2019年の幕が開け、賀詞交換会や年始の挨拶回りもそろそろ済んだころでしょうか。
フレッシュな気持ちで仕事に向き合えるこの時期は、亥年らしく「猪突猛進」に難題も乗り越えられそうな気がしますね。
さて、2019年は会社を経営される方や人事部、マネジメント層にとって大きな変更が待ち受けています。そのひとつには「改正労基法」の施行が挙げられるでしょう。時間外労働の上限設定や年間5日の有給休暇取得義務付けは代表的な内容ですね。
採用面でも一層厳しくなる、との声が聞かれます。新たに迎えたい人材に「選ばれる会社」になるよう環境を整えている、という企業も少なくないでしょう。
そのような中で、近年は法人様が東急ハーヴェストクラブに入会されるケースが増えてきています。では、どういった理由で選ばれているのでしょうか? 今回は、そのことについてお伝えしていきたいと思います。どうぞお付き合いください。
最近の若年層が優先することは? 企業の福利厚生も様変わり
企業規模を問わず、採用難が問題になる今日。特に、企業の推進力として期待される若年層や壮年層の採用は、一層難しくなると予測されています。その理由には、様々なことが挙げられるでしょうが、「生産労働人口」つまり、働く人たちの数が年々減っているということは揺るぎない事実のようです。
ではここで、彼らが仕事や職場でどんなことを優先するのか、どんな仕事を選びたいと考えているのか、少し見てみたいと思います。これが「数ある企業の中からエントリーしたい企業として見られるためのヒント」になることでしょう。
ちょうど平成30年版の『子供・若者白書』では、特集として「就労等に関する若者の意識調査の結果」が記されていました。これによると、若者が仕事を選択するうえで重要視しているものの中で上位5つは次の通りでした。
- 安定していて長く続けられること
- 収入が多いこと
- 自宅から通えること
- 自分のやりたいことができること
- 福利厚生が充実していること
類似の調査でも福利厚生を重視する意見は少なくないようです。
1この中で唯一、企業側が準備できるのが「福利厚生の充実」だと言えます。
そもそも、これまで「福利厚生」と言えば、慶弔給付が主流でした。また、少し前のことですが、大企業が社員食堂を無料化させたり、IT企業を中心に和室のリフレッシュルームを設置したり、コーヒーやちょっとしたお菓子などのリフレッシュメントを用意する、といった取り組みも話題にもなりましたね。そうした取り組みが、今では中小企業でも広がっており、ユニークなアイデアが実践されているようです。
前述を踏まえると、求職者に対して、自社の仕事内容だけでなく「ここで働くとこんなに良いことがある!」と思ってもらえることが、選ばれる企業のひとつの条件になりそうですね。
東急ハーヴェストクラブを福利厚生に! 喜んでもらえる?
さて、福利厚生とリゾート地の施設とを合わせて聞くと、「昔はよく保養所を利用したものだなぁ」と思い出される方も多いことでしょう。確かに、福利厚生で保養所を開放する、というのはよくあるもの。ですが、最近はその一部、あるいは全部を「東急ハーヴェストクラブにスイッチしたい」というご要望をおうかがいします。
東急ハーヴェストクラブの場合、法人会員として入会されても、利用方法は個人会員とまったく同じ。会社に届いた宿泊ご利用券に会員様の署名捺印があれば、それをどなたでも利用でき、ご宿泊いただけます。
つまり、受け取った従業員のみなさんは、友人たちや家族と一緒に、全国各地のリゾートエリアに広がる東急ハーヴェストクラブの施設をご予約のうえご宿泊いただける、というわけです。
企業の福利厚生の視点で見ると、東急ハーヴェストクラブの宿泊ご利用券を使って休暇をより良いものにする(=福利厚生の質を高めることができる)ということになるでしょう。
そうした意味では、あくまで福利厚生のツールのひとつなので、「利用する施設を一部限定している」「一人あたりもらえる枚数の上限は●枚まで」「必ずチケットを受け取った本人と一緒に宿泊しなければならない」といった社内ルールを設けている法人様もあるそうです。
きちんとしたルールと楽しくお過ごしいただける仕組みのバランスを取りつつ、ぜひ、社員のみなさんにリラックスしたりリフレッシュしたりする機会を楽しんでいただきたいものですね。
もちろん、福利厚生を充実させた恩恵は、新たに受け入れる社員だけでなく、いま頑張っている社員の皆様に対しても受けてもらいたいもの。宿泊ご利用券は年間で30枚(ホームグラウンド施設によっては36枚)が発行されるので、みなさんで分け合って活用できることでしょう。
さらに、法人様によっては、従業員数や利用状況等を考慮して、複数口を所有する場合もあります。
「うちの会社の場合はどのくらいの利用券があれば公平に使ってもらえるだろう? 他社はどうしているんだろうか?」といったご相談も承っておりますので、ぜひお問い合わせください。
☆東急ハーヴェストクラブの宿泊ご利用券 利用方法について詳しくはこちら
企業が東急ハーヴェストクラブを福利厚生にするメリットは?
