隔地だが管理の手間がない。こういった特徴が高い人気に繋がっています。そのため、海外資本が開発を手掛けることも多いニセコにおいてもホテルコンドミニアムは供給数が多くなっており、このようなニセコエリアの不動産事情を踏まえた日本人が不動産を取得するケースも増えています。

ニセコで不動産を購入する日本人が魅力に感じる3つのポイント

グローバルな顧客を持つニセコの不動産マーケット。ニセコのホテルコンドミニアムを購入する日本人は、ほかにも以下のような魅力を感じているようです。

①国内にいながら多様な文化に触れられる

ニセコでは、レストランに電話をかけるとまず英語で対応されるほど、急速にグローバル化が進んでいます。エリアには海外からの滞在者が多く、異文化融合が楽しめる国内の新たなリゾートとしても人気が高まっています。海外旅行よりも経済的で、移動や気候の変化といった身体への負担が少なく、食や治安の心配も少ない。それでいて異文化コミュニケーションを楽しめるとあって、子どもや孫の長期休暇中の滞在先としても注目されています。

②夏場は避暑地として楽しめる

スノーリゾートとして有名なニセコですが、夏には避暑地として楽しめる通年型リゾート地としても定評があります。8月平均気温は最高25.5度、最低18.7度と過ごしやすいので、高齢の方から小さなお子様まで楽しめるのもポイントです。

加えてニセコエリアには8ヶ所ものゴルフ場があり、1週間毎日異なるコースでプレイすることも可能です。また約19か所もの温泉施設が一般開放されているので、気軽に湯めぐりが楽しめるのも嬉しいポイントです。

③「ホテルコンドミニアム」が多い

先述したとおり、海外資本の開発が多いニセコでは、ホテルコンドミニアムの開発、販売が盛んです。ホテルコンドミニアムのメリットは、ホテル運用による賃料収入で維持経費を軽減できる点です。特に海外観光客が多いニセコでは冬の稼働率が90%を超えるホテルも多く、空室リスクも低く抑えられます。夏場の避暑地として自分たちも利用し、不在時には賃料収入を得るという運用方法で、合理的な別荘所有が可能になります。

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外国人スキーヤーのSNS投稿を火種に、世界的な人気リゾート地に成長したニセコ。パスダースノーが楽しめるスキー場、豊富な種類の泉質がそろう温泉、通年楽しめる様々なアクティビティ。国内でありながら、海外にいるようなグローバルな雰囲気もニセコならではの魅力と言えるでしょう。

インバウンド観光客の多いニセコでは、ホテル運用による賃料収入も期待できるホテルコンドミニアムが特におすすめです。また近年では「より別荘らしい、庭付きの一戸建て」という需要の高まりを受け、「ホテルオペレーションつきの一戸建て」といった不動産も登場しています。

外国人観光客が多いことから外国人向けリゾートと思われがちなニセコですが、日本人にとっても魅力がたくさん詰まったエリア。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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