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みなさんこんにちは。リゾートSTYLE編集部です。
資産分散の一つとして、不動産の購入を検討されている方は多いと思います。節税であったり、リスクヘッジであったりと、不動産取得にはさまざまなメリットがあります。リゾート地の不動産を取得し運用することで、賃料による収入を期待している方もいることでしょう。

そこで今回は、資産分散という視点で見た不動産の特長と、その中でもホテルコンドミニアムがおすすめである理由について解説していきたいと思います。

まずは基本から。実物資産って何?

資産は、形のある「実物資産」と、現金や株式といった「金融資産」の2つに分類できます。前者の実物資産に含まれるのは、不動産、金などの貴金属、そして絵画などの美術品等であり、今回ご説明するホテルコンドミニアムもこの実物資産に該当します。まずは、実物資産の特長から見てみましょう。

  • そのもの自体が資産価値を持つ
    実物資産は、金融資産と違ってその存在自体に価値があります。そのため経済の状況によって価格が上下することはあっても、株式のように会社の倒産によって価値がゼロになることはありません。このような理由から、有事の際や経済が不安定な時期には特に実物資産が好まれる傾向にあります。
  • インフレに強い
    インフレでお金の価値が下がると、金融資産はその価値が目減りしてしまいます。その点、実物資産はインフレ時でも資産価値が下がることはありません。むしろ、お金の価値が下がることで実物資産の価値が相対的に上がるため、インフレに強い資産とされています。インフレに合わせて家賃価格を上げる、不動産を売却してキャピタルゲインを得る、といったことも可能です。
  • 流動性が低い
    実物資産には、流動性が低いという一面もあります。株式などの金融資産は取引量が多く流動性が高いため、必要に応じて換金することが可能です。しかし、不動産や美術品といった実物資産は金融資産に比べて買い手を見つけるのが難しく、換金するのに時間がかかる傾向にあります。

「不動産」という資産が持つ特長とは?

不動産投資

実物資産の代表格である不動産には、上記のような実物資産としての性質に加え、不動産ならではのメリットがあります。ひとつずつ見ていきましょう。

  • 自分たちで利用して楽しめる
    不動産はただ資産として持っているだけではなく、自分たちで利用できるのが大きな魅力です。居住用として過ごしている家なら、生活利便性を高めてプライベートな時間を増やしたり、趣味を楽しめる環境を求めたりといった目的があることでしょう。郊外の別荘なども余暇の過ごし方をより充実させる方法のひとつと考えられます。家族や友人とそういった楽しみを共有できるのもうれしいポイントですね。
  • 他者に貸し出すことで賃料等の収益を得られる
    不動産を持つ大きなメリットのひとつに、貸し出すことで家賃収入というインカムゲインを得られることが挙げられます。不動産の管理費や固定資産税といったランニングコストを家賃収入で賄うことも可能です。
  • 自己利用と運用のバランスを自分で決められる
    不動産を取得したら、自分たちで利用するのか、それとも投資物件として運用をメインとするのかはオーナー自身が決められます。どちらを目的とするかで、物件の選び方も変わってくるでしょう。また1つの不動産でも仕事で忙しい時期は投資物件として賃料の収入を得ることをメインとし、リタイアして時間ができたら夫婦で頻繁に利用したい…というふうに、現在と将来で利用方法を変化させることもできます。
  • 相続税や所得税への対策も可能な場合も
    資産を相続する際、預金や株式といった金融資産は時価で評価されますが、不動産は路線価や固定資産税評価額などによって評価されます。これらは一般的に市場価格よりも低くなる傾向にあるため、結果として相続税を低く抑えられる可能性があります。また所得税を考えた場合、不動産投資による収入から建物の減価償却や管理費といった諸経費を差し引くことができるので、こちらも節税効果が期待できます。

一方で不動産を取得する上で気になるのが、管理費や固定資産税といったランニングコストが発生する点や、資産価値維持のためのメンテナンス費用と手間がかかってしまう点です。

不動産の魅力はそのままに。維持管理の手間が少ない「ホテルコンドミニアム」という資産

留寿都外観図昼

ホテルコンドミニアムは、ホテルの客室を購入しそのオーナーとなるシステムです。これまで別荘といえば一戸建てやリゾートマンション、リゾート会員権といった利用を目的とした物件が主でした。余暇を充実させる、という目的で皆様お求めになり、今でも多くの方がお楽しみになられています。そのなかでホテルコンドミニアムはオーナー自身もホテルとして利用しつつ、利用しない期間はホテル運用を通して賃料収入(ペイバック)を得られる投資的なメリットも備えています。このユニークな運用システムによって、ホテルコンドミニアムは自分達の余暇をより充実させる別荘でありながら、不安視もされやすい維持管理の手間や負担少なくて済むという特長を持ちます。世界的に有名な高級ホテルブランド「ザ・リッツ・カールトン」も、ハワイなどでホテルコンドミニアムを分譲しており、海外では一般的な不動産商品として認知されています