従業員や求職者にとってもメリットの多い東急ハーヴェストクラブですが、実は企業にとってもメリットが考えられます。
東急ハーヴェストクラブを福利厚生の一環にするメリット
1. 自社所有の別荘やリゾートマンションに比べ、初期費用や維持管理コストが抑えられる
これは個人利用の場合でも同じことですが、東急ハーヴェストクラブの場合ホテルであるため、お掃除やリネン類の管理などの手間が掛かりません。
そのため、施設を常に快適な状態に維持しやすく、利用される人も気兼ねなく身軽に訪れることができます。
2. 全国に広がる施設を気軽に利用できる
保養所や別荘の場合、まず「どの場所を選べばいいのか?」という問題が出てくるでしょう。検討段階では様々な意見が出てきて、なかなか決め切れない…なんてこともありそうです。次に「その場所は従業員全員にとって最適か?」を常に意識する必要も出てきます。不公平感が出てしまっていては、福利厚生の魅力を損なうことになりかねません。
しかし、東急ハーヴェストクラブなら全国に広がる施設を気軽にご利用いただけるので、そうした心配はほとんどなくなります。
また、従業員のみなさんにとっては「家からはこの施設は行きやすい!」や「このエリアは行ったことがないから行ってみよう」というふうに、利便性や好みに応じて行き先を選べるというメリットもあります。これは、せっかくの福利厚生の制度を長く飽きずに提供できる、ということに繋がるのではないかと考えます。
数年ご利用いただけば、その利用状況から、従業員たちにとってどの施設が一番人気なのか? などを推測することもできるので、以後の宿泊ご利用券の運用方法を最適化することにも貢献しそうです。
3. 運用の手間も大幅削減
多くの法人様の場合、宿泊ご利用券の運用ルールを定められており、予約については「受け取った従業員の方がそれぞれが行う」とされているようです。
一方で、「利用状況の把握や適切な管理のために、総務部などの部署が予約を代行する仕組みにしたい」とご希望になる法人様もいらっしゃいます。
ただ、そうなると「担当部署は通常業務に加えて、宿泊の手配等を行うことになるので、手間になるかもしれない」とのギモンが出てくる場合も…。ですが、ご安心ください。有料ではありますが、予約を代行するサービスもご用意しています。サービスの内容は一般の会員様とは異なりますので、ぜひお問い合わせください。
※ご宿泊等の利用方法は一般の会員様と同じです。
※予約代行サービスは一般のご予約方法と異なる部分がございます。
4. 研修や合宿の際にもご活用いただけます
企業では、各種研修や合宿などを開催する機会もあるでしょう。その場所を決め、予約をし、備品等を準備するのは意外に骨が折れるもの。また、実際に足を運んだ社員のみなさまにとって、研修はしっかり集中し、フリータイムはリラックスして英気を養うような環境でなければ、せっかくの機会を十二分に活かすことができない、なんてことにもなりかねません。
東急ハーヴェストクラブでは、多目的ルームとしてご利用いただける施設もございます。たとえば、「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根翡翠」は落ち着いた大人のリゾート。新規事業の構想を練ったり、経営計画の素案を作るなど少数精鋭で集中して行う合宿や管理職のみなさまを集めた研修などにはうってつけでしょう。
一方、「東急ハーヴェストクラブ伊東」は、徒歩圏内にビーチがあるので夏場なら海水浴を楽しむなどアクティブな若手社員のみなさまの合宿に良さそうです。さらに夜は温泉でリラックスすれば、いいアイデアや今まで考えつかなかったような革新的な方法が思い浮かぶ、ということもありそうですね。
上述のような活用のほか、お取引先へのプレゼントとして活用される法人会員様もいらっしゃるようです。いくつか事例をご紹介していますので、どうぞ参考にご覧ください。
東急ハーヴェストクラブで社員のみなさまの英気を養うひと時を
東急ハーヴェストクラブは、日常の中で気軽にリゾートライフを満喫できる場所であると同時に、社員のみなさまにリフレッシュして英気を養っていただく場としてもご活用いただけることでしょう。
そうした時間に憩うことで、再び「さあ頑張ってはたらこう!」という気持ちを持ってもらえたなら、企業にとっても社員のみなさまにとっても嬉しい循環が生まれるはず。
ただ、導入事例もお示ししましたが、企業様によってご利用スタイルは多種多様だと推察されます。貴社に合ったリゾートプランを営業スタッフがご提案いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。