別荘は自分たちが利用して楽しむことで価値を生むものですが、修繕費や管理費といった維持コストや、そのための手間や時間が発生するのが一般的です。貸し出しを行う場合も、資産価値を維持するためには日々のメンテナンスが欠かせません。

その点、ホテルコンドミニアムはホテルの運営会社等に客室の管理委託を行いますので、オーナー側からすると維持管理に関する手間がほとんどかかりません。ホテル運営会社等に対しては金銭的な負担が発生しますが、賃料収入(ペイバック)によってはその負担も軽減、もしくは利益を生み出すことができます。数ある不動産の中でもホテルコンドミニアムが特におすすめな理由は、このようなほかの不動産では見られないメリットがあるからなのです。

ホテルコンドミニアムの選び方のポイント

ホテルコンドミニアムの魅力としては「自分も利用して楽しめる」という別荘を所有する主目的を叶えるだけでなく、先述したように「維持管理の手間が少ない」というメリットがあります。さらにはその独自のシステムによって「貸し出し時の空室リスクが少ない」というメリットも挙げられます。実際の物件選びでは、これらのメリットに加えて「物件ごとの強みが自分のニーズに合うのか」という点を考えると良いでしょう。

  • 立地で考える/「国内物件」か「海外物件」
    国内でもホテルコンドミニアムは沖縄、北海道などを中心として、徐々に広がりを見せています。国内物件の魅力はアクセスのしやすさや日本語が通じる安心感から、気軽に利用できるといった点でしょう。海外のホテルコンドミニアムを所有した場合には、不動産というだけでなく「外貨」という形での資産分散をすることができます。また海外になじみのホテルを持つことで、海外旅行がより身近になるというメリットもあります。
    国内と国外の主なホテルコンドミニアム取り扱いエリアをもっとお知りになりたい方は「【ホテルコンドミニアム】ハワイ・オーストラリア・フィリピン・沖縄・北海道の取り扱い5エリアを比較します!」をご覧ください。
  • 賃料収入の仕組みで考える/「客室ごとの売り上げ」 か 「ホテル全体の売り上げ」
    賃料収入の形態では、自分が所有する部屋の売り上げに基づくものと、ホテル全体の売り上げに基づくものがあります。それぞれにメリットがあり、前者なら「オーナーは宿泊費無料」といったように自己利用時の特典が大きいケースが多く、後者では空室リスクが低いホテルコンドミニアムの中でもさらにリスクを低く抑えられる、といった特長があります。
    賃料収入の仕組みについてもっと知りたい方は「【ホテルコンドミニアムとは?】「ペイバック」の種類と仕組みについてご説明します」をご覧ください。
  • 築年数で考える/「新築物件」 vs 「築年数の経過した物件」
    新築のホテルコンドミニアムでは、ファーストオーナーとして物件を所有することができます。最新のアメニティやシステムがそろった快適な滞在が楽しめるほか、賃料も高めに設定できます。一方で、築年数の経過したホテルコンドミニアムでは減価償却費が大きくなるため、損益通算を利用した所得税の軽減が可能となります。また、課税対象額が現金と比べて低くなりやすいため、相続税の圧縮に繋がるといったメリットもあります。
    ホテルコンドミニアムを活用した節税についてもっと知りたい方は「相続税対策をリゾート不動産で。ホテルコンドミニアムの節税効果と推奨物件をご紹介」をご覧ください。

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今回は、資産という視点から見たホテルコンドミニアムの魅力をご紹介しました。自己利用と運用の双方を実現できることに加え、ホテルコンドミニアムには空室リスクが低い、メンテナンスにかかる手間が少ないなど、これまでの不動産では実現しなかったメリットがたくさんあります。

ホテルコンドミニアムは世界的にも増え続けており、その使い勝手の良さから別荘初心者の方から既にお持ちの方まで、幅広い層の方におすすめできる物件です。ぜひ資産分散の形としてホテルコンドミニアムをご検討ください。

※本記事の情報は、公開当時のものです。以降に内容が変更される場合があります。また、弊社事業所名が現在の名称と異なる場合があります。

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